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再生数が伸びなくても、売り上げや採用につなげる。アカシアに聞く、YouTubeと他の施策を組み合わせる運用

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再生数が伸びなくても、売り上げや採用につなげる。アカシアに聞く、YouTubeと他の施策を組み合わせる運用

2026年10月22日

YouTubeを始めたいものの、再生数が伸びるか分からないまま、継続的に予算や人手をかけることに不安がある。そう感じる企業に対し、YouTube単体の成長だけを前提にせず、営業や広告、採用活動と組み合わせる方法を提案しているのが、株式会社アカシアです。

代表取締役の岡本陸哉さんに、動画制作からマーケティング支援へと広がった経緯と、企業の目的からYouTubeの役割を考える運用についてうかがいました。

ゲスト:岡本陸哉さん(株式会社アカシア・代表取締役)
聞き手:田中磨生(株式会社プロベル)

詳細はこちら:https://probel.jp/pro/p/90/

動画を納品するだけでなく、事業にどう役立てるかまで考える

田中:岡本さんは、動画制作だけでなく、YouTubeを使ったマーケティング全体を支援されています。どのような経緯で、今の仕事を始めたのでしょうか。

岡本さん: 大学3年生のとき、コロナ禍で、それまで続けていた硬式野球も、学校も、アルバイトもできなくなりました。時間ができたなかで、自分の力で稼げることはないかと考えて始めたのが、動画制作です。

独学で売り上げを立てられるようになったので、もっと挑戦しようと1年間休学し、動画の仕事に取り組みました。手応えを感じて大学に戻り、4年生のときに株式会社アカシアを設立しました。今は、YouTube運用代行と動画制作が事業の大きな柱になっています。

もともとは動画制作が中心でしたが、僕はお客様に対して、よく言えばおせっかいで、いろいろと口を出す方なんです。そこを評価していただき、動画以外のマーケティング支援や、経営に関わる立場で仕事をする機会もありました。その経験を経て、今のYouTubeや動画を使った支援につながっています。

田中:求められた動画を納品するだけでも仕事は成り立つと思いますが、そこから踏み込んで提案するのは、なぜなのでしょうか。

岡本さん: お客様に本気で向き合いたいという思いがあるからです。制作の仕事をきちんと回すことも貢献の一つですが、もっと役に立ちたい、関係を深めたい、それによって事業によい影響を与えたいという気持ちが強いんです。

最初のころは、動画を作れるならYouTubeにも詳しいだろうと期待され、「伸びないけれど、どうすればいいか」といった相談を受けました。そこに応えていくうちに、チャンネルが伸びたり、事業によい影響が出たりしたことが原点になっています。

その後は、SNSとの連携や、SEO・オウンドメディアとYouTubeをどう組み合わせるか、といった相談も増えました。SEOや広告に関わった経験も、今のYouTube支援に生きています。

再生数や登録者数の先にある、企業の目的を見失わない

田中:お客様にとってYouTubeは手段で、その先に売り上げを伸ばすなどの目的がありますよね。プロジェクトでも、その目的を重視されているのでしょうか。

岡本さん: そうですね。目的は売り上げかもしれませんし、採用やブランディングかもしれません。僕たちは、企業の目的に沿って、YouTubeを一つの手段として使うことを意識しています。

もちろん、登録者数などの目標も設定して追いかけます。ただ、初回の商談からお伝えしているのは、YouTubeには、運用を工夫しても運の要素があるということです。企業のチャンネルなら、出演する方の話し方や声などにも左右されます。

だから、僕たちは「YouTubeが大きく伸びなければ成果も出ない」という形にしないことを考えています。実際に、登録者が300人ほどでも、YouTubeが何らかの形で関わって、1000万円以上の利益につながったお客様もいます。

YouTube単体で月30件ほどのリードを獲得し、年間1億円以上の売り上げにつながったチャンネルもありますが、すべての企業が同じように進められるわけではありません。他の集客・採用施策との組み合わせや、視聴した人が問い合わせ・応募に至るまでの流れも整えていきます。

企業の目的から考える_0510

田中:YouTubeだけで人を集めるのではなく、SEOやSNSで知ってもらった人に動画を見てもらい、商品への理解や信頼を深めて、問い合わせにつなげる使い方もあるのですね。

岡本さん: その通りです。YouTube自体が集客の媒体として機能するのはよいことです。ただ、登録者を増やし、そこから新しいお客様を次々に獲得するのは簡単ではありません。

僕たちは、YouTubeを「媒介」として考えることが多いです。YouTubeがあることによって、他の施策や広告によい影響を与えるには、どのようなメディアを作ればよいか。その視点で設計しています。

メール営業や広告の反応を、動画で後押しする

田中:他の施策とYouTubeを組み合わせると、具体的にはどのような変化があるのでしょうか。

岡本さん: 例えば、フォーム営業やメール営業です。送る文章に、相手にとって役立つ情報を伝えるYouTube動画を添えておくだけで、返信率が上がることがあります。その結果、アポイントや成約につながるという使い方です。

最近多いのは、Web広告との組み合わせです。広告でランディングページを見た人が、すぐに問い合わせるのではなく、会社名や商品名を検索することがありますよね。そのときにホームページだけでなくYouTubeも見つかると、動画を見てもらえます。

そこで信頼していただき、メルマガ登録や問い合わせ、資料請求につながる。YouTubeとの因果関係が数値上ははっきり見えなくても、始めてから広告の獲得単価が下がった、というケースがあります。

広告と動画を組み合わせる_0835

田中:動画編集そのものというより、マーケティングのなかで動画をどこに置くかが大切なのですね。YouTubeが伸びるかどうか分からず、踏み出せない企業にも関わる話だと感じます。

岡本さん: そうなんです。伸びるか分からないものに予算やリソースを使うのが不安で、始められない企業はあると思います。だからこそ、伸びた場合だけを前提にせず、思ったほど伸びなくても役立つ運用を考えています。

例えば学習塾なら、まず、どこから生徒が来ているのかをうかがいます。チラシで認知を得られているなら、そこにYouTubeのQRコードを載せ、授業を体験できるようにする方法があります。

僕の地元の兵庫県では、高校入試が終わると、塾がローカルテレビに出演して問題を解説していました。それをYouTubeで行うのも一つの方法です。受験を終えた人だけでなく、1年後、2年後に受験する人も見に来ますし、動画が残れば、過去問の演習で分からないことがあったときにも見てもらえます。解説が分かりやすければ、授業を受けてみたいと思ってもらえるかもしれません。

競合の動画で何が人気かを見るだけでなく、もともとの集客の流れや、うまくいっていない部分に合わせて使い方を考えます。

5〜10本の動画を、営業や採用の「受け皿」にする

田中:継続的なYouTube運用に加え、単発で利用できるサービスもあるそうですね。どのような内容なのでしょうか。

岡本さん: 一つは、企画から制作までを担当し、本数や業務範囲を決めて継続的に支援するYouTube運用代行です。もう一つが、「ウケザラ」という単発のYouTube運用サービスです。

「ウケザラ」は、5〜10本ほどの動画を作り、集客や採用で、見てもらってから問い合わせ・応募に至るまでの歩留まりを改善したり、ブランディングにつなげたりするものです。

YouTubeは、業種によって力を入れるべき度合いが違います。たくさん発信することが効果的な業種もあれば、例えば製造業の採用なら、必要な動画が5〜10本あるだけでも、有効なメディアになると考えています。

田中:YouTubeを始めるなら、ずっと更新し続けなければならない、という考え方とは違うのですね。

岡本さん: はい。専門家がいないなかで自社で続けるか、期間や予算を確保して大きなプロジェクトとして外注するか。それだけでは、始めにくい企業もあります。

まず5〜10本作り、よければ続けるという選択肢があれば、YouTubeに取り組みやすくなります。その企業に合った戦略や動画を用意し、活用する価値を体感していただきたいと考えています。

田中:一つのチャンネルを、ランディングページやホームページに近い発想で作るイメージでしょうか。

岡本さん: ランディングページは近いと思います。自社が選ばれる理由などを、YouTubeというメディアで受け入れられる自然な形にしていきます。伸びることも目指したいので、YouTubeの市場に合う切り口や見せ方も考えます。

田中:採用なら、オフィスツアーや社員の1日への密着、インタビューなどを用意して、会社のことを伝えるのですね。

岡本さん: その通りです。作った動画を採用ホームページや求人媒体にも載せて、そこに来た人に見てもらう使い方ができます。

求人情報を見つけた人も、その情報だけで応募するとは限りません。会社名を調べたときに、文章だけでは分からなかった実際の雰囲気が動画で伝われば、応募につながる可能性があります。YouTubeがなければ応募しなかったかもしれない人にも、会社を知ってもらえるわけです。

採用導線での活用_1545

田中:更新を続けること自体を目的にせず、売り上げや採用の課題に合わせて、YouTubeの使い方を相談できるのですね。

岡本さん: そうですね。YouTubeは成果を出すのが簡単とは限りませんが、適切に活用すれば、事業全体によい影響を与えられる媒体だと思っています。

予算やリソースが壁になる場合も、「ウケザラ」や継続的な運用など、状況に合わせて形を考えられます。まずは、どのように活用できるかをご相談いただければと思います。

田中:再生数だけを見るのではなく、今ある営業や採用の流れまで含めて考えることが大切なのですね。岡本さん、本日はありがとうございました。

岡本さん: ありがとうございました。


株式会社アカシアの強み・特徴

  • 【事業の目的から組み立てるYouTube運用】:売り上げ・採用・ブランディングなど、企業が実現したい目的からYouTubeの役割を設計。登録者数や再生数も追いながら、視聴者が問い合わせや応募へ進むまでの流れを整え、チャンネル単体の成長だけに依存しない活用を考えます。
  • 【営業・広告・Webサイトと動画をつなぐ提案】:メール営業への動画の添付、広告で知った企業を検索する人への情報提供、塾のチラシと授業動画の連携など、既存の接点に動画を組み込みます。動画の制作だけで終わらず、事業全体のなかでどこに活用すると効果的かを検討します。
  • 【必要な動画から始められる単発支援】:継続的な運用代行に加え、5〜10本の動画を用意する「ウケザラ」を提供。自社が選ばれる理由や職場の雰囲気を伝えるコンテンツを整え、採用サイトや求人媒体などでも活用することで、限られた本数から営業・採用の理解促進を図ります。

詳細はこちら:https://probel.jp/pro/p/90/

インタビュー動画はこちら:https://www.youtube.com/watch?v=DG__Z7axcow

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