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【組織開発】強いチームビルディングを行うために必要なこととは?戦略をお聞きしました

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【組織開発】強いチームビルディングを行うために必要なこととは?戦略をお聞きしました

2026年05月01日

聞き手:荻津 陽(株式会社プロベル執行役員)
ゲスト:牧野 真雄さん(株式会社カイシン代表)

牧野さんの詳細はこちら:https://probel.jp/pro/p/436/

事業承継やM&Aなど、組織の転換期に生じるさまざまな課題。今回は、組織コンサルティングのプロフェッショナルである株式会社カイシンの牧野さんにインタビュー。個人・組織・制度をトータルで見る「総合医」としてのアプローチや、組織に不可欠な「一貫性」の考え方、そして自走する強いチームを作るための秘訣をうかがいました。

18歳から「人」を探求!カイシンの“トータルな組織支援”とは

荻津:本日は、組織コンサルティングのプロフェッショナルである、株式会社カイシンの牧野さんにお越しいただきました。牧野さん、よろしくお願いいたします。

牧野さん:よろしくお願いいたします。

荻津:まずは、牧野さんのこれまでのご経歴と、現在のお仕事についてお話しいただけますでしょうか。

牧野さん:私は18歳の時に「人と組織をマスターしよう」と決意し、大学では人間科学や生理心理学を専攻しました。卒業後は、いち早くマネジメントを身につけられる外食産業に就職し、1億円以上の売り上げを誇る大型店舗や、業績不振店舗の立て直しなどを経験しました。その後、人材系コンサルティング会社で経営者支援サービスの企画責任者や講師を務め、独立して現在のカイシンを立ち上げました。今年で創業から14年目になります。

荻津:18歳の頃から明確な人生設計をお持ちだったのですね!現在、貴社では具体的にどのようなサービスを提供されているのでしょうか。

牧野さん:メインとしているのは、組織のコンサルティングと企業研修です。私たちの特徴は、個人を育てる「人材開発」と、人間関係や企業風土などのソフト面、そして制度設計などのハード面を作る「組織開発」をトータルで見ている点です。その会社が目指す方向に対して今何をすべきか、課題の分析から解決まで一貫してコミットするサービスを行っています。

組織を強くするための鍵は「一貫性」にあり

荻津:貴社には、どのような課題を持った企業様からのご相談が多いのでしょうか。

牧野さん:もっとも多いのは、「組織を変えたい」というタイミングでのご相談です。中小企業様であれば事業承継の前後、大手企業様であればM&Aの後に組織を整えたいといったケースですね。あるいは、特定の部署の立て直しをご依頼いただくことも多いです。

荻津:そうしたお悩みに対して、どのようにアプローチしていくのですか?

牧野さん:まずは、経営陣がしっかりとした「チーム」になっているかを確認します。理念やビジョン、目指す方向を明確にし、トップと経営幹部が一枚岩になって進めているかが非常に重要だからです。そのため、経営陣のチームビルディングから入り、強い経営チームができた上で人事面や組織面のお手伝いをするという流れが多いですね。

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荻津:コンサルティングを進める上で、牧野さんが一番大切にされている考え方は何でしょうか。

牧野さん:私が様々な企業をご支援する中で確信したのは、組織においてもっとも大事なものは「一貫性」であるということです。

荻津:一貫性、ですか。

牧野さん:はい。根本にある「経営理念」や「ビジョン」というコアな価値観に対し、事業展開や人事理念といった「あり方」、そして実際の制度やマネジメントなどの「やり方」がすべてリンクしている必要があります。専門家ごとにバラバラに依頼すると、制度は作ったけれど現場の価値観と噛み合わない、ということがよく起きます。だからこそ、私たちは組織の「総合医」として、一貫性があるかどうかを全体的に見ながら、本当の課題(真因)を見つけ出すことに力を入れています。

荻津:なるほど。それぞれの専門家に頼むのが当たり前だと思っていましたが、根本の価値観がずれてしまうリスクがあるのですね。総合医として全体を見ていただけるのは、企業にとって非常に心強いです。

事業承継を成功に導く「企業文化」と8つのアプローチ

荻津:総合医として課題を見つけた後、具体的にどのように解決策を実行していくのでしょうか。

牧野さん:独自の診断を用いて課題を洗い出し、「8つのアプローチ」で解決策を提示します。具体的には、理念体系の構築、社員の働く環境を整える「社員支援」、社内の「コミュニケーション」の設計、「採用」「組織デザイン」「人材教育」「制度設計」、そして最適な「ツール」の導入です。

荻津:コミュニケーションも「設計」するものなのですね。

牧野さん:その通りです。例えば、「理念が浸透しない」という企業様に話を聞くと、全社会議で年に数回話すだけだったりします。それでは決して浸透しません。会議や朝礼、あるいは評価制度の中に、理念を語り合う仕組みを意図的に組み込んでいく必要があるのです。

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荻津:先ほど、事業承継のタイミングでのご相談が多いとうかがいましたが、事業承継がうまくいかないケースにはどのような原因があるのでしょうか。

牧野さん:一番最悪なのは、前社長派と新社長派で社内が二分してしまうパターンです。あるいは、新しい社長を見ずに「先代はこうだった」と過去ばかり振り返ってしまうケースもあります。

荻津:そうした事態を防ぐためには、どうすればよいのでしょうか。

牧野さん:だからこそ、企業文化や風土を作ることが重要なのです。社長の個人的な影響力に依存するのではなく、しっかりとした企業文化を根付かせ、社員が自ら動く自走型の組織を作っておけば、トップが交代しても組織は揺らぎません。

サバゲーも!?独自のオーダーメイド研修と圧倒的な実績

荻津:研修についても具体的にうかがえますか。

牧野さん:当社の研修は、単発でやりっぱなしにするのではなく、現場でどう生きたかをフォローすることを前提としています。手法としては、ディベートやロールプレイングを交えた「講義型」、実際の社内課題について話し合う「ワークショップ型」、そして全く業務と関係ない活動を通じた「アクティビティ型」の3つがあります。

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荻津:アクティビティ型とは、どのようなことをするのですか?

牧野さん:例えば、元自衛隊のメンバーを講師にしたサバイバルゲームなどを通じて、チーム作りを学んでいただくこともあります。遊びの中で本気になり、そこからの気づきを実際の仕事やチームビルディングに繋げていくのです。対象者や目的に合わせて、これらを組み合わせた完全オーダーメイドの研修をご提供しています。最短2週間での実施も可能ですし、課題によっては1ヶ月前からじっくりとプログラムを練り上げることもあります。

荻津:最後に、貴社のサポートで成果が出た事例を教えてください。

牧野さん:あるIT企業様では、50代中心の部署で人間関係がギスギスしていましたが、チームビルディングを行った結果、雰囲気が劇的に改善し、全社的な取り組みへと波及しました。また、100名規模の老舗モノづくり企業様では、トップダウンの風土を変えるために介入し、執行役員制度の導入や社内プロジェクトの発足などを行いました。今では離職率も下がり、社員が一丸となって過去最高の業績を記録しています。

荻津:組織の根本から見直し、一貫性を持たせることで、そこまでの変化が生まれるのですね。本日は、組織開発の本質に迫る大変有意義なお話をうかがうことができました。牧野さん、ありがとうございました!

牧野さん:ありがとうございました。


牧野さんの詳細はこちら:https://probel.jp/pro/p/436/

インタビュー動画はこちら:https://youtu.be/Rj_I1FokaIg

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