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インサイドセールス代行会社10選|支援範囲・費用・商談品質で比較

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インサイドセールス代行会社10選|支援範囲・費用・商談品質で比較

2026年10月22日

※本記事は当社独自の基準に基づき作成・編集しており、【プロベルおすすめ】と記載があるものは、プロベル有料掲載社のプロモーションが含まれます。

資料請求のあった顧客へ連絡できていない、新規企業の開拓に人を割けない。こうした課題を解消する手段が、インサイドセールス代行です。ただし、問い合わせ後のフォローと、接点のない企業への営業では、必要な体制やノウハウが異なります。

依頼先を選ぶ際は、アポイント数だけでなく、どの顧客に接触し、どんな条件で商談を渡してくれるかを比較しましょう。本記事では、インサイドセールスを中心とする営業支援会社と、顧客フォローを相談できるBPO会社の計10社を紹介します。対応範囲の違いに加え、費用の見方や運用開始前の準備も解説します。

インサイドセールス代行に任せられる業務

インサイドセールス代行は、電話やメールなどの非対面の手段で見込み顧客と接点を持ち、検討状況を把握しながら商談につなげる業務を外部へ任せるサービスです。すぐに購入しない顧客への継続フォローや、営業担当者への情報の受け渡しまで含めるかによって、依頼内容が変わります。

反響対応のSDRと新規開拓のBDR

SDRは、資料請求やセミナー参加などで接点を持った見込み顧客に対応する営業活動です。問い合わせへの初回連絡、課題の聞き取り、検討時期に合わせた再接触などを通じて、商談へ進む機会をつくります。
例えば資料請求が増えているのに営業担当が追い切れない場合は、対応の速さと、その後も追客を続けられる体制が選定の軸になります。

BDRは、狙う企業や部署を選び、まだ接点のない相手へ働きかける新規開拓の活動です。企業・担当者の調査や、相手の役割に合う訴求の設計が必要になります。反響対応を増員するだけでは届かない顧客層へ接点を広げたい場合に検討するとよいでしょう。

テレアポ代行・商談代行との違い

テレアポ代行は、電話によるアポイント設定を主な目的とします。インサイドセールス代行では、顧客の課題や検討状況を蓄積し、適切な時期に商談へつなぐ継続的な活動まで扱うことがあります。電話を使う点は共通していても、依頼する成果は同じとは限りません。

商談代行は、設定された面談でのヒアリングや提案、クロージングなどを任せるサービスです。アポイントを増やしても社内に提案する人がいなければ、そこで営業活動が止まります。
会社によって複数の工程をまとめて支援しているため、名称だけで判断せず、「接触・育成・日程調整・商談実施のどこまでか」を提案書で確認してください。

インサイドセールス代行会社の比較一覧

まずは、自社が任せたい業務と各社の支援の特徴を照らし合わせてください。新規商談の創出を主に扱う会社に加え、既存顧客へのフォローや周辺業務をまとめて相談できる会社も含めています。

会社名主な支援・強み向いている依頼
株式会社Early Bird【プロベルおすすめ】複数チャネルの検証からIS・FSまで営業手法の選定から商談後まで見直したい
株式会社XtoX【プロベルおすすめ】認知から受注までの導線を統合設計集客と商談化を一緒に改善したい
株式会社Emooove【プロベルおすすめ】部署・役職を絞った決裁者開拓決裁者との新しい接点をつくりたい
LongWave株式会社【プロベルおすすめ】非対面の開拓と商談・訪問支援を接続商談を担う人員まで不足している
株式会社SALES ASSET【プロベルおすすめ】営業活動の分析と型化を含む支援商談を増やすだけでなく受注まで改善したい
株式会社START WITH WHY【プロベルおすすめ】顧客・訴求の仮説検証から営業を実行ターゲットや営業モデルから相談したい
Fado株式会社【プロベルおすすめ】既存顧客へのフォローと周辺BPO顧客対応を含めて業務をまとめたい
SALES ROBOTICS株式会社企業・活動データを使う専任チーム運用発掘と継続フォローを仕組み化したい
ブリッジインターナショナル株式会社顧客対話と営業との分業・受け渡しを設計検討期間の長い顧客を継続して育成したい
DORIRU株式会社未接点企業を狙うアウトバウンド・BDR反響対応を社内に残し新規開拓を外注したい

インサイドセールス代行を相談できる会社10選

ここからは、各社の対応業務と運用の特徴を紹介します。公開価格は公式サイトおよびプロベル掲載情報の目安です。税区分、含まれる稼働量、追加費用は正式な見積もりで確認してください。

株式会社Early Bird【プロベルおすすめ】

株式会社Early Bird

出典:株式会社Early Bird

会社名株式会社Early Bird
サービス・支援領域BtoB営業支援
主な対応業務営業戦略、IS、商談・クロージング、SFA/CRM設計・運用
運用・連携の特徴複数施策を検証し、データや改善履歴を共有
料金プロベル掲載のインサイドセールス支援は月額20万円〜。範囲・稼働量・税区分は要確認

株式会社Early Birdは、ターゲットや営業戦略の設計から、見込み顧客の獲得・育成、商談・クロージングまでを支援しています。テレアポ、フォーム、手紙、LinkedInなど複数の手法を扱うため、最初から一つのチャネルに絞れない段階でも相談しやすい会社です。

施策を試した後は、リード数やアポイント数に加え、商談の品質を定量的に分析し、成果につながる施策へリソースを寄せていきます。
SFA/CRMの設計・運用、スクリプトや改善履歴の共有も支援内容に含まれます。自社に営業の進め方を残したい場合は、検証する施策と、引き継ぐデータ・資料をまとめて相談するとよいでしょう。

筆者・監修者のおすすめポイント

自社に合う営業手法を検証しながら、インサイドセールスと商談担当の分断も改善したい企業に向いています。

株式会社Early Birdの詳細ページを見る

株式会社XtoX【プロベルおすすめ】

株式会社XtoX

出典:株式会社XtoX

会社名株式会社XtoX
サービス・支援領域統合型マーケティング&セールス支援
主な対応業務戦略策定、リード獲得・育成、インサイドセールス、実行支援
運用・連携の特徴独自レポートを用いた定例会と改善、内製化まで伴走
料金要問い合わせ

株式会社XtoXは、商品・サービスの認知から受注までの導線を設計し、コンサルティングと実行支援を組み合わせる会社です。電話、フォーム、手紙、ビジネスSNSなどのリード獲得施策に加え、フォロー電話やMA導入などのリード育成施策も扱っています。

営業活動の各施策を管理・分析し、費用対効果を検証する点が特徴です。独自レポートに基づく定例会を通じて改善し、内製化まで伴走します。見込み顧客を増やす施策と、その後の商談化が別々に動いている企業は、どの工程を同じチームで担ってもらうかを整理して相談できます。

筆者・監修者のおすすめポイント

リード獲得から商談化までの導線を見直し、マーケティングと営業の施策をつなげたい企業に適しています。

株式会社XtoXの詳細ページを見る

株式会社Emooove【プロベルおすすめ】

株式会社Emooove

出典:キーマンアポインター

会社名株式会社Emooove
サービス・支援領域キーマンアポインター
主な対応業務決裁者調査、SNS・手紙等の実行、フォロー、日程調整
運用・連携の特徴企業・人物データと個別の文面を使い、施策を検証・改善
料金施策数に応じた月額制。伴走支援は40万円〜が目安

株式会社Emoooveの「キーマンアポインター」は、企業・人物のデータベースを使って対象となる決裁者を抽出し、LinkedInなどのSNSや手紙で働きかける営業支援サービスです。部署・役職・個人名を調べたうえで接点をつくるため、受付経由の電話だけでは会いにくい相手を狙うBDRの候補になります。

支援にはリスト作成、文面作成、実行、日程調整、改善が含まれます。選ぶ施策数に応じた月額制で、伴走支援は40万円〜を目安としています。
資料請求後の反響対応や継続育成も任せたい場合は、その業務を含めた範囲を別途確認しましょう。

筆者・監修者のおすすめポイント

狙う部署や役職が明確で、意思決定に関わる相手との新規接点を増やしたい企業に向いています。

株式会社Emoooveの詳細ページを見る

LongWave株式会社【プロベルおすすめ】

LongWave株式会社

出典:LongWave株式会社

会社名LongWave株式会社
サービス・支援領域エイギョウブ
主な対応業務BDR/SDRの電話営業、フォーム、LinkedIn、商談・クロージング支援
運用・連携の特徴戦略・KPI設計、活動報告、顧客反応に基づく改善
料金支援範囲・体制に応じた個別見積もり

LongWave株式会社の「エイギョウブ」は、営業戦略の設計から実行・改善までを担う営業支援サービスです。BDR/SDRの電話営業に加え、フォームDMやLinkedInを組み合わせ、アポイント獲得後の商談やクロージングも支援します。

建設・不動産分野の新規開拓や、人材関連企業の営業支援など、対面の接点も含むサービスを展開しています。
社内の提案担当まで足りない場合は、電話やメールで商談を設定する範囲と、その後の訪問・商談を担う範囲を一つの計画で相談できます。料金は支援範囲と体制による個別見積もりのため、対象業界・エリアと必要な稼働量を伝えると比較しやすくなります。

筆者・監修者のおすすめポイント

インサイドセールスだけでなく、商材に応じた対面の提案やクロージングまで外部に任せたい企業に適しています。

LongWave株式会社の詳細ページを見る

株式会社SALES ASSET【プロベルおすすめ】

株式会社SALES ASSET

出典:株式会社SALES ASSET

会社名株式会社SALES ASSET
サービス・支援領域営業参謀
主な対応業務営業戦略、IS・FS・CS、顧客管理ツールの導入支援
運用・連携の特徴顧客の反応を収集・分析し、プロセスをマニュアル化
料金月額30万円〜。初回3か月、その後6か月ごと更新

株式会社SALES ASSETの「営業参謀」は、オーダーメイドの営業戦略と実行、営業プロセスの型化を支援するサービスです。アポイントや商談の獲得だけでなく、活動中に得た顧客の反応や気づきを収集・分析し、継続的な改善とマニュアル化につなげます。

ISからFS、CS、顧客管理ツールの導入まで一気通貫で支援できるため、商談数は増えたのに受注へ進まない企業も相談対象になります。何を商談の条件とし、営業担当へどう引き継ぐかを含め、稼働の設計を依頼できます。

公式サイトの料金案内は月額30万円〜で、初回契約は3か月、その後は6か月ごとの更新です。自社に必要な工程と体制を含む正式な見積もりで、検証期間中の費用も確認しましょう。

筆者・監修者のおすすめポイント

商談後の結果まで振り返り、顧客の反応を営業の仕組みやマニュアルとして残したい企業に向いています。

株式会社SALES ASSETの詳細ページを見る

株式会社START WITH WHY【プロベルおすすめ】

株式会社START WITH WHY

出典:株式会社START WITH WHY

会社名株式会社START WITH WHY
サービス・支援領域グロース支援スタジオ
主な対応業務市場・顧客分析、戦略/KPI設計、アウトバウンド・商談活動、改善
運用・連携の特徴月間レポート、デイリー・週次報告、スクリプト検証
料金トライアル月額40万円/ベーシック60万円/スケール100万円。初期費用20万円、最低3か月〜。税区分要確認

株式会社START WITH WHYは、事業課題の整理から施策実行までを担う「超伴走型」の営業支援を提供しています。市場やターゲット、現状の営業プロセスを分析し、KPIやチャネル戦略を設計してから、アウトバウンドや商談活動を進めます。

営業スクリプトの検証、KPIのモニタリング、月間レポートを通じて改善を続けるため、誰に何を伝えると商談につながるかが定まっていない企業に検討しやすい支援です。プロジェクトチームで事業成長を支援する形式と、必要な人材をアサインする形式があり、自社に残す役割に応じて相談できます。公開プランはアポ獲得まで、商談・受注まで、内製化までと支援範囲が分かれるため、必要な工程に合うプランで費用と稼働量を確認しましょう。

筆者・監修者のおすすめポイント

架電の実働だけを増やす前に、ターゲット・訴求・営業モデルを検証しながら商談創出を進めたい企業に適しています。

株式会社START WITH WHYの詳細ページを見る

Fado株式会社【プロベルおすすめ】

Fado株式会社
画像出典:Fado株式会社

出典:Fado株式会社

会社名Fado株式会社
サービス・支援領域BPOサービス
主な対応業務クロスセル・アップセル・利用促進、問い合わせ対応、営業・周辺業務
運用・連携の特徴日別の定量データ納品や費用対効果の可視化を相談可能
料金業務内容・規模・期間に応じた個別見積もり

Fado株式会社は、テレマーケティング、フィールドセールス、事務業務、コンサルティングなどを扱うBPOサービスを提供しています。電話によるアウトバウンドのメニューには、既存顧客へのクロスセル・アップセルや、サービスの利用促進などが含まれます。

既存顧客のフォローに加えて問い合わせ窓口や事務作業も抱えている企業は、関連する業務をまとめて相談できます。コンサルティングのメニューには、日別の定量データ納品や費用対効果の可視化もあります。

一方、新規顧客開拓や導入提案は、公式サイトではフィールドセールスの業務として案内されています。SDR/BDR専用の商談創出サービスと同じ範囲を前提にせず、反響対応や新規企業へのアプローチをどこまで依頼できるか、商談の受け渡し方法も含めて確認してください。

筆者・監修者のおすすめポイント

既存顧客への継続フォローと、問い合わせ対応・事務などの周辺業務を一体で相談したい企業に向いています。

Fado株式会社の詳細ページを見る

SALES ROBOTICS株式会社

SALES ROBOTICS株式会社
画像出典:SALES ROBOTICS「SALES BASE」事業紹介

出典:SALES ROBOTICS株式会社

会社名SALES ROBOTICS株式会社
サービス・支援領域SALES BASE インサイドセールス運用支援
主な対応業務ターゲット選定、リード発掘・育成、架電・メール、商談創出
運用・連携の特徴専任チーム、活動データの可視化、日次・週次の改善
料金要問い合わせ。最短3か月から

SALES ROBOTICS株式会社の「SALES BASE」は、ターゲット選定からトークスクリプト作成、架電・メール、既存顧客への継続的なアプローチまでを支援します。企業情報と営業活動データを用い、アプローチ先や施策を検討できる点が特徴です。

原則として同じ専任メンバーが担当し、活動内容は自社システムで確認できます。自社の顧客リストと新規リストの両方に対応し、重複を除いて活動するため、既存のインサイドセールス部門と外部チームを併用する場合も相談できます。Salesforce連携は同社の案内を基に依頼企業側が作業するため、社内のシステム担当を含めた準備が必要です。

筆者・監修者のおすすめポイント

自社のリードと新規リストを使い分け、活動を可視化しながら専任チームで継続運用したい企業に適しています。

ブリッジインターナショナル株式会社

ブリッジインターナショナル株式会社

出典:ブリッジインターナショナル株式会社

会社名ブリッジインターナショナル株式会社
サービス・支援領域インサイドセールスアウトソーシング
主な対応業務顧客対話・育成、商談化、営業との分業設計、非対面の提案等
運用・連携の特徴教育を受けた固定メンバー、引継点の定義、継続的なKPI管理
料金固定費型。初期約50万円〜、月額約200万円〜が目安

ブリッジインターナショナル株式会社は、見込み顧客との対話を重ねて課題や関心を把握し、商談につなげるアウトソーシングサービスを提供しています。営業状況に応じてインサイドセールスと商談担当の分業を設計し、特に組織間の引き継ぎを詳しく定義する点が特徴です。

業務は独自の教育を受けた固定メンバーが担当し、日次・週次・月次のKPI管理に基づいてトークやメールを改善します。長期の育成が必要な商材や、営業担当ごとに引き継ぎ品質が変わる組織では、体制と分業を合わせて検討しやすいサービスです。

公式サイトの費用目安は初期約50万円〜、月額約200万円〜の固定費型で、具体的な範囲に応じた見積もりとなります。一部の成果連動は相談できますが、全額成果報酬には対応しないと案内されています。

筆者・監修者のおすすめポイント

顧客との継続的な対話を固定メンバーに任せ、営業への受け渡しまで設計し直したい企業に向いています。

DORIRU株式会社

DORIRU株式会社

出典:DORIRU株式会社

会社名DORIRU株式会社
サービス・支援領域DORIRU/DORIRU BDR
主な対応業務未接点企業のターゲット戦略、施策設計、新規商談創出
運用・連携の特徴BDRの育成・業務ツールと、商談化条件を設計するディレクション
料金要問い合わせ

DORIRU株式会社は、未接点のターゲット企業との商談創出を支援する、アウトバウンド・BDRのサービスを展開しています。中小・中堅向けの「DORIRU」と、中堅・大手向けの「DORIRU BDR」を分け、対象企業の規模に応じて支援します。

商談化の定義や成果を測るポイント、スクリプトの設計を含めて案件を管理し、単なるアポイント数に加えて商談後の案件化への移行も重視しています。社内のインサイドセールスが反響対応に時間を使う一方、まだ接点のない企業への開拓を外部に任せる、といった役割分担を検討できます。

筆者・監修者のおすすめポイント

資料請求後の対応は社内で続けつつ、狙った未接点企業との新規商談を増やしたい企業に適しています。

インサイドセールス代行の選び方

依頼先を絞るときは、自社の営業が止まっている工程を起点に、同じ条件の提案を比べましょう。対応できる手法の多さだけでなく、商談を受け取る社内担当が使える情報と体制まで整うかが重要です。

リードの状態と任せる工程をそろえる

資料請求後の対応漏れが課題なら、初回連絡までの時間や、つながらなかった顧客へ再接触する運用を比較します。未接点企業の開拓が課題なら、リストの作成方法や、狙う部署・役職を調べる範囲が比較の軸になります。
例えば広告経由のリードが多い企業に、新規企業への架電だけを提案されても、既存リードの放置は解消しません。対象リストを「反響・休眠・未接点」に分けて渡すと、必要な支援をすり合わせやすくなります。

さらに、社内で商談を担当できる人数も考慮してください。面談日程を増やす余力がなければ、優先する条件を絞るか、商談実施まで含む支援を相談する必要があります。獲得側と受け取る側の両方に無理がない工程分担を選びましょう。

商談の定義と受け渡す情報を確かめる

「日程が決まった面談」と「提案する価値のある商談」を区別しておくと、契約後の認識違いを減らせます。対象企業の条件に加え、参加者の役割、解決したい課題、検討時期など、提案に必要な情報を話し合ってください。
ただし、予算や決裁者が最初からすべて分からなければ対象外とすると、育成すべき顧客まで落とすことになります。条件を満たした顧客は商談へ、不足する顧客は再接触へ戻すなど、顧客の状態に応じた扱いも決めるとよいでしょう。

受け渡しでは、顧客管理ツール(CRM)に連絡の経緯、相手の反応、聞き取った課題、次の行動を残してもらいます。商談担当が同じ質問を最初から繰り返す状態では、顧客の負担が増え、獲得時の期待も引き継げません。商談後の結果や条件のずれを代行側へ返す仕組みまで確認すると、次のアプローチを改善できます。

実働体制と改善・引き継ぎの範囲を見る

専任か複数案件の兼任か、誰が実働者を管理するかを確認し、自社に必要な稼働時間と照らし合わせます。問い合わせが集中する時間に対応できるか、欠員時に活動が止まらないかなど、日々の運用に即して提案を比べてください。

活動件数だけの報告では、接触できない原因や商談の条件が合わない理由を判断しにくくなります。顧客の反応をどの単位で報告し、誰がリストやトークを変えるのかまで聞くと、改善の担当が明確になります。
将来内製化する予定なら、契約終了時に引き継げるリスト、活動記録、スクリプト、改善履歴も確認しましょう。データの所有・利用条件と、引き継ぎに必要な作業や費用が分かれば、開始時から社内に残す運用を設計できます。

インサイドセールス代行の費用と見積もりの比べ方

費用は、リスト作成から任せるのか、実働者だけを追加するのか、育成や営業設計まで含めるのかで変わります。各社紹介の公開価格も支援範囲が同じとは限らないため、金額の上下だけで選ばず、必要な業務と期間をそろえて比較しましょう。

固定報酬・成果報酬・複合型の違い

固定報酬型は、一定の体制や稼働に対して料金を支払う方式です。すぐにアポイントにならない顧客の育成や、リスト・スクリプトの改善も継続して任せたい場合に検討できます。ただし、月額の中で使える時間や担当人数、対応する業務を確認しなければ、想定した活動量にならないことがあります。

成果報酬型は、契約で定めたアポイントや商談などの成果に応じて費用が発生します。何を1件とするかで負担が変わるため、対象企業や参加者の条件、キャンセル・不成立時の扱いを具体的に合意する必要があります。継続育成やCRM入力まで含まれるかも確認してください。

固定費と成果報酬を合わせた複合型では、基本料金に含む業務と、追加で課金される成果を分けて見ます。いずれの方式でも、初期設計費、リスト・ツール費、最低契約期間、更新・解約の条件まで含めた総額が、実際の予算になります。

有効商談までの総費用で判断する

アポイント単価が安くても、自社の対象外の面談が多ければ営業担当の時間を使うばかりです。費用を判断するときは、事前に決めた条件を満たす「有効商談」まで進んだ件数で計算しましょう。
例えば、仮に月額60万円で20件の日程が決まれば、1件あたり3万円です。そのうち条件を満たして実施した商談が10件なら、有効商談1件あたりは6万円になります。これは料金相場や成果の予測ではなく、比較に使う計算例です。

初期費用や追加のツール費がある場合はそれも加え、社内での資料準備や商談対応にかかる負担も別に把握します。受注までの期間が長い商材では、その月の受注数だけで打ち切らず、商談が次の検討段階へ進んでいるかを見ながら評価するとよいでしょう。

依頼から運用開始までに準備すること

代行会社へ任せた後も、商材の正確な情報や、商談後の反応は社内から共有する必要があります。初めに共通の判断材料をそろえ、小さな対象群で試してから運用を広げると、想定とのずれを修正しやすくなります。

商材・対象顧客・社内担当の情報を渡す

商材資料には機能だけでなく、どのような顧客の課題を解決するのか、導入できない条件は何かも含めます。過去の受注・失注理由を共有すれば、代行側が有望な対象や訴求を考える材料になります。

対象リストとともに、既存顧客、商談中の企業、連絡を断られた相手などの除外情報も渡してください。社内の営業と重複して連絡すると、相手を混乱させるためです。顧客データの利用範囲や共有方法、契約終了時の返却・削除の扱いも合わせて決めておきます。

商談の受け取り担当と、技術的な質問や価格条件に答える窓口も定めましょう。代行側だけで回答できない質問が止まると、顧客の検討も止まります。社内で誰がいつまでに返答するかを決めておけば、商談化の途中で対応が滞るのを防ぎやすくなります。

接触から有効商談までを分けて振り返る

運用開始後は、対象数、担当者と話せた数、条件が合った数、日程が決まった数、実施した有効商談数、案件化した数を分けて確認します。SDRとBDR、問い合わせや展示会などの流入元も分けると、性質の異なる顧客を同じ基準で評価せずに済みます。
例えば担当者と話せていないなら、連絡先や時間帯、チャネルを見直します。話せているのに条件が合わないなら、ターゲットや商談条件の仮説を検証する必要があります。原因が違えば、単に架電数を増やすだけでは改善しません。

試行する期間と対象の量は、商材の検討期間やリストの規模に合わせて提案段階で決めます。商談担当から「期待が合っていたか」「次の提案へ進めたか」を返し、数字と会話の内容を基に、対象・訴求・受け渡しのどこを変えるかを判断しましょう。

自社の営業課題に合うインサイドセールス代行を選ぼう

インサイドセールス代行は、反響への対応を強めたいのか、接点のない企業を開拓したいのかによって候補が変わります。任せる工程と有効商談の条件を整理し、記録・受け渡し・改善の体制まで確認することが、受注につながる依頼の出発点です。

候補を2〜3社に絞ったら、対象顧客、リストの状況、商談担当の人数、希望する業務範囲と予算を同じ条件で伝えましょう。費用だけでなく、社内に残る仕事や引き継げるデータまで並べると、自社で続けられる運用を選びやすくなります。

必要な業務の整理や候補選びに迷う場合は、プロベルへご相談ください。現在の営業課題や任せたい範囲を伝え、条件に合う支援先を検討するところから始めてみましょう。

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