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【SEOの終焉?】AI検索(LLM)で「自社をおすすめ」させる最先端のLLMO対策

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【SEOの終焉?】AI検索(LLM)で「自社をおすすめ」させる最先端のLLMO対策

2026年06月10日

検索上位に表示されても、問い合わせや購入につながらなければ、事業の成果は生まれません。生成AIを使った検索が広がる中でも、どのような情報を、誰に届けるかという設計は欠かせない要素です。

and media株式会社の鳥越凌さんは、SEOアフィリエイトで培った経験をもとに、記事制作、被リンク獲得、LLMO対策を支援しています。記事の品質をどう見極め、コンバージョンから逆算して施策を考えるのか。AIに引用されることと、おすすめされることの違いも含めてうかがいました。

ゲスト:鳥越凌さん(and media株式会社・代表取締役)
聞き手:田中磨生(株式会社プロベル)

鳥越さんの詳細はこちら:https://probel.jp/pro/p/262/

アフィリエイトで培った、成果につながる記事制作

田中:鳥越さんは、コンバージョンを意識したSEOを強みにされています。まず、ご経歴と現在の事業について教えてください。

鳥越さん:2016年に新卒で株式会社ゼネラルリンクへ入社し、約3年間、SEOアフィリエイトを経験しました。その後、独立してアフィリエイトに取り組みながら、企業でもギフトECのSEOや広告運用などを経験してきました。

現在は、そうした経験をもとに、コンバージョン獲得に強い会社としてand mediaを運営しています。SEO全般をご支援していますが、特に力を入れているのが、SEO記事制作サービスの「WRITINGFORCE」です。取材時点で約9年間にわたって取り組み、累計3万本以上の記事を制作してきたノウハウを生かしています。

田中:記事の品質と、継続して発注しやすい体制を両立するために、どのような仕組みをつくっているのでしょうか。

鳥越さん:自社で運営するアフィリエイトメディアは成果報酬の世界なので、記事の原価を抑えながら、良い記事を書く仕組みが必要です。そこで培ってきたノウハウが大きいと思います。

また、ライターをしっかり選び、業務委託の組織で固定費を抑えていることも背景にあります。発注を検討されている方には、まずトライアルの記事で実力を見ていただき、内容にご満足いただいてから継続してご依頼いただく形にしています。

検索順位の実績だけでなく、タイトル・見出し・本文を見る

田中:アフィリエイトの経験に加えて、実際に書くメンバーも品質を左右すると思います。ライターやディレクターは、どのように選んでいますか。

鳥越さん:ディレクターは、SEOの実績がある方を採用しています。ライターも厳選していて、過去の実績を確認し、実際にSEO記事を1本書いていただいたうえで、私自身が内容を見て採用を判断しています。

過去の記事を見ると、これまでの経験から、ある程度のスキルが分かります。特に重視するのは、タイトルと見出しのつくり方です。そのうえで、本文を確認しています。

田中:「このキーワードで1位を取りました」という順位よりも、作った記事の中身を見ているのですね。

鳥越さん:そうですね。ドメインが強いと、記事の質がそれほど高くなくても1位になるケースがあります。ですから、その人がどのような記事を作れるのか、ライティングやSEOのスキル自体を見るようにしています。

田中:記事を評価する際は、具体的にどのような点を確認すればよいのでしょうか。

鳥越さん:まず、狙っているキーワードで、すでに上位にいるサイトの記事より良いものを作れるかが前提です。それを分解すると、網羅性、独自性、可読性の3つになります。

上位の記事に対して、必要な内容を十分に扱えているか。その会社ならではの、ユーザーにとって価値のある情報が入っているか。また、記事は流し読みされることも多いので、ぱっと読んだときに内容を理解できるか。この3点で、競合に勝てる記事になっているかを確認しています。

田中:そうした考え方を、制作メンバーが毎回実行できるようにするには、何が必要ですか。

鳥越さん:記事作成の細かい工程に加えて、ライターとディレクターが使うチェックリストがあります。各工程で何をクリアすれば次へ進めるのかをシートで整理し、チェックリストと合わせて記事を作っています。長く運営してきた中で、フローとノウハウを蓄積してきました。

AIの活用も、納品する記事の品質を基準に判断する

田中:最近はAIで記事を作れるようにもなっています。記事制作では、どのように捉えていますか。

鳥越さん:生成AIを使うこと自体には肯定的ですし、私たちも研究しています。ただ、取材時点では、お客さまへ納品する記事のライティングにはAIを使わず、ライターが書き、ディレクターが品質を確認する形にしています。

お客さまのメディアへ入れる以上、低品質な記事によってサイトへ悪影響を及ぼすリスクを避けたいと考えているからです。実際に、支援先でAIを使って書いた記事にはあまり順位がつかず、ライターとディレクターが作った記事が評価された事例も見てきました。

田中:私たちもAIを使ってみて、良い下書きが出てくる一方、そのまま掲載するには手直しが必要だと感じています。工程ごとに、うまく使い分けることが大切そうですね。

鳥越さん:おっしゃる通りです。リサーチやファクトチェックなど、記事制作の工程で活用できる場面はあります。そのことと、納品する文章をAIに書かせることは分けて考えています。

コンバージョンから逆算し、狙うキーワードを決める

田中:アフィリエイトでは、上位表示するだけでなく、読んだ人の行動につなげる力も必要ですよね。その経験を、どのように支援へ生かしていますか。

鳥越さん:そうですね。記事を読んだユーザーがコンバージョンすることがゴールですから、上位に表示され、行動につながる記事を作ることを大事にしています。

そのために、そもそもどのキーワードがコンバージョンにつながるのかという、キーワード設計まで合わせてご支援できます。記事をまとめてご依頼いただく場合など、発注内容に応じてキーワード選定もご提案しています。

田中:検索数が多ければよいとは限らず、少なくても事業として狙うべきキーワードもあると思います。その判断も重要ですね。

鳥越さん:その通りです。コンバージョンにつながる確度の高いキーワードを選ぶことが、成果までの最短距離になると考えています。どのキーワードが成果につながりやすいかは、長くアフィリエイトに取り組んできた経験から、ご提供できる部分だと思います。

CVを起点にしたキーワード

読み手に関心を持たれる調査リリースで、被リンク獲得を支援

田中:記事以外では、どのようなSEO施策を支援していますか。

鳥越さん:コンテンツSEOに加えて、リンク獲得の代行や、生成AIの検索でどう表示させるかという支援をしています。リンク獲得にはメールを使う方法と、プレスリリースを使う方法があり、特に後者がお客さまに喜ばれています。

拡散されやすい内容を作るノウハウと、リンクを得られる配信先のリストを生かし、お客さまのサービスと相性の良いプレスリリースを作成します。

田中:単に配信するだけでなく、どのメディアに転載されるかまで考えているのですね。リストはどのように作ったのでしょうか。

鳥越さん:過去のプレスリリースを目視で調査し、dofollowのリンクを得られる配信先をリストにしています。取材時点では、約35媒体です。お客さまの配信アカウントで、そのリストを使って配信するイメージです。

dofollow以外のサイトへの転載にも意味はあると考えていますが、その中でもSEOの評価につながるリンクを得られるように、配信先を選べることが特徴です。

田中:配信先に取り上げてもらうためには、内容も大事だと思います。どのような企画を作っていますか。

鳥越さん:例えば、カップル向けのアプリを運営する会社であれば、「カップルが長続きするためには」といったテーマでユーザーへアンケートを取ります。新しいサービスを発表するだけでなく、そのサービスに関係する人が興味を持ちそうな調査を企画し、配信する形です。

転載先のメディアも、読者に面白く読んでもらえるコンテンツを求めています。ですから、転載先に喜んでもらえる内容を考えています。アンケートの企画・実施から原稿作成まで対応しており、クラウドワークスを使って、300人ほどから回答を集めています。

調査型プレスリリース

田中:実際には、どれくらいの転載やリンクを得られるのでしょうか。

鳥越さん:明言しづらいのですが、私たちの平均では、転載サイトが約30、dofollowのリンクを得られるサイトが5〜9という印象です。ドメインがまだあまり育っていないお客さまとは、相性が良いサービスだと考えています。

LLMOでは「引用」だけでなく、自社を推薦されることを目指す

田中:もう1つ、LLMO対策についても教えてください。どのような考え方で取り組んでいますか。

鳥越さん:研究に力を入れている段階ですが、自社で検証し、見えてきたことをサービスにしています。

AIによる検索結果に記事を引用されるための対策もありますが、私たちが重視しているのは、質問に対して自社をおすすめされることです。記事のリンクを引用されることと、例えば「LLMOに強い会社は」と聞かれたときに、自社が推薦されることは違います。

おすすめされた後に社名で検索し、問い合わせるという行動もあります。実際にAIを経由した問い合わせの事例も見ているので、自社の受注につながる質問に対して、いかにおすすめされるかが大事だと考えています。

田中:SEOで購入や発注に近いキーワードを狙うことと、似た考え方でしょうか。具体的に何から始めるのですか。

鳥越さん:そうですね。まず、どのような質問で推薦されたら、受注やコンバージョンにつながるのかを考えます。SEOでいうキーワード選定に当たる、質問の選定です。

その質問を10個ほど選び、各LLMで現在どう回答されるかを調べます。そのうえで、自社サイトの検索順位、外部メディアへの掲載状況、質問に関連した情報を自社で発信できているかを確認し、必要な施策を決めていきます。

LLMOの質問選定

田中:私は、LLMOもSEOを突き詰めた延長にあるものだと考えていました。実際には、どのような違いがあるのでしょうか。

鳥越さん:半分は同じ考えですが、もう半分には、LLMO独自の施策があると感じています。SEOの土台を整えることは共通していて、そこに加えて、いろいろなメディアで自社をPRすることが重要になります。特に、外部サイトへの掲載をどう獲得するかです。

私たちの検証では、おすすめの会社を尋ねる質問に対して、関連する検索結果の上位にある比較記事などが、回答の情報源になっていると見ています。そこに自社が載っているか、どのように紹介されているかを確認し、掲載を目指していくイメージです。

田中:AIがどこから情報を得ているのかを考え、その場所へ適切に情報を届けるということですね。効果を測る際には、難しさもありますか。

鳥越さん:あります。AIからおすすめされた後、社名で検索して訪問する方もいると思うので、AIから直接来たアクセスだけでは、影響を捉えきれません。数値化しづらい部分もあると考えています。

ニッチなBtoB領域でも、検索結果に合わせて記事を設計する

田中:実際の支援で、成果が出た事例も教えてください。

鳥越さん:フードロスに取り組む株式会社クラダシでは、WRITINGFORCEで、ターゲットとなる方に向けた記事を投稿しました。ご支援を始めてから半年ほどで、アクセスが2〜3倍になった事例です。

また、歯科クリニックの経営者を集客したいというメディアでは、既存ドメインに新しくサイトを立ち上げ、約1年で月間30万PVほどまで成長しました。こちらは、ゼロからの設計と実行をお任せいただいた事例です。

田中:歯科クリニックの経営者という、対象が絞られたメディアですよね。キーワード選定も難しかったのではないでしょうか。

鳥越さん:初期のキーワード設計は、とても難航しました。一般消費者向けのキーワードと違い、BtoBには変則的なものも多いので、参考になるサイトを探し、Ahrefsでキーワードを抜き出して設計していきました。

ニッチなBtoB領域では、そのキーワードの検索結果に、そもそも記事コンテンツがない場合もあります。ただ、上位に記事がないから、記事を作っても表示されないと決まるわけではありません。

田中:上位の記事を参考にするだけでは、作りにくい場合もありますね。どのように内容を考えるのでしょうか。

鳥越さん:キーワードによって難しさは異なりますが、例えば商品を紹介するテーマであれば、上位に記事がなくても、商品の説明を読んで記事にする方法があります。検索結果の状態を見ながら、そのキーワードに対して作れる記事を、細かく調整しています。

田中:上位の記事に固執せず、そこでどのような情報が求められるかまで考えているのですね。最後に、相談はどのような段階からできますか。

鳥越さん:SEOで悩んでいる、今の依頼先ではあまり成果が出ていないのでセカンドオピニオンが欲しい、といった段階からご相談いただけます。発注が決まっていなくても構いません。

最初に私が課題やSEOの状況をうかがい、必要な施策を洗い出します。一度持ち帰って検討し、次の機会にご提案する流れです。

田中:記事制作から被リンク、LLMOまで、それぞれの施策を成果につなげる考え方をうかがえました。関心のある方は、鳥越さんに相談してみていただければと思います。本日はありがとうございました。

鳥越さん:ありがとうございました。


and media株式会社の強み・特徴

  • 【コンバージョンから逆算するSEO記事制作】:SEOアフィリエイトの経験を生かし、問い合わせや購入につながるキーワードから記事を設計。網羅性・独自性・可読性を確認する工程と、ライター・ディレクターのチェックを通じて、上位表示の先にある読者の行動まで考えます。
  • 【記事の中身を見極め、制作工程で品質を管理】:順位実績だけではなく、タイトル・見出し・本文を見てライターを選定。制作の各段階でクリアすべき項目を整理し、累計3万本以上の記事制作で蓄積したノウハウを、継続的な記事供給に生かしています。
  • 【調査企画から配信先まで考える被リンク獲得支援】:サービスに関連した読者の関心からアンケートを企画し、調査・原稿作成・配信を支援。独自に調べた配信先リストも使い、転載される内容と、リンクを得られる掲載先の両面から施策を組み立てます。
  • 【推薦されたい質問から始めるLLMO対策】:受注につながる質問を選び、各LLMの回答、検索順位、外部メディアへの掲載状況を調査。SEOの土台と外部への情報発信を組み合わせ、AIからの推薦を通じた新しい顧客接点を目指します。

鳥越さんの詳細はこちら:https://probel.jp/pro/p/262/

インタビュー動画はこちら:https://www.youtube.com/watch?v=ktMjCotlpL4

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