BtoBマーケティング支援会社おすすめ8選|選び方・費用・依頼できる業務を解説
2026年10月01日
BtoBマーケティングは、見込み顧客の獲得から育成、商談、受注までの期間が長く、マーケティング部門と営業部門の連携も欠かせません。しかし、戦略を設計できる人材や施策を実行するリソースが不足し、取り組みが進まない企業も多いでしょう。
BtoBマーケティング支援会社を活用すれば、現状分析やKPI設計、広告・コンテンツ制作、MA運用、インサイドセールスなどを専門家に相談できます。ただし、会社ごとに得意領域や支援範囲は異なります。
本記事では、BtoBマーケティング支援会社8社の特徴を比較し、選び方、費用の考え方、依頼の流れを解説します。自社の課題に合うパートナーを見つけるためにお役立てください。
※本記事は当社独自の基準に基づき作成・編集しており、【プロベルおすすめ】と記載があるものは、プロベル有料掲載社のプロモーションが含まれます。
BtoBマーケティング支援会社とは
BtoBマーケティング支援会社とは、法人向け商材を扱う企業に対し、顧客獲得から受注につなげる仕組みづくりを支援する会社です。顧客や競合の調査、ターゲット設定、施策計画といった上流のコンサルティングに加え、Web広告、SEO、ホワイトペーパー、ウェビナー、メール配信などの実行を担う会社もあります。
支援会社は、戦略策定を中心にするコンサル型、施策の制作・運用を担う実行代行型、MAやCRMの導入・定着を支援するツール活用型などに分けられます。名称だけでなく、具体的な業務範囲を確認することが重要です。
BtoBマーケティング支援会社に依頼できる主な業務
BtoBマーケティング支援会社へ依頼できる業務は、戦略設計から集客、育成、営業連携、分析まで幅広くあります。自社の課題がどの段階にあるかを整理し、必要な業務だけでなく前後工程とのつながりも確認しましょう。
戦略・KPI設計
市場環境、自社の強み、顧客の課題、競合の訴求を分析し、狙うべき業界や企業規模、担当者像を定めます。そのうえで、売上目標から必要な商談数、案件化率、リード数を逆算し、KGI・KPIと施策ロードマップを設計します。指標の定義と計測方法が曖昧なままだと、施策数が増えても商談・受注への貢献を評価できないため、現状値と目標値まで合意することが重要です。BtoBでは検討期間が長いため、短期の活動指標と中長期の売上指標を分け、定例会で見直す頻度も決めておきましょう。
リード獲得施策の企画・実行
Web広告、SEO、オウンドメディア、サービスサイト改善、ホワイトペーパー、ウェビナーなどを組み合わせ、見込み顧客との接点を増やします。制作や運用まで任せられるか、企画のみかは会社ごとに異なります。ターゲットごとの接点と獲得単価を確認し、短期の広告施策と中長期のコンテンツ施策をどう配分するかまで提案できる会社かを比較しましょう。問い合わせ数だけでなく、対象企業からの獲得割合や商談化率まで確認すると、量と質の両面で施策を評価できます。
リード育成と営業連携
獲得したリードにメールやコンテンツを届け、検討度を高めます。MAによるスコアリング、インサイドセールス、SFA・CRMへのデータ連携まで支援する会社もあります。営業へ引き渡す条件や差し戻し時の扱いが決まっていないと、リード数が増えても商談につながりにくいため、部門間の運用設計まで支援範囲に含まれるかを確認してください。たとえば、閲覧履歴や企業属性をどのように評価し、誰がいつ連絡するかを具体化すると、支援会社ごとの提案を比較しやすくなります。
分析・改善と内製化支援
施策別の流入、コンバージョン、商談化、受注への貢献を分析し、改善案を実行します。運用手順書、研修、担当者育成など、契約終了後の内製化を支援する会社もあります。レポート提出だけでなく、改善案の実装者と期限まで定められるか、将来的に社内へ引き継げる成果物が残るかを確認すると、継続的な運用を判断しやすくなります。分析画面や広告・MAのアカウントを自社でも閲覧できる状態にし、数値の定義と更新方法を共有してもらうことも重要です。
BtoBマーケティング支援会社の選び方
BtoBマーケティング支援会社は、対応施策の多さだけでなく、自社の課題や商材特性に合う経験、成果指標、契約後に残る仕組みまで見て選ぶことが重要です。ここでは、提案と見積もりを比較する際の4つの基準を解説します。
自社の課題に合う支援領域か
認知不足、リード不足、商談化率、営業連携、データ活用など、解決したい課題を絞ります。課題が曖昧なまま幅広い支援を依頼すると、優先順位が分散して成果を評価しにくくなります。提案前に対応範囲と成果物、支援対象外の業務を確認し、自社側で担う作業との境界まで明確にしましょう。現状値、目標値、達成時期を整理して候補各社へ同じ条件で伝えると、提案内容と見積もりの差を比較しやすくなります。複数の課題がある場合は、最初に改善するボトルネックと後回しにする施策も決めておきましょう。
同業種・類似商材の支援経験があるか
BtoBでは、商材単価や検討期間、決裁者、販売チャネルによって有効な施策が変わります。事例数だけで判断せず、自社に近い商材の購買プロセスを理解しているか、担当者がどの工程を担ったかまで確認することが重要です。条件の近い実績があれば、施策の優先順位や必要期間を現実的に見積もりやすくなります。事例を確認する際は、業種名だけでなく、対象顧客、支援開始時の課題、実施施策、支援期間を聞き、自社との共通点を見極めましょう。
成果指標と営業部門との連携方法が明確か
マーケティングKPIと商談・受注指標をどう結び付けるか、リードを営業へ渡す条件、定例会の参加者、データ更新の担当を合意できる会社を選びましょう。リード数だけを成果にすると質の低い案件が増える可能性があります。商談化率や受注貢献まで同じデータで追えるか、営業部門を交えた改善会議を運用できるかも確認してください。支援会社と自社の責任範囲を定め、未達時にどの数値を基に施策を見直すのかまで提案段階で確認すると安心です。
契約終了後にノウハウが残るか
広告やMAのアカウント、制作データ、分析レポート、運用手順書が自社に残るかを確認します。研修や引き継ぎ期間が含まれるかも、契約前に確かめてください。成果物や設定を支援会社だけが保有すると、契約終了後に運用が止まったり、別会社への切り替え費用が増えたりするため、データの帰属と返却形式まで明記してもらうことが重要です。契約書や見積書には、納品物の一覧、編集権限、アカウントの管理者、引き継ぎ方法を記載してもらい、終了時の作業も確認しましょう。
BtoBマーケティング支援会社おすすめ8選
以下では、公式サイトで確認できる支援内容をもとに、8社の特徴を比較します。掲載順は優劣を示すランキングではありません。
| 会社名 | 主な支援領域 | 向いている企業 |
|---|---|---|
| GENNE株式会社【プロベルおすすめ】 | MA・SFA・CRM、営業DX | 顧客データと営業連携を整えたい企業 |
| 株式会社KUROKO【プロベルおすすめ】 | 戦略、広告、コンテンツ、商談獲得 | リードから商談まで一体で改善したい企業 |
| 株式会社START WITH WHY【プロベルおすすめ】 | 戦略設計、施策実行、営業支援 | 上流から実行まで伴走を求める企業 |
| 株式会社才流 | 戦略、顧客理解、組織支援 | 方向性と社内運用を整えたい企業 |
| シンフォニーマーケティング株式会社 | ABM、データ、MA、内製化 | 複雑なBtoB基盤を構築したい企業 |
| ワンマーケティング株式会社 | コンテンツ、MA、リード育成 | 見込み顧客育成を仕組み化したい企業 |
| テクロ株式会社 | SEO・LLMO、メルマガ、HubSpot | コンテンツ集客を強化したい企業 |
| 株式会社イノーバ | コンテンツ戦略、制作、運用 | 長期的なコンテンツ資産を築きたい企業 |
GENNE株式会社【プロベルおすすめ】
出典:GENNE株式会社
| 項目 | 内容 |
| 会社名 | GENNE株式会社 |
| 主な支援領域 | BtoBマーケティング設計、MA・SFA・CRM |
| 特徴 | 営業DXとツールの選定・構築・運用を支援 |
| 料金 | 要問い合わせ |
GENNE株式会社は、BtoB企業の営業・マーケティング領域におけるデジタルシフトを支援する会社です。CRM・SFA・MAの選定や構築、運用に加え、マーケティングフローの整理や体制設計にも対応しています。
ツールを導入したものの活用できていない企業や、部門ごとに顧客データが分散している企業は候補にしやすいでしょう。公式サイトでは、HubSpot、Salesforce、kintoneなど幅広いツールの選定支援に加え、HP・LPの制作・改修やメルマガ用コンテンツ作成まで案内しています。導入時の項目設計から運用・内製化、売上向上に向けた施策まで一貫して相談したい場合に適しています。
筆者・監修者のおすすめポイント
営業とマーケティングのデータ基盤を整え、部門間連携を改善したい企業に向いています。
株式会社KUROKO【プロベルおすすめ】
出典:株式会社KUROKO
| 項目 | 内容 |
| 会社名 | 株式会社KUROKO |
| 主な支援領域 | 戦略、広告、コンテンツ、インサイドセールス |
| 特徴 | リード獲得から商談化・営業の型化まで対応 |
| 料金 | 要問い合わせ |
株式会社KUROKOは、BtoBセールス支援の中で、マーケティング戦略、LP制作、リスティング広告・SNS広告、ホワイトペーパー、インサイドセールスなどを提供しています。KGI・KPIやパイプラインの設計、営業資料の改善にも対応しています。
集客施策だけでなく、その後の商談獲得や営業プロセスまで横断して見直したい企業に適しています。公式サイトでは、業務フローや商談フェーズの整理、営業の型化、ターゲットリスト作成、アウトバウンドコール、MA運用なども支援範囲として示されています。マーケティングと営業の目標・運用を同時に整えたい場合に比較しやすい会社です。
筆者・監修者のおすすめポイント
リード獲得から商談化までを一体で改善し、営業活動の型を整えたい企業におすすめです。
株式会社START WITH WHY【プロベルおすすめ】
| 項目 | 内容 |
| 会社名 | 株式会社START WITH WHY |
| 主な支援領域 | 営業・マーケティング戦略、施策実行 |
| 特徴 | ロードマップ策定から検証・改善まで伴走 |
| 料金 | 要問い合わせ |
株式会社START WITH WHYは、BtoB企業を対象に、営業・マーケティング戦略の仮説設計、ロードマップ作成、施策の実行・改善を支援しています。マーケティング、インサイドセールス、フィールドセールスなど、特定フェーズのみの相談にも対応しています。
上流の設計だけで終わらず、実行と検証まで伴走するパートナーを求める企業に向いています。公式サイトでは、現状把握と論点整理、市場・競合・ターゲット分析、KPI・KGI設計、営業モデルの再設計、アクションプラン策定を支援内容として案内しています。課題の特定から実行計画までをつなぎ、営業活動の再現性を高めたい企業に適しています。
筆者・監修者のおすすめポイント
事業目標から施策を逆算し、営業プロセスも含めて一貫した支援を受けたい企業に適しています。
株式会社才流
出典:株式会社才流
| 項目 | 内容 |
| 会社名 | 株式会社才流 |
| 主な支援領域 | BtoBマーケティング戦略・施策設計 |
| 特徴 | 顧客理解と独自メソッドを基に自走を支援 |
| 料金 | 要問い合わせ |
株式会社才流は、BtoBマーケティングや法人営業、新規事業などのコンサルティングを提供しています。顧客理解や購買プロセスの把握を重視し、戦略・施策の設計、組織の自走に向けた支援を行います。
社内に実行担当者はいるものの、施策の優先順位や方向性を整理したい企業が検討しやすい会社です。公式サイトでは、戦略策定から施策実行の伴走までを一気通貫で支援し、プロセスやテンプレートも共有するとしています。オンライン施策だけでなく展示会やセミナーなども含め、自社で継続できる仕組みを構築したい場合に向いています。
筆者・監修者のおすすめポイント
顧客理解を深め、再現性のある戦略と社内運用の土台をつくりたい企業に向いています。
シンフォニーマーケティング株式会社
| 項目 | 内容 |
| 会社名 | シンフォニーマーケティング株式会社 |
| 主な支援領域 | 戦略、ABM、データ、MA、研修 |
| 特徴 | BtoB専業の知見で組織と運用基盤を支援 |
| 料金 | 要問い合わせ |
シンフォニーマーケティング株式会社は、BtoBマーケティングを専門とし、戦略策定、ABM、データ管理、MA活用、運用、研修などを支援しています。製造業をはじめとするBtoB企業の複雑な商談プロセスにも対応しています。
複数部門や事業をまたぐマーケティング基盤を整えたい企業や、MAを継続的に活用できる体制をつくりたい企業に適しています。公式サイトでは、戦略・組織設計のコンサルティング、実務を担うマネージドサービス、研修・人材育成を提供しています。社内リソースやノウハウの不足に応じて、実務支援と人材育成を組み合わせたい場合に比較しやすい会社です。
筆者・監修者のおすすめポイント
組織・データ・ツールを横断し、中長期でマーケティングの仕組みを構築したい企業におすすめです。
ワンマーケティング株式会社
| 項目 | 内容 |
| 会社名 | ワンマーケティング株式会社 |
| 主な支援領域 | 戦略、コンテンツ、MA、リード育成 |
| 特徴 | 顧客の検討段階に合わせた施策設計 |
| 料金 | 要問い合わせ |
ワンマーケティング株式会社は、BtoBマーケティングの戦略設計からコンテンツ制作、MA導入・運用、リード育成まで支援しています。顧客の検討段階に合わせたコミュニケーション設計も相談できます。
見込み顧客は獲得できているものの、情報提供やフォローが属人的で商談につながりにくい企業に向いています。公式サイトでは、マーケティング戦略、MA導入・運用、セールス支援、ABM、コンテンツ制作などを一つながりのマーケティングフローとして提供しています。MAとSFAを含む仕組みや運用リソースまでまとめて整えたい場合に検討しやすい会社です。
筆者・監修者のおすすめポイント
MAとコンテンツを組み合わせ、継続的なリード育成の仕組みを整えたい企業に適しています。
テクロ株式会社
出典:テクロ株式会社
| 項目 | 内容 |
| 会社名 | テクロ株式会社 |
| 主な支援領域 | SEO・LLMO、メルマガ、HubSpot |
| 特徴 | BtoBコンテンツの企画・制作・運用に対応 |
| 料金 | 要問い合わせ |
テクロ株式会社は、BtoB企業向けにオウンドメディア運用、SEO・LLMO、メルマガ、HubSpot活用などを支援しています。コンテンツの企画や制作、運用改善まで外部リソースを活用できます。
検索からの接点を増やし、継続的な情報発信によってリードや商談を獲得したい企業が比較候補にしやすい会社です。公式サイトでは、リード獲得支援、LLMO・AIO対策、HubSpotの導入・活用設計、BtoBマーケティングのeラーニングを案内しています。コンテンツ施策に加えて、ツール活用や社内担当者の学習まで組み合わせたい場合に向いています。
筆者・監修者のおすすめポイント
コンテンツ施策の企画・制作・運用をまとめて進め、安定した集客経路を育てたい企業におすすめです。
株式会社イノーバ
出典:株式会社イノーバ
| 項目 | 内容 |
| 会社名 | 株式会社イノーバ |
| 主な支援領域 | コンテンツ戦略、制作、運用、分析 |
| 特徴 | 顧客起点のコンテンツマーケティングを支援 |
| 料金 | 要問い合わせ |
株式会社イノーバは、BtoBマーケティングの戦略立案から施策実行までを伴走支援し、Web集客、コンテンツ制作、MA運用、ABMなどに対応しています。経営目標からロードマップとKPIを設計し、定例会やレポートを通じて改善を進めます。
公式サイトでは、マーケティングコンサルティング、BtoB向けWebサイト制作、コンテンツ制作を組み合わせ、集客から商談創出まで支援するとしています。コンテンツを長期的な資産として蓄積するだけでなく、営業部門との連携や社内へのノウハウ蓄積も進めたい企業に向いています。
筆者・監修者のおすすめポイント
顧客起点のコンテンツを継続的に蓄積し、認知からリード育成まで強化したい企業に適しています。
BtoBマーケティング支援の費用相場
費用は、支援範囲、担当人数、制作量、広告費、利用ツールによって大きく変わります。戦略コンサルティングは月額やプロジェクト単位、施策代行は月額固定、広告運用は固定額または広告費に連動した手数料となるのが一般的です。制作費、広告媒体費、MA利用料は別途かかる場合があります。
月額だけで比べず、初期調査、制作物、定例会、レポート、最低契約期間、外部ツールや広告の実費を含む総額で比較しましょう。
BtoBマーケティング支援を依頼する流れ
最初に、売上や商談に関する現状値と課題、依頼したい業務、予算、開始時期、社内体制を整理します。次に複数社へ相談し、提案内容、担当者、支援範囲、KPI、見積もりを比較します。
契約後は、調査・分析、戦略とロードマップの合意、施策実行、定例レビューの順で進めるのが基本です。開始前に承認フローや営業データの共有方法も決めましょう。
BtoBマーケティング支援を成功させるポイント
支援会社へ丸投げせず、自社側にも意思決定できる責任者を置きましょう。商材や顧客に関する知識、過去の施策データ、失注理由などを共有すると、提案の精度が高まります。
営業部門も定例会やKPI設計に参加し、リードの質や商談結果を支援会社へ戻すことが重要です。短期間のリード数だけでなく、商談化率、受注率、顧客獲得単価、検討期間の変化を確認してください。
BtoBマーケティング支援会社選びでお悩みならプロベルへご相談ください
BtoBマーケティング支援会社は、戦略設計、集客、リード育成、MA・CRM、インサイドセールスなど、得意領域が異なります。まずは自社の課題と目標を明確にし、必要な支援範囲、社内で担う業務、予算、期間を整理しましょう。
比較時には、類似商材の経験、担当者の専門性、営業部門との連携、KPI、成果物とデータの帰属、内製化支援まで確認することが大切です。
BtoBマーケティング支援会社選びでお悩みの際は、プロベルへご相談ください。