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フォロワー35万・月間5300万再生!「ゲリラ取材」でバズる動画を生むSNS運用のプロの思考法とは?

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フォロワー35万・月間5300万再生!「ゲリラ取材」でバズる動画を生むSNS運用のプロの思考法とは?

2026年07月29日

台本どおりに話してもらうより、思いがけない質問から、その人らしい言葉が出てくることがあります。街頭インタビューや密着撮影を通じて、人物や企業の魅力を動画にしているのが、株式会社Cysです。

今回は、代表の池島寛悟さんに、製薬会社の営業からSNS事業へ転じた背景、自社メディアの運営から得た経験、企業と一緒にアカウントを育てる際の考え方をうかがいました。

ゲスト:池島寛悟さん(株式会社Cys・代表取締役社長)
聞き手:竹村優(株式会社プロベル)

池島さんの詳細はこちら:https://probel.jp/pro/p/126/

製薬会社の営業から、XをきっかけにSNSの仕事へ

竹村:現在のSNSのお仕事と、新卒で入られた会社のお仕事は、かなり違う分野だと思います。まず、ご経歴と、この分野に進んだきっかけを教えてください。

池島さん:大学を卒業して、外資系の製薬会社に入社しました。そこで8年ほど営業をした後、独立しています。今の会社は、私にとって3つ目の創業になります。

子どもの頃から、会社を経営していた祖父の姿を見て、いつか自分も会社をつくりたいと思っていました。ただ、大学生のときにすぐ起業する勇気はなく、人の健康に関わる仕事がしたいという思いから、製薬会社に入りました。

仕事には一生懸命取り組んでいましたが、起業したい気持ちもずっとありました。入社5年目くらいに、「今から何か準備をしておこう」と始めたのが、当時のTwitter、今のXです。発信が広がれば、会社をつくったときに、自分のサービスの告知などにも使えると考えました。

竹村:起業の準備として始めたXに、どのような可能性を感じたのでしょうか。

池島さん:フォロワーが増えるにつれ、トークイベントへの出演や出版、転職など、いろいろな声がかかるようになったんです。普通の会社員だった自分にも、こんな機会が生まれる。SNSには面白い世界があると感じました。

一方で、すごい経験や能力を持っていても、SNSをうまく使えている人は、それほど多くないとも思いました。それなら、SNSの使い方を教えたり、運用を支援したりすることが仕事になるのではないかと考え、最初はXの運用から始めました。

ただ、文章で発信を続けるうちに、お客さまのことをもっと伝えられないかと思うようになりました。動画のほうが情報量も多く、魅力を伝える幅も広がります。そこから動画へと移り、今はTikTokやYouTubeでお客さまの魅力を発信するとともに、自分たちのメディアも運営しています。

好きなことから始めた自社メディアが、採用や仕事の接点にもなった

竹村:企業のSNS運用だけでなく、自社でもいくつかのチャンネルを育てられていますよね。代表的なものを紹介していただけますか。

池島さん:最初に始めたのは、ファッションのチャンネル「JAPAN STREET STYLE」です。街で声をかけ、何を着ているか、コーディネートで何を意識しているかを聞いています。

ファッション以外にも、最近はまっていることや、将来の夢などをうかがいます。その人の人間性まで見えたほうが面白いので、そうしたインタビューを動画にして発信しています。東京から始めて、大阪、北海道でも撮影するようになりました。

1つのメディアをつくったら、YouTube、TikTok、Instagramそれぞれに、編集のテイストを少し変えて動画を出しています。取材時点では、JAPAN STREET STYLEのYouTube登録者は約16万人です。取材で紹介した2025年4月時点の資料では、3媒体の合計フォロワー数は約35万6,000人、月間平均の総再生回数は約1,290万回になっています。

全媒体の実績

竹村:好きなことから始めたメディアが、かなり多くの人に届いているのですね。会社にとっては、どのような効果がありましたか。

池島さん:再生に伴う収益だけでなく、採用にもつながっています。今、目の前に座っている新入社員も、このチャンネルがきっかけです。編集を業務委託でお願いしている方々とも、ここからつながり、一緒に仕事をするようになりました。

始めたときは、採用を狙っていたわけではありません。私は顔を出さず、声だけで出演していたので、まさかそこから人を採用できるとは思っていませんでした。そうした効果が生まれたことにも、SNSの面白さを感じています。

竹村:もう1つ、仕事や給料について聞くチャンネルも運営されていますね。

池島さん:はい。「街角給与明細」というチャンネルです。街で出会った方に仕事や給料についてうかがい、その人から面白い話を引き出して、見てもらえるコンテンツにしています。

こちらもYouTube、TikTok、Instagramへ出していますが、特にTikTokが伸びています。同じ資料では、TikTokのフォロワーは約8万7,000人で、月間平均の再生回数は約3,500万回。3媒体を合わせると、フォロワーは約20万人、月間平均の総再生回数は約5,300万回です。

ここからも「働きたいです」というDMをいただいたり、お仕事のご相談をいただいたりしています。単にたくさん見られるだけでなく、会社との接点にもなっています。

街角給与明細の実績

台本で演じてもらうより、その人の生の言葉を引き出す

竹村:どちらも、街で声をかけ、質問を通じてその人を知ってもらう動画なのですね。企業のお仕事でも、同じような撮影が多いのでしょうか。

池島さん:そうですね。シナリオを書いて、そのとおりに演じてもらうコンテンツなら、私たちより得意な会社もたくさんあると思います。私たちが得意なのは、現場に行って話し、その人の生の言葉をコンテンツにすることです。

もちろん、何も考えずに行くわけではありません。「こういうことを聞いたら面白いかもしれない」「視聴者は、こんなことを知りたいのではないか」ということは、撮影前に考えます。そのうえで実際に質問し、返ってきた言葉から、その人の魅力を引き出していきます。

竹村:私も撮影していただきましたが、事前には教えてもらっていなかった、想定外の質問がたくさん来ました。撮られる側としても面白かったです。

池島さん:予定調和で、それらしく演じている感じより、リアルなものがよいと思ってつくっています。スタジオで1時間話して終わるというより、1日密着し、時間をかけてコンテンツをつくることもあります。

お客さまと同じ側に立ち、自社メディアのように考える

竹村:SNSの運用では、お客さまと一緒に走っていくことになります。プロジェクトで大切にしていることはありますか。

池島さん:お客さまと向かい合うというより、横に並び、一緒に仕事をするような感覚を大切にしています。仲間になりたいんです。

お客さまが「こうしたい」とおっしゃっても、私たちの目線で違うと思えば、きちんとお伝えします。お客さまのチャンネルも、自社のチャンネルを伸ばすくらいの気持ちで考え、取り組んでいます。

「俺たちは仲間だから」と言っていただけることもありますし、動画が伸びたことがうれしくて、夜に電話をくださり、1時間くらい話すこともあります。そうしたときは、私たちもうれしいですね。

竹村:同じ側に立って成果を喜べる関係なのですね。チャンネルを育てるために、普段から意識されていることも教えてください。

池島さん:引き出しを増やすことです。YouTubeやTikTokをたくさん見て、今どのようなものがトレンドなのか、何と何を掛け合わせたら面白いのかを、常に考えています。

竹村:一緒にお仕事をする中でも、池島さんは本当によく考えられると感じています。動画を出して終わりにせず、振り返りながら取り組まれるところが印象的です。

池島さん:ありがとうございます。自分たちでもメディアを運営し、見ていただけていることは、自信のある部分です。会社員として8年ほど働いた経験もありますので、お客さまときちんとコミュニケーションを取りながら進めることも、大切にしています。

企画・撮影・編集から、投稿やアカウントの管理まで支援

竹村:企業が依頼する場合には、具体的にどこまでお任せできるのでしょうか。

池島さん:企画、撮影、編集から運用まで、一気通貫でお任せいただく形です。編集した動画を見ていただき、フィードバックをもとに修正し、コンテンツを仕上げます。

投稿やアカウントのアイコン変更など、細かな運用作業も私たちが担当します。お客さまには企画の打ち合わせなどでコミュニケーションを取る時間をいただきますが、それ以外は、基本的に私たちが進めるスタイルです。

主にTikTokとYouTubeの運用を行っています。制作した動画をInstagramへ出したり、ご自身のXに載せたりするなど、二次利用していただくこともできます。

制作運用の流れ

竹村:動画をつくるところだけでなく、実際にアカウントを動かすところまで任せられるのですね。制作本数などは、どのように決めていますか。

池島さん:TikTokでは、月8本、12本、16本といった形で、本数と撮影日数に応じて分けています。YouTubeでは、20分程度の長い動画を想定し、月2本、4本、6本などの形で制作・運用しています。

ご相談は採用に関するものが多く、中小企業のお客さまが中心です。ただ、SNSを始めれば人を採用できるというわけではありません。採用全体の戦略の中で、有効な施策の1つとしてSNSを使う、という考え方が大切だと思います。

竹村:既存の採用施策との組み合わせも含め、目的に合わせて考えることが必要なのですね。最後に、今後目指していることを教えてください。

池島さん:「令和のメディア王」になることです。自分たちでもチャンネルを立ち上げ、メディアを育てていきたいと思っています。

竹村:自社でアカウントを育てている経験と、一緒に考え、取り組んでくださる姿勢が伝わりました。採用や集客にSNSを使いたいという方は、一度相談してみていただければと思います。本日はありがとうございました。

池島さん:ありがとうございました。


株式会社Cysの強み・特徴

  • 【自社メディアの運営経験を、企業のSNS支援にも活用】:ファッションや仕事をテーマにした街頭インタビューのメディアを、自社で企画・撮影・運用。媒体ごとに動画の編集を調整し、多くの視聴者に届けるだけでなく、採用や業務委託のつながり、仕事の相談も生まれています。自らチャンネルを育てる経験を、企業支援の土台にしています。
  • 【質問と密着撮影で、その人らしい言葉や魅力を引き出す】:撮影前に視聴者の関心や質問を考え、現場での対話から得た生の言葉をコンテンツにします。台本に沿って演じてもらう方法よりも、自然な受け答えや人間性が見える動画を得意とし、企業やそこで働く人の魅力を伝えます。
  • 【企画から運用まで担い、同じ側に立って改善を考える】:企画・撮影・編集・修正から、投稿やアカウントの管理まで対応。お客さまとの打ち合わせを通じて目的を共有し、必要な意見も伝えながら、自社メディアを育てるような姿勢で取り組みます。採用では全体の戦略を踏まえ、SNSを施策の1つとして位置づけています。

池島さんの詳細はこちら:https://probel.jp/pro/p/126/

インタビュー動画はこちら:https://www.youtube.com/watch?v=wMezCESxOqI

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