カンファレンス企画・運営のおすすめ会社9選|開催形式別の特徴と選び方
2026年10月02日
カンファレンスの開催を外部へ任せたい場合、会社によって得意な形式や支援範囲は大きく異なります。国際会議の来賓対応まで必要なのか、オンラインで見込み顧客との接点を作りたいのかによって、比較すべき候補は変わります。本記事では、企画・運営を支援する9社の特徴と、依頼前に確認したい実務上のポイントを紹介します。
カンファレンス企画・運営を依頼できるおすすめ会社9選
国際会議から企業の年次イベント、オンライン共催、対面の商談創出まで、各社の支援領域には違いがあります。開催形式に加え、事務局、広報、登壇者や協賛社の調整、開催後の活用まで、どこを委託するかをそろえて比較しましょう。
| 会社名 | 得意な開催形式 | 選定時の着眼点 |
|---|---|---|
| 日本コンベンションサービス株式会社 | 国際会議・学術集会・企業イベント | 多言語対応や来賓接遇を含む運営体制 |
| 株式会社コングレ | 企業カンファレンス・式典・セミナー | 企画から参加登録、当日、事後までの一貫支援 |
| 株式会社EventHub | 企業カンファレンス・オンライン/オフライン | 参加者データ活用と営業連携 |
| OTSUNAGI株式会社 | オンライン・共催カンファレンス | 共催先調整から商談化までの支援 |
| 株式会社JTB | 企業カンファレンス・商品発表会 | 顧客・取引先向けの体験設計と事後検証 |
| 株式会社猿人 | BtoB年次・ユーザーカンファレンス | 大規模案件の進行管理と協賛・登壇者調整 |
| 株式会社ニューズベース | 対面・オンライン・ハイブリッド | 事務局・参加者管理を含む運営体制 |
| 共同ピーアール株式会社 | BtoB企業カンファレンス | メディア向け発信とリード獲得の連動 |
| 株式会社Growth DX | オフラインBtoBカンファレンス | スポンサー活用と商談化の導線設計 |
日本コンベンションサービス株式会社
| 会社名 | 日本コンベンションサービス株式会社 |
| 本社所在地 | 東京都千代田区霞が関 |
| 設立 | 1967年12月 |
| 主な対応形式 | 国際会議・学術集会・企業イベント |
日本コンベンションサービスは、国際会議や学術集会に加え、企業イベントの企画・制作・運営を手がけています。企業向けには事業戦略発表会、製品発表会、株主総会、表彰式などの支援を案内しており、会場の特性や来場者動線を踏まえて企画から運営まで対応します。
国際会議で培った多言語・多文化への対応や、来賓・VIPの接遇を必要とする案件では、候補に入れやすい会社です。一般的な販促イベントだけでなく、海外登壇者を招く会議や公的性格のある大型イベントを想定している場合は、必要な通訳、導線、警備や受付の体制を具体的に相談できます。
筆者・監修者のおすすめポイント
海外登壇者や来賓を迎える対面カンファレンスで、会場運営と接遇をまとめて検討したい企業に適しています。国際会議と企業イベントの双方を公式に支援対象としている点が判断材料です。
株式会社コングレ
出典:株式会社コングレ
| 会社名 | 株式会社コングレ |
| 本社所在地 | 東京都中央区日本橋 |
| 設立 | 1990年6月 |
| 主な対応形式 | 企業カンファレンス・セミナー・式典 |
コングレは、フォーラムやカンファレンス、新製品発表会などのビジネスイベントを対象に、企画から当日運営、事後対応までの工程を示しています。公式サイトでは、ヒアリング後の予算策定と会場提案、進行台本、広報、参加登録、機材や運営スタッフの管理、アンケート集計などを挙げています。
主催側で複数の業者を個別に調整する負担が大きい場合、会場・参加者・演出を一つの計画にまとめられるかが選定の焦点になります。式典や企業向け発表会にも対応しているため、開催目的が情報発信だけでなく関係者との交流や企業イメージの表現を含む案件にも向きます。
筆者・監修者のおすすめポイント
企画、会場、参加登録、当日進行、事後対応を通して委託したい企業に適しています。工程ごとの対応内容が公式に明示されており、社内で不足する業務を見積もり時に整理しやすい点が理由です。
株式会社EventHub
出典:株式会社EventHub
| 会社名 | 株式会社EventHub |
| 本社所在地 | 東京都港区西新橋 |
| 設立 | 2016年2月 |
| 主な対応形式 | 企業カンファレンス・オンライン/オフライン |
EventHubは、カンファレンスの企画・運営支援とイベントマーケティングプラットフォームを組み合わせて提供しています。企画や集客、開催当日の運営に加え、同社の仕組みではQRコードによる受付、セッション参加・動画視聴の記録、アンケート回答の管理に対応します。対面・オンライン・ハイブリッド開催を対象とし、取得した参加者データをMA・SFAへ連携して開催後の営業活動へつなげられる点が特徴です。
BtoB企業がカンファレンスを商談創出の施策として実施する場合、申込者数だけでなく、参加状況や関心に応じた事後フォローが重要になります。イベント運営と顧客管理の仕組みを一緒に検討したい企業は、使用するMA・SFAとの連携方法、取得するデータ、営業への引き渡し条件まで確認すると比較しやすくなります。
筆者・監修者のおすすめポイント
参加者データを開催後の営業活動へつなげたいBtoBマーケティング部門に向いています。企画支援と自社プラットフォームを併せて提供しているため、イベント体験とデータ活用を同時に設計しやすい点が判断材料です。
OTSUNAGI株式会社
出典:OTSUNAGI株式会社
| 会社名 | OTSUNAGI株式会社 |
| 本社所在地 | 福岡県福岡市中央区天神 |
| 設立 | 2022年4月 |
| 主な対応形式 | オンライン・共催カンファレンス |
OTSUNAGIは、オンラインカンファレンスの企画運用代行を提供しています。戦略設計、共催先への声かけ、LPやバナーの制作、進行管理、アンケート、当日の配信支援、開催後のリード精査までを支援範囲として案内しています。複数企業による共催を活用した集客設計を得意領域としています。
少人数のマーケティング部門が大規模なオンライン開催を目指す場合、登壇企業との調整や制作物の回収が運営上の負担になりがちです。同社には共催先候補への声かけを中心とするプランから、企画・制作・配信、開催後のリード精査や再配信まで含むプランがあります。自社が担う登壇・確認作業と各社の集客分担、取得したリードの共有条件を確かめると、必要な委託範囲を選びやすくなります。
筆者・監修者のおすすめポイント
共催企業を集めたオンラインカンファレンスを、限られた社内人員で実施したい企業に向いています。共催先調整と制作・運営、リード精査までを支援範囲に含めている点が選定理由です。
株式会社JTB
出典:株式会社JTB
| 会社名 | 株式会社JTB |
| 本社所在地 | 東京都港区東新橋 |
| 設立 | 1963年11月 |
| 主な対応形式 | 企業カンファレンス・商品発表会 |
JTBは、主催企業の顧客や販売代理店、サプライヤーなどを対象とする企業カンファレンスと商品発表会の企画・運営を支援しています。製薬、自動車、IT、金融などの案件を対象に、企画と集客支援から当日の進行、開催後の検証までを一体で設計するサービスです。
新製品や事業戦略を単に発表するだけでなく、参加者が内容を理解し、次の行動につなげる場を作りたい場合に検討できます。取引先やメディアを招く対面開催では、誰へ何を伝えるかに加え、会場体験、登壇内容、参加者の反応をどう確認するかまで提案を求めると比較しやすくなります。
筆者・監修者のおすすめポイント
顧客や代理店に向けた対面カンファレンスで、ブランド・商品理解と参加者の行動を重視する企業に向きます。企画から集客、進行、事後検証を通して設計できる点が選定理由です。
株式会社猿人
出典:株式会社猿人
| 会社名 | 株式会社猿人 |
| 本社所在地 | 東京都港区元赤坂 |
| 設立 | 2007年6月 |
| 主な対応形式 | BtoB年次・ユーザーカンファレンス |
猿人は、BtoB企業の年次イベントやユーザーカンファレンスを対象に、目的・KPIの設計から企画、集客、制作、当日運営、事後評価まで支援しています。公式サービスページでは、登壇者のノミネートや講演調整、協賛企業への対応、会場・展示・配信の設計を支援項目に挙げています。
複数セッション、展示、ネットワーキングを組み合わせる大規模開催では、個々の制作会社を手配するだけでなく、全体工程と主催者側の意思決定を管理する役割が欠かせません。同社はIT業界を中心としたカンファレンスの支援例も公開しており、実施体制、協賛社との役割分担、開催後のリード管理や投資対効果の評価まで相談する候補になります。
筆者・監修者のおすすめポイント
登壇者、協賛社、展示を伴うBtoBの年次カンファレンスを主催する企業に適しています。企画から現場・事後評価までの工程を一つのプロジェクトとして管理する支援範囲が、ほかの形式特化型の候補との違いです。
株式会社ニューズベース
出典:株式会社ニューズベース
| 会社名 | 株式会社ニューズベース |
| 本社所在地 | 東京都中央区銀座 |
| 設立 | 1989年3月 |
| 主な対応形式 | 対面・オンライン・ハイブリッド |
ニューズベースは、カンファレンスやシンポジウムの企画、運営、リード管理などの事後対応を提供しています。対面、オンライン、ハイブリッドの開催形式に対応し、予算・工程・集客の設計に加え、会場やゲスト、スポンサーの調整、運営マニュアルの作成までを支援対象としています。
特徴は、当日の進行だけでなく、事務局の立ち上げ、参加者管理、問い合わせ対応といった継続的な実務を運営計画に組み込める点です。開催準備を担当する人員が足りない企業や、複数の関係者への連絡を一つの窓口にまとめたい主催者は、どの業務を委託し、社内にどの承認を残すかを整理して相談できます。
筆者・監修者のおすすめポイント
会場や配信の手配に加え、参加者・登壇者・スポンサーへの連絡を担う事務局を必要とする企業に向きます。公式ページで業務フローと運用体制の設計を掲げているため、主催側の人員不足を補う観点で比較しやすい候補です。
共同ピーアール株式会社
出典:共同ピーアール株式会社
| 会社名 | 共同ピーアール株式会社 |
| 本社所在地 | 東京都中央区築地 |
| 設立 | 1964年11月 |
| 主な対応形式 | BtoB企業カンファレンス |
共同ピーアールは、BtoBカンファレンスの設計・運営、映像制作、配信を、メディアリレーションズとデジタル集客と組み合わせて提供しています。公式ページでは、会場選定、ステージ制作、当日の進行と事務局対応に加え、プレスリリース、メディア誘致、告知サイト、リード管理基盤の構築を案内しています。
開催そのものを目的にするのではなく、業界内での認知や取材機会を作り、見込み顧客との接点へつなげたい企業に適した方向性です。ほかの運営会社と比べる際は、メディア向けの情報設計と参加者向けの集客をどう分担するか、取得したリードをどのシステムへ渡すか、取材・記事化を成果指標に含めるかを確認します。
筆者・監修者のおすすめポイント
新規領域の認知づくりとリード獲得を同時に狙うBtoB企業が比較したい候補です。会場制作や配信とともに、メディアへの発信・誘致をサービス範囲としている点が選定上の違いです。
株式会社Growth DX
| 会社名 | 株式会社Growth DX |
| 本社所在地 | 東京都千代田区麹町 |
| 設立 | 2020年10月 |
| 主な対応形式 | オフラインBtoBカンファレンス |
Growth DXは、BtoB企業向けのイベントマーケティング支援として、特にオフラインカンファレンスの企画、集客、運営、開催後の商談化を一貫して提供しています。公式ページでは、自社で継続的にオフラインカンファレンスを主催する経験を踏まえ、参加者の購買体験と売上につながる導線を設計すると説明しています。
会場を埋めることだけでなく、誰を集め、どの接点から商談につなげるかを重視する企業に適します。スポンサーを巻き込む形式の費用設計も支援対象としているため、協賛枠の設計と費用負担、リードの取扱い、開催後の営業連携を提案時に具体化すると、一般的な運営代行との違いが明確になります。
筆者・監修者のおすすめポイント
オフライン開催を新規商談につなげたいBtoB企業に向きます。企画・運営に加えて、スポンサーを含む費用設計と商談化の導線を明示しているため、イベント投資の成果を重視する際の比較候補になります。
カンファレンス企画・運営会社の選び方
会社名や開催実績だけで選ばず、自社の目的と開催条件に合うかを確かめることが重要です。特に、対面イベントとオンラインイベントでは必要な人員や制作物、成果の測り方が異なるため、同じ条件で各社の提案を比較します。
開催目的と成果指標から得意領域を選ぶ
新規顧客との接点づくりが目的なら、集客対象、実際の参加率、有効リード、商談化までの設計が重要です。一方、専門領域の情報交換や国際的な発信が中心なら、プログラム編成、登壇者対応、通訳、会場運営の比重が高まります。申込者数だけを成果にすると、狙う層が参加したか、開催後に接点を持てたかが見えません。誰を集め、何を持ち帰ってもらい、どの段階までを委託先が計測・報告するかを先に決めれば、演出案だけでなく成果につながる企画かを評価できます。
開催形式と委託範囲を確認する
対面開催では会場手配、来場者動線、受付、機材、スタッフ配置が中心になります。オンラインでは配信環境、視聴ページ、登壇者との接続確認、視聴者サポートが欠かせません。ハイブリッド開催では両方の運営が重なるうえ、会場と配信で質疑応答や資料の見せ方をどうそろえるかも決める必要があります。企画・登壇者調整・集客・当日運営・事後分析を主催者と委託先のどちらが担うか一覧化し、参加登録データや当日の記録を誰が引き渡すかまで確認すると、提案の違いが見えます。
運営体制とトラブル対応を確認する
カンファレンス当日は、登壇者の遅延、機材不具合、受付の混雑など、準備段階では見えにくい問題が起こり得ます。提案時には全体責任者と現場・配信担当の連絡系統、進行台本、リハーサルの方法、予備機材や配信障害時の案内方針を確認します。とくに複数会場やハイブリッド開催では、進行の変更を誰が決め、登壇者と参加者へ誰が伝えるかを決めておくと、当日の判断が滞りにくくなります。
カンファレンス運営の費用を比較する際の注意点
カンファレンスの費用は、開催人数だけで決まりません。会場の規模、開催形式、配信の有無、登壇者数、制作物、集客支援、事後分析などで必要な作業が変わります。公開された一律の金額よりも、自社の要件をそろえた見積もりで総額と範囲を確認することが重要です。
見積もりの内訳と追加費用をそろえる
企画費、会場費、音響・映像機材、運営人員、配信、受付システム、告知素材、集客施策を分けて比較します。会場延長、登壇者追加、参加人数の増加、配信機材の増設、制作物の修正回数は追加費用が生じる条件になり得ます。見積書では金額だけでなく、企画書・台本・収録データ・開催後レポートなどの納品物、変更・キャンセル条件も確認が必要です。同じ開催要件と主催者側の担当範囲を各社へ伝えることで、安価に見える提案に必要作業が含まれていない状況を避けやすくなります。
依頼前に社内で決める事項を整理する
委託先へ相談する前に、開催目的、想定する参加者、人数、希望日程、予算上限、開催形式を整理します。さらに、登壇者の手配を誰が行うか、告知に使える自社媒体、申込者情報の管理者、社内の意思決定者も共有しておくと、提案が具体的になります。会場予約、登壇者確定、告知開始、制作物の承認にはそれぞれ期限があるため、希望開催日から逆算した社内確認の予定も重要です。全項目を確定できなくても、未定事項と決定期限を明示すれば、各社が前提をそろえて見積もりを作れます。
カンファレンス企画・運営会社選びでお悩みならプロベルへご相談ください
カンファレンスの企画・運営会社は、国際会議や来賓対応、企業向けの対面発表会、大規模BtoBイベント、事務局運営、メディア誘致、商談化、オンライン共催など、得意領域が異なります。自社の開催目的と形式、必要な支援範囲を先に決めることが、適切な候補を選ぶ出発点です。
比較時には、企画から当日までの担当範囲、集客と登壇者調整、配信や受付の体制、開催後のフォロー、見積もりに含まれる費用を確認します。例えば新規商談を重視する企業と、海外参加者を迎える対面会議を開く企業では、同じ「カンファレンス」でも優先すべき支援が違います。依頼前に想定人数、日程、予算、社内の担当業務を整理しておくと、提案の比較がしやすくなります。
イベントの運営を外部に任せても、目的と成果指標が曖昧なままでは最適な提案を選べません。自社の条件を明確にしたうえで、複数社の得意領域と対応範囲を同じ基準で比べることが大切です。カンファレンス企画・運営会社選びでお悩みの際は、プロベルへご相談ください。