医療向け営業代行の比較5社|依頼できる業務・費用・選び方を解説
2026年10月22日
※本記事は当社独自の基準に基づき作成・編集しており、【プロベルおすすめ】と記載があるものは、プロベル有料掲載社のプロモーションが含まれます。
病院やクリニックへ医療機器・医療IT・業務サービスを提案する営業では、アポイントが増えても、その後の導入検討が進まないことがあります。対象施設や会うべき担当者、説明する内容、自社が商談を引き継ぐ条件が合っていないためです。
営業代行を選ぶ際は、商材と施設の条件をそろえ、どの工程を任せるかを具体化しましょう。この記事では、委託できる業務、選定基準、支援の特徴が異なる5社、費用と導入の進め方を解説します。医療機関へ商材を売る企業を対象とし、患者集客の代行とは分けて扱います。
医療向け営業代行で任せられること
医療向け営業代行は、医療機器・IT・業務サービスなどを扱う企業が、病院・診療所・医療法人に対する法人営業の一部を外部へ任せるものです。ここでは施設への製品・サービス提案を扱い、医療機関自身の患者集客や訪問診療の地域連携、製薬企業のMR・CSOの比較は対象に含めません。
対象施設のリスト作成と担当者へのアプローチ
営業先を探す段階では、施設種別、診療科、病床規模、地域、既存の導入状況など、商材に必要な条件を整理してリストを作ります。病院名と代表電話だけでは、導入対象となる施設か、誰に話を聞いてもらうべきかは分かりません。
例えば、クリニック向け予約システムなら、診療科や運用規模に加え、現在の予約方法を確認することが提案の手がかりになります。電話や案内送付で担当部署・担当者を確かめ、関心や課題を確認してから商談を調整する流れを、依頼範囲として決めておくとよいでしょう。
リストの納品だけを頼むのか、対象条件の見直しや接触後の更新まで任せるのかでも作業は変わります。既存顧客や営業対象外の施設を除き、重複接触を防ぐ情報の受け渡しまで確認してください。
商談・訪問と導入検討のフォロー
アポイントの後には、初回訪問、課題の聞き取り、製品説明やデモの調整、検討状況の確認などを依頼できます。ただし、初回訪問を中心にする会社と、提案・受注まで支援する会社では、担当する仕事が異なります。
例えば、営業代行が利用部門の課題を聞き、自社の技術担当が既存システムとの連携を説明する分担が考えられます。営業代行に詳しい質問への回答まで任せるのか、自社との次回商談を設定してもらうのかを決めることで、説明の不足や二重対応を防ぎやすくなります。
見積もりの提示、価格交渉、契約、導入後の問い合わせまで含むかは、サービス名だけで判断できません。各工程の担当と、何がそろった時点で自社へ引き継ぐかを契約前に確認しましょう。
医療向け営業代行を選ぶ4つの基準
候補を比べる際は、「医療業界に対応」という表記だけでなく、自社と同じ商材・施設・工程を任せられるかを確認します。次の4つをそろえて質問すると、提案内容の違いを捉えやすくなります。
同じ商材・施設・工程で支援実績を確かめる
医療機器を病院へ提案する営業と、診療所向けITの商談設定では、必要な知識や接触先が異なります。実績を聞くときは、扱った商材、対象施設、担当した営業工程、どこまで進んだかを一組で確認しましょう。
匿名事例でも「初回商談まで担当し、製品デモは依頼企業へ引き継いだ」と分かれば、自社の分担と比べられます。一方、患者集客の実績だけでは、機器やシステムの法人営業を任せられるかは判断できません。商材の近さだけでなく、実際に担う工程まで確かめることが大切です。
商材の説明体制と医療機関側の導入プロセスに対応できるか
商談相手が一人でも、その人だけで導入を決められるとは限りません。利用部門、事務・購買、IT担当など、誰が何を判断するかを施設ごとに確かめ、必要な説明につなげられる体制を選びます。
例えば医療ITなら、使い勝手への関心だけでなく、既存システムとの連携や情報の安全管理について質問されることも想定されます。厚生労働省は医療情報システムの安全管理に関するガイドラインを公表しています。営業代行が仕様を推測して答えるのではなく、自社の技術担当が説明する窓口と、回答を返す流れを用意しましょう。
参考:厚生労働省「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」
確認済みの資料と情報管理ルールで営業できるか
製品の説明は、自社が確認した資料や台本にそろえます。特に医療機器等の広告には、薬機法による虚偽・誇大な広告や、承認等を受ける前の広告の禁止があります。適用される規制は商材や表現に応じて確認し、営業担当者の判断で効能・性能を付け足さない運用が必要です。
確認していない質問には即答させず、薬事・法務・技術など自社の担当へ戻す方法を決めておきます。資料の変更時も版を共有すれば、古い説明と新しい説明の混在を防ぎやすくなります。個別の営業表現が適切かどうかは、自社の確認窓口で判断してください。
情報の受け渡しでは、施設や担当者の営業情報と患者情報を分けます。営業に必要のない患者の氏名・病状などは渡さず、共有先、利用目的、閲覧権限、契約終了時の返却・削除を決めておくと、担当者が交代した際も同じルールで扱えます。
活動の記録と商談の質を確認できるか
接触件数だけでなく、担当者との接続、実施した商談、条件に合う商談、案件化、受注を分けて報告してもらいます。資料送付を許可された件数と、会って説明した件数を同じ成果にすると、次に改善すべき工程が見えなくなります。
例えば、商談は増えても対象外の規模の施設が多いなら、架電数よりもリスト条件の修正が先です。施設ごとの反応、見送り理由、次回の対応が記録されていれば、営業代行の接触方法と、自社の提案・フォローのどちらを見直すべきかを考えられます。
率を比べる際は、対象期間と分母もそろえましょう。設定したアポイント数を分母にした割合と、実施商談数を分母にした割合では意味が違います。件数の定義を契約前に決めておくことが、継続・拡大の判断につながります。
医療向け営業代行の相談先5社を比較
ここでは、決裁者との接点づくりや営業体制の整備を支援する3社と、医療に特化した営業支援を案内する2社を紹介します。一般の営業支援と医療専門支援では、確認できる実績や任せられる工程が異なります。自社の商材・施設・依頼範囲を伝えて相談してください。
| 企業名 | 確認できた支援の特徴 | 医療案件で確認したい範囲 |
| 日本営業推進センター株式会社【プロベルおすすめ】 | 個社調査・手紙・秘書への電話による決裁者のアポイント獲得 | 医療案件の受託可否、対象施設、専門説明の引き継ぎ |
| 株式会社Early Bird【プロベルおすすめ】 | 複数チャネルの検証から商談・営業手順の型化まで | 医療での実績・担当者の知識、資料確認と商談の分担 |
| LongWave株式会社【プロベルおすすめ】 | 電話・フォーム・SNS・訪問を組み合わせた営業支援 | 医療案件の実績と訪問条件、技術説明を任せる範囲 |
| 株式会社エグゼメディカル | 医療・介護に特化したテレアポ・初回訪問・市場調査等 | 対象施設と訪問エリア、初回接点後の引き継ぎ |
| メディクシー株式会社 | 医療市場の仮説検証から営業実行・全国展開まで | 事業フェーズに応じた担当工程、体制と費用 |
日本営業推進センター株式会社【プロベルおすすめ】

| 企業名 | 日本営業推進センター株式会社 |
| 主な支援範囲 | かざあな隊による大手決裁者へのアポイント獲得、商談準備 |
| 医療向けの対応・確認事項 | 医療固有の支援実績・専門説明の対応は未確認。対象施設と商材を示し受託可否を相談 |
| 実行・報告体制 | 個社リサーチ、手紙と秘書への電話、全架電履歴・週1回の動画報告、商談の作戦会議 |
| 料金 | プロベル掲載参考:月15万円(月12社の大手企業へアプローチ)、初期15万円、契約12か月〜。税区分・対象案件への適用条件は要確認 |
日本営業推進センター株式会社の「かざあな隊」は、大手企業の適切な部門の決裁者とのアポイント獲得を支援するサービスです。対象企業を調べ、個別の手紙と秘書への電話を組み合わせ、商材を理解した相手との商談設定を目指します。
商談が決まった後はオンラインの作戦会議を行い、商談準備も支援します。架電の全履歴を共有し、週1回は動画で進捗を伝えるため、接点づくりの過程と相手の反応を把握しながら依頼を進められます。
狙いたい医療法人などが明確な場合に、導入関係者への接点づくりを相談する候補です。ただし、医療固有の支援実績や医療職への専門説明の範囲は公開情報で確認できていません。商談設定後に自社が説明する内容、訪問や契約対応を誰が担うかを、受託可否とあわせて確認しましょう。
プロベル掲載ページのおためしコースは、月15万円で月12社の大手企業へアプローチする内容です。別途初期費用15万円、契約期間は12か月〜とされており、短期のお試し契約とは異なります。税区分と医療案件への適用可否、専門説明や訪問等の含有範囲は個別に確認してください。
筆者・監修者のおすすめポイント
対象法人を絞り、決裁者への接点づくりと商談準備を相談したい企業の候補です。医療案件への対応と、自社の専門担当へ引き継ぐ条件を確認して検討できます。
株式会社Early Bird【プロベルおすすめ】

| 企業名 | 株式会社Early Bird |
| 主な支援範囲 | 営業戦略・KPI、リスト・SFA/CRM、アポイント創出から商談・クロージング支援 |
| 医療向けの対応・確認事項 | 医療固有の事例・担当者経験は公開情報で未確認。商材別に知識と受託範囲を相談 |
| 実行・報告体制 | 電話・フォーム・手紙・SNS・広告等を検証。施策データと改善履歴を共有し営業手順を型化 |
| 料金 | プロベル掲載のGIVE SALESテストマーケティングモデルは月20万円〜。医療案件の価格ではなく参考プラン。税区分・契約期間・含む施策等は要確認 |
株式会社Early Birdは、ターゲットと営業戦略の設計から、アポイント創出、商談、営業体制の構築まで支援しています。電話・フォーム・手紙・SNS・広告などを比較し、自社商材に合う接触方法を探る進め方が特徴です。
施策の反応や改善履歴を共有し、営業手順を社内に残すことも重視しています。単一の手法を大量に実施する前に、施設や担当者の反応から営業方法を見直したい場合に相談できます。
プロベル掲載の「GIVE SALES」テストマーケティングモデルには月20万円〜の案内があります。医療向けに一律適用する金額ではないため、商材学習、使用する施策、商談対応、追加費用や契約条件を含めて見積もりを確認してください。
医療固有の事例や担当者の医療経験は公開情報では確認できていません。対象となる製品・施設を伝え、資料や台本の確認方法、専門的な質問を自社へ戻す手順まで相談しましょう。
筆者・監修者のおすすめポイント
医療向け商材で接触方法を検証し、反応データや営業手順を社内に残したい企業の候補です。医療知識と商談の担当範囲をすり合わせて選ぶとよいでしょう。
LongWave株式会社【プロベルおすすめ】

出典:LongWave株式会社
| 企業名 | LongWave株式会社 |
| 主な支援範囲 | エイギョウブによる戦略設計、アポイント獲得、商談・成約支援 |
| 医療向けの対応・確認事項 | 医療固有の実績・専門体制は公開情報で未確認。医療案件への対応と訪問条件を個別確認 |
| 実行・報告体制 | 電話・フォーム・LinkedIn・訪問等を組み合わせ、活動報告・分析と定例の改善を実施 |
| 料金 | プロベル掲載参考:「新規開拓特化|マルチチャネル営業支援」月20〜80万円(税別)。医療案件の一律価格ではなく、支援範囲・体制は個別見積もり |
LongWave株式会社の「エイギョウブ」は、営業戦略の設計から、電話・フォーム・LinkedIn・訪問などによる実行、改善運用までを支援しています。アポイント獲得だけでなく、商談や成約までの支援を案内しており、接点づくりの後も含めた分担を相談できる会社です。
活動報告・分析や定例の打ち合わせを通じ、相手の反応に応じて営業方法を調整します。対面の説明が必要な案件では、訪問を任せる範囲と、自社が専門説明を行う場面を組み合わせて検討できます。
医療固有の支援実績や医療専門チームは公開情報で確認できていません。対象施設で訪問が可能か、製品説明を担当できる人材をどう選ぶか、医療案件での支援経験を相談時に確認してください。
プロベル掲載の「新規開拓特化|マルチチャネル営業支援」は、月20〜80万円(税別)の参考プランです。医療案件に一律適用される価格ではなく、現サービスページでも支援範囲・体制に応じた個別見積もりを案内しています。医療商材の学習、訪問、商談対応など、任せる工程を示して見積もりを取りましょう。
筆者・監修者のおすすめポイント
電話だけでなく訪問も含めて営業体制を組みたい企業の候補です。医療案件の実績と、施設への訪問・専門説明の分担を確認して比較できます。
株式会社エグゼメディカル

出典:株式会社エグゼメディカル
| 企業名 | 株式会社エグゼメディカル |
| 主な支援範囲 | 医療・介護に特化した営業コンサルティング、テレアポ、訪問、リード育成、市場調査等 |
| 医療向けの対応・確認事項 | 医療向け製品の営業支援を提供。訪問代行は初回訪問に特化した案内があり、その後の担当を確認 |
| 実行・報告体制 | テレアポ情報は日次・週次・月次で報告。訪問基本エリアは日本橋から公共交通で1時間圏内、遠方は出張費別途 |
| 料金 | 300施設へのテレアポの目安60万円(税抜)+電話代2万円(税抜)。リスト作成は別途。個別条件で確認 |
株式会社エグゼメディカルは、医療・介護業界に特化した営業支援会社です。テレアポや訪問だけでなく、見込み先への継続的な情報提供、市場・実態調査、営業戦略やチームの改善も扱っています。
テレアポでは商談・資料送付情報の日次報告、傾向や件数の週次報告、月次報告を案内しています。初回訪問の代行は製品・サービスの説明と現場の反応収集を中心にし、クロージングは依頼企業と訪問先が直接相談することを勧めています。依頼するサービスごとに、引き継ぐ段階を確認しましょう。
FAQの費用目安は、300施設へのテレアポ60万円(税抜)と電話代2万円(税抜)です。同社がリストを作成する場合は別途費用が必要で、訪問代行の費用まで含む金額ではありません。訪問の基本エリアは日本橋から公共交通で1時間圏内とされ、遠方の出張費なども見積もり時に確認する必要があります。
筆者・監修者のおすすめポイント
医療機関への初回接点や訪問を、医療に特化した実行体制へ相談したい企業に向きます。訪問後の提案・契約を誰が担うかを明らかにして選びましょう。
メディクシー株式会社

出典:メディクシー株式会社
| 企業名 | メディクシー株式会社 |
| 主な支援範囲 | 医療市場の仮説検証、営業戦略、営業代行・同行、施設訪問、全国展開・内製化支援 |
| 医療向けの対応・確認事項 | 医療機器等の市場浸透を支援。製品・事業フェーズに応じた担当範囲を相談 |
| 実行・報告体制 | 医療業界経験者を中心としたチームが実行。定量・定性の結果と現場の声を改善へ反映 |
| 料金 | 製品・地域・体制・支援工程に応じて要問い合わせ |
メディクシー株式会社は、新製品を医療市場へ広げるための仮説づくり、調査、テストマーケティング、営業戦略から実行までを支援しています。医療業界経験者を中心としたチームによる営業代行・同行や施設訪問、代理店の支援も案内しています。
現場の反応を定量・定性の両面で整理し、提案方法や営業プロセスを改善する進め方です。販売前に対象や訴求を確かめたい段階から、販売開始後の人員不足、全国展開や内製化を検討する段階まで、課題に応じた支援範囲を相談できます。
アポイント数を補うだけでなく、市場仮説や販売体制も見直したい企業にとって比較しやすい候補です。会社概要ではエグゼメディカルを関連企業と案内しています。両社へ相談する場合も、提案の担当法人、実行体制、契約範囲を確認しましょう。
筆者・監修者のおすすめポイント
医療機器等の新製品について、市場検証から営業実行・販路拡大までつなげたい企業に向きます。現在の事業フェーズと、社内に残す営業機能を伝えて相談できます。
医療向け営業代行の費用は何で変わる?
費用は、対象施設の数だけでなく、リサーチや商材学習の量、訪問の有無、商談の担当範囲などで変わります。「月額」や「アポ単価」だけを並べず、同じ仕事と成果地点を任せる条件にそろえて比較しましょう。
固定報酬・成果報酬・複合型を成果地点と合わせて比べる
固定報酬は、一定期間の体制・活動に対して費用を支払う方式です。対象施設を調べたり説明方法を調整したりする作業も含めて計画しやすい一方、受注がなくても費用は発生します。担当者数、稼働量、実施する作業を確認して見積もりを比べます。
成果報酬は、事前に決めたアポイントや商談などに対して費用が発生する方式です。「指定部署の担当者が参加した実施商談」なのか「日程が確定したアポイント」なのかで価値が変わるため、対象施設、参加者、キャンセル、重複・既存顧客の扱いまで決めておく必要があります。
基本料金と成果報酬を組み合わせる複合型もあります。成果報酬という名称でも初期費用や最低発注額がある場合があるため、支払いが発生する条件と、成果が少ない場合の総額を確かめましょう。どの方式でも、商材や施設の条件が合わなければ、安い単価だけで効率がよいとは判断できません。
初期費用や訪問費を含む総費用と有効商談数で判断する
総費用には、リスト・台本・資料の準備、商材学習、電話・郵送、交通・出張、利用システムなど、今回必要な費目を含めます。最低契約期間や追加対応、途中解約の条件も確認すれば、月額だけでは見えない負担を比べられます。
例えば、総費用60万円で20件の商談を実施したと仮定すると、実施商談1件あたりは3万円です。そのうち事前に決めた施設・部署・ニーズの条件を満たす商談が10件なら、有効商談1件あたりは6万円になります。
有効商談数が同じでも、導入決定までにかかる期間や、自社がデモ・見積もりに使う工数は異なります。受注や粗利益まで追える場合は回収可能性も確認し、営業代行費だけでなく、商談後に社内で担う仕事も含めて判断しましょう。
医療向け営業代行を始めるまでの進め方
依頼前には、対象施設と商材、達成したい成果を整理し、社内の受け入れ体制を整えます。そのうえで対象を絞って試すと、営業代行の接触方法と、自社の商談後の対応をあわせて見直せます。
1.対象施設・商材・達成したい成果を整理する
最初に、営業したい施設の条件と地域、営業対象外の既存顧客、商材資料、導入事例を用意します。何をもって有効商談とするかに加え、自社で月に何件の商談・デモを受けられるかも整理しましょう。接点を増やしても、その後に対応できなければ検討が止まってしまうためです。
架空の例として、診療所向け予約システムなら、対応できる施設規模、現在の予約方法で聞きたい課題、デモを担当する人を決めておきます。導入関係者は施設ごとに確認する前提で、初回接触で集める情報を絞ると、アポイントの受け渡しが具体的になります。
予算は、製品の単価や粗利益、受注までの期間と照らして検討します。「アポを増やす」だけで終えず、どの条件の施設と、何を確かめる商談を作りたいかまで共有してください。
2.任せる工程と自社の対応窓口を決める
リスト作成、初回接触、商談、デモ、見積もり・契約、導入支援に分け、担当者と引き継ぐ条件を決めます。例えば、営業代行から「課題、参加者、確認したい仕様、希望時期」を受け取り、自社担当が次回デモの日程を調整する、という分担です。
資料や台本の承認窓口と、技術・薬事などの質問の回答先も明確にしましょう。引き継いだ案件へいつまでに対応するかを決めておけば、依頼先と自社の間で放置される状況を減らせます。
訪問は、施設が定める受付・面会のルールに沿って調整します。営業を断られた場合の停止と共有方法も決め、担当交代や別チャネルで同じ施設へ接触し続けないようにしておきます。
3.対象を絞って試し、反応と商談後の進み方を見直す
初期は対象施設やエリアを絞り、担当者へ届いたか、条件に合う商談を実施できたか、その後に検討が進んだかを確認します。連絡した件数だけでなく、保留・見送りの理由を集めると、次に変える条件が見えてきます。
担当者につながらないならリストや接触の時間帯を、会えても次へ進まないなら参加者・資料・自社フォローを見直します。工程ごとに止まる理由を確かめれば、架電数だけを増やすよりも、改善に使う費用と時間を絞りやすくなります。
範囲を広げる際は、商談の条件と自社の対応余力が保てるかを確認しましょう。小さな試行で得た結果を他の施設や地域でも同じように再現できるとは限らないため、対象を変えた後も反応を見ながら調整します。
まとめ|医療向け営業代行は商材と委託範囲をそろえて比較しよう
医療向け営業代行は、対象施設と商材、担当する工程をそろえて比べることが大切です。医療に特化した実績の有無に加え、誰が製品を説明し、質問へ答え、商談後の検討を進めるかまで確認しましょう。
費用は公開された単価だけでなく、準備・訪問・追加対応などを含む総額と、有効商談の条件で判断します。一般の営業支援を活用する場合も、医療案件への対応範囲を確かめたうえで、自社の専門担当と分担する必要があります。
相談前に、商材資料、対象施設の条件、任せたい工程、自社の説明・商談体制、成果と予算を整理しておきましょう。条件に合う営業支援会社をどう絞るか迷う場合は、プロベルへご相談ください。依頼の目的と必要な支援を伝えることで、候補の特徴を比べやすくなります。