AI営業支援ツールおすすめ8選|機能・料金と選び方を比較
2026年10月02日
AI営業支援ツールは、見込み顧客の発見、案件管理、商談の記録、提案準備などをAIで補助し、営業担当者が顧客との対話や判断に使える時間を増やすための法人向けサービスです。ただし、「AI営業支援」という言葉が指す範囲は広く、営業先の選定に強い製品と、SFA・CRMの分析に強い製品、商談内容の可視化に強い製品では、解決できる課題が異なります。
導入時は、AI機能の多さだけで選ぶのではなく、自社の営業工程で何が滞っているか、どのデータを活用できるか、既存システムとどこまで連携できるかを確認することが重要です。本記事では、AI営業支援ツールの種類と選び方を整理し、代表的な8サービスを比較します。
AI営業支援ツールとは
AI営業支援ツールとは、営業活動で生じるデータをAIで処理し、情報収集、優先順位付け、記録、分析、予測、文書作成などを支援するツールの総称です。たとえば、企業の検索行動から関心が高まっている見込み客を見つけたり、過去の案件情報から受注確度を推定したり、商談音声を文字起こしして次の行動を提案したりします。
AIは営業担当者の判断を完全に置き換えるものではありません。入力データが古い、記録が不足している、商談の背景が反映されていないといった状態では、出力も不正確になる可能性があります。AIに任せる作業と、人が事実確認・意思決定する作業を分けて運用することが前提です。
AI営業支援ツールが支援する主な業務
営業活動は、見込み客の発見、アプローチ、商談、提案、受注、振り返りという複数の工程に分かれます。AI営業支援ツールは、工程ごとに異なる形で業務を補助します。
新規開拓では、企業属性やWeb上の行動データを分析し、アプローチの優先順位を提示します。商談前には企業情報や過去の接点を要約し、準備時間を短縮します。商談後には、録音や議事録から要点、顧客の懸念、宿題、次の行動を抽出し、SFA・CRMへの入力を補助します。案件管理では、停滞案件や失注リスクを見つけ、マネージャーが確認すべき案件を絞り込めます。
ただし、すべての製品が全工程をカバーするわけではありません。新規開拓の効率化が目的なのに商談解析中心の製品を選ぶと、導入効果を感じにくくなります。まずは営業工程を分解し、どの作業時間や成果指標を改善したいかを明確にしましょう。
SFA・CRMや生成AIとの違い
SFAは案件、活動履歴、売上見込みなどを管理する仕組みで、CRMは顧客情報や接点を蓄積して関係構築に活用する基盤です。AI営業支援ツールの中には、SFA・CRMにAI機能を組み込んだ製品もあれば、既存のSFA・CRMへ商談データや分析結果を渡す製品もあります。
一方、汎用の生成AIは、メール文面や提案のたたき台を柔軟に作れますが、自社の顧客情報や案件履歴と自動で結び付くとは限りません。営業専用ツールは、営業データの項目、権限、ワークフロー、外部連携を前提に設計されている点が違いです。すでにSFA・CRMを使っている企業は、入れ替えるのか、AI機能を追加するのか、商談解析など特定工程だけ補完するのかを決める必要があります。
AI営業支援ツールの主なタイプ
AI営業支援ツールは、主に「新規開拓・ターゲティング型」「SFA・CRM一体型」「商談解析・セールスイネーブルメント型」「営業コンテンツ・業務自動化型」に分けられます。複数タイプの機能を備える製品もありますが、中心となる用途を見れば比較しやすくなります。
新規開拓・ターゲティング型
新規開拓・ターゲティング型は、企業データ、人物データ、検索・閲覧などのインテントデータを使い、アプローチ候補を抽出するタイプです。担当者が営業リストを手作業で集める時間を減らし、検討可能性の高い企業から接触する運用を目指せます。
比較時は、収録企業数だけでなく、自社が狙う業種・規模のデータが十分か、更新頻度はどの程度か、部署や人物まで特定できるかを確認します。メール、電話、フォームなど実行できるチャネルと、アプローチ結果を既存CRMへ戻せるかも重要です。インテントデータは関心の兆候であり、購買意思を保証するものではないため、営業担当者が企業状況を確認して接触する運用が欠かせません。
SFA・CRM一体型
SFA・CRM一体型は、顧客・案件・活動データを一元管理し、AIがスコアリング、売上予測、案件要約、次の行動提案などを行うタイプです。営業管理の基盤から整えたい企業や、蓄積済みの案件データを分析に使いたい企業に適しています。
成果を出すには、項目設計と入力定着が重要です。AIが分析できるだけの履歴がなければ、精度の高い予測や提案は期待できません。導入時は、既存表計算や旧システムから何を移行するか、入力項目をどこまで必須にするか、管理者がデータ品質をどう維持するかまで決めましょう。
商談解析・セールスイネーブルメント型
商談解析型は、電話、Web会議、対面商談を録音・録画し、文字起こし、要約、トーク分析、議事録作成、コーチングに活用するタイプです。トップ営業の話し方や質問の仕方を共有し、営業品質のばらつきを減らしたい場合に向きます。
確認すべき点は、利用中の電話・Web会議ツールへの対応、話者分離や日本語認識の精度、SFAへの反映範囲です。録音データには個人情報や機密情報が含まれる場合があるため、相手への通知・同意、保存期間、閲覧権限、削除方法も社内ルールとして整える必要があります。
営業コンテンツ・業務自動化型
このタイプは、営業メール、商談準備メモ、議事録、提案書の下書き、フォローアップ文面などを生成し、営業事務を短縮します。SFA・CRM一体型や商談解析型の一機能として提供されることもあります。
生成結果は、そのまま顧客へ送るのではなく、商品仕様、価格、契約条件、顧客名などを人が確認します。社内文書を学習・参照させる場合は、最新版だけを参照できる状態にし、古い資料や承認前の情報が混在しないよう管理することが重要です。
AI営業支援ツールの選び方
AI営業支援ツールを比較するときは、機能一覧を横に並べる前に、自社が解決したい課題を具体化します。そのうえで、AIが必要とするデータ、既存環境との連携、現場定着、セキュリティ、総費用を確認すると、導入後のミスマッチを抑えられます。
改善したい営業工程とKPIを明確にする
最初に、営業工程のどこで時間や機会を失っているかを確認します。見込み客リストの作成に時間がかかるのか、商談後の入力が遅いのか、案件の優先順位が担当者任せなのかによって、必要なツールは変わります。
課題は「営業を効率化したい」だけで終わらせず、測定できる指標に落とし込みます。たとえば、リスト作成時間、初回接触から商談化までの日数、SFA入力時間、商談化率、受注率、失注理由の記録率、マネージャーのレビュー時間などです。導入前の数値を記録しておけば、ツール導入後に本当に改善したかを判断できます。
必要なデータとAI機能の対応範囲を確認する
AIが何を入力として、何を出力するのかを確認しましょう。企業データを使う製品、CRM履歴を使う製品、通話・会議データを使う製品では、導入前に用意すべきデータが異なります。入力元が不足している場合は、先に顧客データの整理や営業記録の標準化が必要です。
デモでは、自社に近い業種や営業プロセスの例だけでなく、可能であれば許可済みの実データで試します。要約結果に根拠となる発言を確認できるか、スコアの理由を説明できるか、固有名詞や業界用語を正しく認識できるかを見ます。AI出力を人が修正し、その修正を運用へ反映できるかも確認しましょう。
既存のSFA・CRMや会議ツールと連携できるか確認する
連携機能は、サービス名が対応一覧に載っているだけでは判断できません。顧客、案件、活動、議事録など、どの項目を同期できるか、双方向か片方向か、リアルタイムか定期同期かを確認します。連携設定に追加費用や開発が必要なケースもあります。
連携が不十分だと、営業担当者が同じ内容を複数システムへ入力することになり、定着を妨げます。既存システムを正本として残す場合は、AI営業支援ツールからどのデータを戻し、重複や上書きをどう防ぐかまで設計しましょう。
現場が使い続けられる運用と支援体制を確認する
AI機能が優れていても、日常業務に組み込めなければ効果は続きません。営業担当者が追加操作を何回行うか、モバイルから使えるか、記録内容を簡単に修正できるか、管理者が利用状況を把握できるかを確認します。
トライアルでは、営業担当者、マネージャー、システム管理者のそれぞれが操作し、役割ごとの負担を評価しましょう。初期設定、データ移行、研修、運用相談、問い合わせ窓口など、提供会社の支援範囲も重要です。自社で管理者を置けない場合は、伴走支援の内容と期間を具体的に確認します。
セキュリティとAIへのデータ利用条件を確認する
営業データには、顧客の連絡先、商談内容、価格、契約条件などの機密情報が含まれます。アクセス権限、監査ログ、多要素認証、暗号化、データ保存場所、バックアップ、契約終了後の削除方法を確認しましょう。
生成AIを利用する機能では、入力データがモデル学習に使われるか、外部AI事業者へ送信されるか、保存期間を制御できるかも確認が必要です。録音・録画を行う場合は、個人情報保護や社内規程だけでなく、顧客への告知・同意方法を法務・情報システム部門と整理します。
総費用と拡張時の料金を比較する
料金は、1ユーザー当たりの月額だけで比較しないことが大切です。最低契約ID数、初期費用、データ件数、AI実行回数、通話時間、ストレージ、外部連携、サポート、導入支援などが別料金になる場合があります。
現在の利用人数だけでなく、半年後や1年後に対象部署を広げた場合の費用も試算します。無料プランやトライアルは操作確認に有効ですが、本番で必要な権限、分析、連携、セキュリティ機能が上位プランに限られることがあります。比較表には、同じ利用条件で算出した総額を置くと判断しやすくなります。
おすすめのAI営業支援ツール8選
ここからは、新規開拓、SFA・CRM、顧客データ、商談解析など、用途の異なる代表的なAI営業支援ツールを紹介します。各サービスの料金や機能は変更される可能性があるため、導入前に公式情報と見積もりで最新条件を確認してください。
| サービス名 | 主な用途 | AI活用の特徴 |
|---|---|---|
| Sales Marker | 新規開拓・ターゲティング | インテント分析、優先企業抽出、アプローチ支援、商談分析 |
| HubSpot Sales Hub | CRM・営業自動化 | 予測、スコアリング、メール作成・自動化 |
| Agentforce Sales(Salesforce) | 大規模CRM・案件管理 | AIエージェント、案件分析、予測、次の行動支援 |
| Mazrica Sales | SFA・CRM | 自然言語検索、横断分析、AIアシスタント |
| Sansan | 顧客データ・接点管理 | 企業・人物情報の収集・要約、営業準備支援 |
| MiiTel | 電話・Web・対面商談解析 | 文字起こし、要約、音声解析、AIコーチング |
| amptalk | 商談データ・営業育成 | 商談記録の構造化、SFA連携、トレーニング |
| ailead | 対話データ活用 | 商談収集・構造化、SFA反映、勝ちパターン分析 |
Sales Marker
出典:Sales Marker
| サービス名 | Sales Marker |
| 運営会社 | 株式会社Sales Marker |
| 本社所在地 | 東京都渋谷区恵比寿四丁目20番3号 恵比寿ガーデンプレイスタワー32階 |
| 設立 | 2021年7月29日 |
| 主な用途 | 新規開拓、インテント分析、商談支援 |
| 料金 | 要問い合わせ |
Sales Markerは、企業の検索・閲覧行動などから関心の高まりを捉え、アプローチ先の優先順位付けや複数チャネルでの接触を支援するサービスです。公式サイトでは、インテントデータ、企業・部署・人物データ、メールやフォームなどのアプローチ機能、商談内容の構造化や次の行動生成などを案内しています。
新規開拓の母集団が広すぎて優先順位を付けにくい企業は、どのシグナルを自社の購買兆候として扱うかを検証すると活用しやすくなります。インテントは確定した購買意思ではないため、企業情報や過去接点と組み合わせ、担当者が接触理由を確認する運用が必要です。
筆者・監修者のおすすめポイント:
検索行動などの兆候を起点に新規開拓先を絞り、接触優先順位とアプローチを一体で設計したい企業におすすめです。
HubSpot Sales Hub
| サービス名 | HubSpot Sales Hub |
| 運営会社 | HubSpot Japan株式会社 |
| 本社所在地 | 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 丸の内永楽ビル26F |
| 設立 | 2016年2月 |
| 主な用途 | CRM、案件管理、営業自動化 |
| 料金 | 無料:0円、Starter:月額2,400円/シート〜、Professional:月額12,000円/シート〜、Enterprise:月額18,000円/シート〜(公式カタログ掲載) |
HubSpot Sales Hubは、Smart CRMを基盤に、顧客・案件管理、営業メール、日程調整、自動化、予測、スコアリングなどを提供する営業支援ソフトウェアです。無料ツールから始められ、Starter、Professional、Enterpriseへ機能を拡張できます。
公式サイトでは、無料、Starter、Professional、Enterpriseの各プランを公開しています。AI予測や高度な自動化、コミュニケーションインテリジェンスなどは利用プランによって異なるため、必要機能がどのエディションに含まれるかを確認しましょう。マーケティングや顧客対応もHubSpotで運用する場合は、同じ顧客データを部門横断で使いやすい点が利点です。
筆者・監修者のおすすめポイント:
小規模からCRMを整備し、営業・マーケティング・顧客対応を同じ顧客データでつなげたい企業におすすめです。
Agentforce Sales(Salesforce)
出典:Agentforce Sales(Salesforce)
| サービス名 | Agentforce Sales(Salesforce) |
| 運営会社 | 株式会社セールスフォース・ジャパン |
| 本社所在地 | 東京都千代田区丸の内1-1-3 日本生命丸の内ガーデンタワー |
| 設立 | 2000年4月 |
| 主な用途 | CRM、案件管理、予測、AIエージェント |
| 料金 | Free Suite:0円、Starter Suite:月額3,000円/ユーザー〜、ほか複数プラン(プランにより契約条件が異なる。公式価格ページ掲載) |
Agentforce Salesは、SalesforceのCRMを基盤に、リード・商談管理、売上予測、案件分析、営業向けAIエージェントなどを提供する営業プラットフォームです。複数部門や複雑な営業プロセスに合わせて拡張しやすく、外部システムとの連携や権限設計にも対応します。
公式料金ページでは、無料版から複数エディションまで公開されており、組み込みAIやAgentforceの利用範囲はプランごとに異なります。既存のSalesforce環境へ追加する場合は、現在のデータ品質と権限設定を点検し、AIが参照できる範囲を明確にすると安全です。新規導入では、初期構築や運用管理の体制も費用に含めて検討します。
筆者・監修者のおすすめポイント:
複雑な営業プロセスや大量データを扱い、拡張性の高いCRMとAIを全社基盤として運用したい企業におすすめです。
Mazrica Sales
| サービス名 | Mazrica Sales |
| 運営会社 | 株式会社マツリカ |
| 本社所在地 | 東京都中央区東日本橋2丁目7番1号 J.NODE東日本橋Ⅱ 6階 |
| 設立 | 2015年4月30日 |
| 主な用途 | SFA・CRM、案件管理、営業分析 |
| 料金 | Starter:月額65,000円〜(10ユーザーを含む。追加ユーザー月額6,500円)、Growth:月額125,000円〜(10ユーザーを含む。追加ユーザー月額12,500円)ほか(税抜・年間契約) |
Mazrica Salesは、顧客・案件・行動管理を行う国産SFA・CRMです。案件を直感的に把握できる画面に加え、AI自然言語検索、AI横断分析、AIアシスタントなどを提供しています。営業現場の入力・閲覧のしやすさと、管理者による分析の両方を重視したい企業の候補です。
公式サイトでは、ID単価と最低月額料金がプラン別に案内されています。AI機能の範囲や利用回数、最低契約ID数はプランによって異なるため、実際の利用人数と必要機能で見積もる必要があります。表計算から移行する場合は、案件項目を増やしすぎず、入力ルールを簡潔にして定着を優先するとよいでしょう。
筆者・監修者のおすすめポイント:
国産SFAの使いやすさと定着支援を重視し、案件管理から分析まで段階的に高度化したい企業におすすめです。
Sansan
出典:Sansan
| サービス名 | Sansan |
| 運営会社 | Sansan株式会社 |
| 本社所在地 | 東京都渋谷区桜丘町1-1 渋谷サクラステージ 28F |
| 設立 | 2007年6月11日 |
| 主な用途 | 名刺・顧客接点・企業情報の一元管理 |
| 料金 | 要問い合わせ |
Sansanは、名刺や企業・人物情報、社内の接点データを一元管理し、営業機会の発見や商談準備に活用できる営業AXサービスです。社員ごとに分散している名刺や顧客接点を組織のデータとして整備し、企業情報の確認や人脈の共有を支援します。
公式サイトでは、Sansan Labsで企業の最新動向や人物情報をAIが収集・要約する機能などを案内しています。料金は企業規模や利用機能によって変わるため、個別見積もりが必要です。既存のCRMと併用する場合は、どちらを顧客情報の正本にするか、名寄せや更新をどの方向で行うかを決めておきましょう。
筆者・監修者のおすすめポイント:
社内に散在する名刺・接点情報を整備し、人脈と企業情報を営業機会の発見に活かしたい企業におすすめです。
MiiTel
出典:MiiTel
| サービス名 | MiiTel |
| 運営会社 | 株式会社RevComm |
| 本社所在地 | 東京都千代田区丸の内二丁目4番1号 丸の内ビルディング28階 |
| 設立 | 2017年7月7日 |
| 主な用途 | 電話・Web会議・対面商談の記録・解析 |
| 料金 | 基本サービスは要問い合わせ。MiiTel Synapseオプションは月額2,000円/ID(税抜) |
MiiTelは、電話、Web会議、対面商談などの会話を記録・分析する音声解析AIです。文字起こしや議事録生成だけでなく、話速、会話の比率、キーワードなどを可視化し、営業担当者の振り返りやマネージャーのコーチングに活用できます。
公式サイトでは、電話向けのMiiTel Phone、Web会議向けのMiiTel Meetings、対面向けのMiiTel RecPodなどを案内しています。生成AIを用いるMiiTel Synapseは基本サービスに付随するオプションで、公式ページでは1ID当たり月額2,000円(税抜)とされています。基本サービス本体の料金、必要ID数、録音時間、外部連携を含めて見積もりましょう。
筆者・監修者のおすすめポイント:
電話から対面まで会話データを蓄積し、営業トークの改善と議事録・SFA入力の効率化を進めたい企業におすすめです。
amptalk
出典:amptalk
| サービス名 | amptalk |
| 運営会社 | amptalk株式会社 |
| 本社所在地 | 東京都渋谷区渋谷2丁目20-11 渋谷協和ビル8階 |
| 設立 | 2020年 |
| 主な用途 | 商談記録、SFA連携、営業分析・育成 |
| 料金 | 要問い合わせ |
amptalkは、電話やWeb会議の商談データを取得・構造化し、営業組織の分析や育成に活用するセールスイネーブルメントサービスです。商談後の記録作業を減らし、案件情報や会話内容をマネージャーが確認しやすくすることで、営業改善のサイクルを支援します。
導入時は、利用中のWeb会議・電話・SFAとの連携範囲、商談の自動取得条件、要約項目のカスタマイズ、権限設定を確認しましょう。AIによるロールプレイング機能なども展開されていますが、提供条件や料金は利用範囲によって異なるため、公式窓口への確認が必要です。
筆者・監修者のおすすめポイント:
Web商談や電話の記録を営業データに変え、案件管理とマネージャーのコーチングを改善したい企業におすすめです。
ailead
出典:ailead
| サービス名 | ailead |
| 運営会社 | 株式会社ailead |
| 本社所在地 | 東京都港区赤坂1-14-14 第35興和ビル5階 |
| 設立 | 公式サイトで確認できず |
| 主な用途 | 対話データの収集・構造化、SFA反映、営業育成 |
| 料金 | 要問い合わせ |
aileadは、商談・面接・会議などの対話データを収集・構造化し、SFAへの反映、コーチング、勝ちパターン分析などを支援するAIエージェント基盤です。営業担当者の入力負荷を抑えながら、会話の中にある顧客課題や合意事項を組織で活用できます。
公式サイトでは、商談データの自動収集・構造化からSFA反映までの支援を案内しています。比較時は、自社が利用する会議システムやSFAに対応しているか、必要な項目へ自動反映できるか、マネージャーがどの単位で分析できるかを確認しましょう。料金は公式窓口への問い合わせが必要です。
筆者・監修者のおすすめポイント:
商談後の入力負荷を減らしながら、会話データから組織の営業ノウハウを標準化したい企業におすすめです。
AI営業支援ツールを導入する流れ
AI営業支援ツールは、全営業部門へ一度に導入するよりも、対象工程と利用者を限定して検証し、効果と運用課題を確認してから広げる方が安全です。次の流れで進めると、ツール導入そのものが目的になるのを防げます。
現状の営業プロセスと課題を可視化する
見込み客の獲得から受注までを工程ごとに分け、担当者、使用ツール、入力データ、所要時間、成果指標を整理します。営業担当者への聞き取りだけでなく、実際の入力件数や作業時間も確認すると、優先課題を判断しやすくなります。
AIに任せる範囲もこの段階で決めます。情報収集や要約は自動化しやすい一方、顧客への提案内容、価格、契約条件、受注確度の最終判断は人が確認すべきです。AI出力を誰が承認し、誤りがあった場合にどこへ戻すかまで設計しましょう。
候補を絞り、実データで検証する
要件に合う候補を2〜3製品に絞り、デモやトライアルを行います。公開データだけのデモでは自社固有の用語や業務との相性を判断しにくいため、社内規程に従い、匿名化または利用許可を得た実データで検証します。
評価項目は、AI精度だけでなく、操作時間、修正のしやすさ、連携後のデータ形式、管理者の設定工数も含めます。同じシナリオと評価表を使って比較すれば、印象ではなく実務適合性で選べます。固有名詞の誤認率、スコアや提案の根拠を追えるか、SFAへ戻したデータに重複・欠損がないかも記録し、許容できる基準を候補間でそろえましょう。
利用ルールとデータ管理を整える
本番導入前に、入力してよい情報と禁止する情報、録音・録画の告知方法、閲覧権限、保存期間、出力の確認責任を決めます。顧客へ送る文章や提案資料は、人が事実と表現を確認してから利用するルールにします。入力データがモデル学習に使われるか、外部AI事業者へ転送・保存されるかも、契約条件と管理画面の設定で確認しましょう。
また、退職・異動時のアカウント処理、誤った顧客統合の修正、連携停止時の手順も必要です。営業部門だけで決めず、情報システム、法務、セキュリティ、必要に応じて個人情報保護の担当者を交えて確認しましょう。
KPIを定点観測して対象範囲を広げる
導入後は、事前に決めたKPIを同じ条件で測定します。入力時間が減った一方で修正時間が増えていないか、商談数が増えても質が下がっていないかなど、複数の指標を組み合わせて確認します。
短期間では受注率まで変化が出ない場合もあります。その場合は、入力完了率、商談準備時間、次回行動の設定率など、成果につながる中間指標を追います。効果が確認できた工程から利用者や自動化範囲を広げ、課題が残る場合は設定や運用を修正します。
自社の営業課題に合うAI営業支援ツールを選ぼう
AI営業支援ツールは、新規開拓先を見つけたいのか、顧客・案件データを整えたいのか、商談の記録と育成を改善したいのかによって適切な製品が異なります。最初に営業工程とKPIを整理し、必要なデータ、既存ツールとの連携、現場の使いやすさ、セキュリティ、総費用を同じ条件で比較しましょう。
導入を依頼する前には、対象となる営業チーム、現在の業務フロー、改善したい指標、既存のSFA・CRMや会議ツール、利用人数、扱うデータ、予算、導入希望時期を整理しておくと、ベンダーから具体的な提案を受けやすくなります。AIの出力を誰が確認するか、録音や顧客情報をどう管理するかも、選定と並行して決めることが大切です。
AI営業支援は、営業戦略、SFA・CRM、商談解析、生成AI、データ管理など複数領域にまたがるため、自社だけで要件整理や発注先の比較を進めにくい場合があります。プロベルでは、専任のコンサルタントへ現状の課題や実現したいことを共有し、営業強化やITシステム開発などのBtoB領域から適した発注先の提案を受けられます。具体的な条件が未確定でも相談でき、情報収集だけなら無料で、発注も必須ではありません。