Blog list

アルムナイ採用支援サービスおすすめ9選|機能・伴走支援・料金体系を比較

プロベルのコンサルタントに相談する
  1. TOP
  2. プロベル編集部のブログ一覧
  3. アルムナイ採用支援サービスおすすめ9選|機能・伴走支援・料金体系を比較

アルムナイ採用支援サービスおすすめ9選|機能・伴走支援・料金体系を比較

2026年10月01日

退職者との関係を採用資産として生かすアルムナイ採用は、候補者情報の管理だけでなく、退職後も接点を保つための継続的な運用が欠かせません。しかし、サービスごとに対象者の範囲、コミュニティ機能、スカウト機能、運用代行、料金体系が異なるため、自社に合う支援を見極める必要があります。

本記事では、アルムナイ採用を検討する企業の人事・採用担当者に向けて、主要な支援サービス9つを比較します。選び方、導入メリット、注意点、実施手順も整理するため、退職者母集団の規模や社内体制に合うサービスを判断する際に役立ててください。

アルムナイ採用支援サービスおすすめ9選

アルムナイ採用支援サービスは、退職者との接点管理に特化したものから、辞退者やリファラル人材まで含めて一元管理するものまでさまざまです。ここでは、対象範囲、主な機能、運用支援、料金体系を基準に9サービスを比較します。

サービス名主な支援範囲料金・契約の特徴
オフィシャル・アルムナイアルムナイネットワーク構築、コミュニティ運営、コンサルティング要問い合わせ
MyTalent採用CRM、タレントプール、候補者関係構築要問い合わせ
Alumy(アルミー)タレント管理、専任コーディネーターによる運用支援初期・月額0円、成果報酬型
エアリーforアルムナイ情報配信、チャット、アンケート、プロフィール管理ID課金型または成果報酬型
aloop(アループ)統合タレントDB、行動データ活用、BPO要問い合わせ
リファアルムリファラル・アルムナイ一元管理、伴走支援初期費用・月額費用、年間契約
YELLoop退職者コミュニティ、情報発信、採用・協業の接点構築要問い合わせ
アルムニア勤務経験者の招待制DB、短時間求人の配信・直接雇用要問い合わせ
カスタメディア アルムナイ・コミュニティ個別構築型の退職者DB、交流、オファー機能初期構築費+月額2万円〜

オフィシャル・アルムナイ

出典:オフィシャル・アルムナイ

サービス名オフィシャル・アルムナイ
運営会社株式会社ハッカズーク
主な支援範囲ネットワーク構築・運営、コンサルティング
料金要問い合わせ
運用支援導入設計・コミュニティ運営・運用代行

オフィシャル・アルムナイは、企業と退職者、退職者同士のネットワーク構築・運営を、専用クラウドシステムとコンサルティングで支援するサービスです。プロフィールや名簿の管理、情報発信、コミュニケーションの場を整えるだけでなく、アルムナイネットワークの立ち上げや運用設計まで相談できます。

採用だけを単発の目的にせず、協業、業務委託、採用ブランディングなども含めて長期的な関係を築きたい企業に向いています。退職者数が多い企業では、対象者の分類、参加促進、継続的なコンテンツ企画まで含めて運用体制を検討すると、システムを導入するだけで終わりにくくなります。

筆者・監修者のおすすめポイント

アルムナイ領域に特化したシステムと運用支援を組み合わせられるため、大規模な退職者ネットワークを中長期で育てたい企業の比較候補です。再雇用だけでなく、協業や組織改善まで活用目的を広げたい場合に適しています。

MyTalent

出典:MyTalent

サービス名MyTalent
運営会社株式会社TalentX
主な支援範囲採用CRM、タレントプール、候補者関係構築
料金要問い合わせ
運用支援コンサルティング・RPOを相談可能

MyTalentは、過去の応募者、アルムナイ、採用イベント参加者など、自社と接点を持った人材をタレントプールとして蓄積し、継続的な関係構築を支援する採用CRMです。リファラル採用や採用ブランディング、応募者管理などを含むMyTalent Platformの一部として利用でき、採用チャネルを横断したデータ活用を目指せます。

アルムナイの再雇用だけを独立施策にせず、辞退者や潜在候補者を含むタレントアクイジション全体を設計したい企業に適します。既存のATSや採用業務との役割分担を先に決め、どの接点から得た情報をどのタイミングで更新・配信するかを整理しておくことが重要です。

筆者・監修者のおすすめポイント

候補者データをアルムナイだけに分断せず、過去応募者やリファラル人材も含めて採用資産として扱える点が選定上の強みです。複数の採用チャネルを一元化し、継続的な採用マーケティングへつなげたい企業に向いています。

Alumy(アルミー)

出典:Alumy

サービス名Alumy(アルミー)
運営会社株式会社インディードリクルートパートナーズ
主な支援範囲退職者・辞退者等のタレントプール運用
料金初期・月額0円、採用時の成果報酬
運用支援専任コーディネーターが導入設計から支援

Alumyは、アルムナイ、選考参加者、キャリアイベント参加者など、自社と接点を持った人材を一元管理するタレントプール採用支援サービスです。企業向け管理画面とタレント専用マイページに加え、専任コーディネーターが導入設計、対象者の集客、求人やニュースの配信、交流施策などを支援します。

初期費用と月額費用がかからず、カムバック採用が成立した際に費用が発生する成果報酬型である点が特徴です。固定費を抑えて始めやすい一方、採用人数が増えた場合の総費用や成果報酬の条件、運用開始までの準備期間を確認し、自社の採用計画と照らして判断する必要があります。

筆者・監修者のおすすめポイント

専任コーディネーターが関係維持と運用を支え、初期・月額費用0円の成果報酬型で始められます。専任担当を置きにくく、固定費を抑えながらアルムナイ施策を立ち上げたい企業が比較しやすいサービスです。

エアリーforアルムナイ

出典:エアリーforアルムナイ

サービス名エアリーforアルムナイ
運営会社EDGE株式会社
主な支援範囲情報配信、チャット、アンケート、プロフィール管理
料金基本プランまたは成果報酬型プラン
運用支援導入キックオフ・運用支援

エアリーforアルムナイは、退職者や最終選考辞退者との接点を維持し、カムバック採用につなげることに特化したサービスです。会社・求人情報のお知らせ、アンケート、チャット、タイムライン、プロフィール管理、スマートフォンアプリを備え、プッシュ通知を利用した継続的な情報発信を行えます。

料金は、利用人数に応じたシステム利用プランと、採用決定者の理論年収に連動する成果報酬型プランから選択できます。登録対象者の人数、年間の想定採用数、社内で運用する範囲を基に、どちらの方式が総額を抑えやすいか試算して比較すると判断しやすくなります。

筆者・監修者のおすすめポイント

スマートフォンアプリとプッシュ通知を使い、求人がない時期も会社情報を届けやすい点が特徴です。定額型と成果報酬型の両方を比較し、対象人数や採用計画に合わせて費用構造を選びたい企業に適しています。

aloop(アループ)

出典:aloop

サービス名aloop(アループ)
提供rakumo株式会社・株式会社パソナ
主な支援範囲統合タレントDB、配信、スカウト、選考支援
料金要問い合わせ
運用支援BPO・運用アウトソーシング

aloopは、アルムナイ、リファラル人材、新卒・中途の選考参加者、採用イベント参加者などを統合データベースで管理するタレントプールソリューションです。職務経歴やスキル、在籍情報、選考履歴、イベント参加履歴を整理し、属性タグや求人閲覧などの行動データを基に対象者を絞って情報を届けられます。

システムに加え、登録支援、コンテンツ配信、スカウト、データ更新、選考フォロー、イベント施策などを担うBPOサービスを組み合わせられます。社内に運用担当者を置けない場合でも導入しやすい一方、外部へ任せる業務と社内で意思決定する範囲を明確にしておくことが重要です。

筆者・監修者のおすすめポイント

統合タレントDBとBPOを組み合わせ、情報配信からスカウト、選考フォローまで運用を広く委託できます。アルムナイ以外の接点人材も管理しつつ、採用実務の負担を抑えたい企業の候補になります。

リファアルム

出典:リファアルム

サービス名リファアルム
運営会社株式会社Take Action
主な支援範囲リファラル・アルムナイ一元管理
料金初期費用・月額費用、原則年間契約
運用支援採用コンサルタントの伴走支援

リファアルムは、現社員からの紹介によるリファラル採用と、退職者を対象とするアルムナイ採用を同じ仕組みで運用できるサービスです。独自の採用ページ、求人情報のリンク共有、紹介活動や選考進捗を確認できるダッシュボード、紹介者へのインセンティブ機能を備えています。

ツール提供に加え、採用コンサルタントが制度設計から社内浸透、運用まで伴走します。初期費用と月額費用がかかり、原則として年間契約であるため、導入前に対象となる社員・退職者数、社内広報の計画、紹介活動を促すルールを整理しておくと、費用に対する成果を評価しやすくなります。

筆者・監修者のおすすめポイント

リファラル採用とアルムナイ採用を一体で運用し、社員・退職者の協力を促す仕組みと伴走支援を利用できます。紹介採用をすでに実施しているものの、活動量や進捗が見えず形骸化している企業に向いています。

YELLoop

出典:YELLoop

サービス名YELLoop
運営会社株式会社マイナビ
主な支援範囲退職者コミュニティの構築・運用
料金要問い合わせ
運用支援導入・運営に関するコンサルティング

YELLoopは、退職者やOB・OGと企業がつながる専用コミュニティを作るサービスです。プロフィールや投稿、グループでの交流を通じて退職後の近況を共有でき、求人情報だけでなく協業や副業・業務委託の機会も届けられます。企業が一方向に求人を配信する運用から、アルムナイ同士も交流する場へ広げたい場合に比較価値があります。

マイナビの導入事例では、再入社の窓口として情報発信と直接コミュニケーションを重視した運用も紹介されています。コミュニティの活性化を目指すのか、再雇用に必要な連絡・応募導線を優先するのかを明確にし、運営担当と配信頻度、参加承認の手順を見積もり時に確認しましょう。

筆者・監修者のおすすめポイント

採用目的だけの名簿管理から、退職者同士の交流や協業まで発展させたい企業に適します。投稿・グループ機能を使う前提で、運営を継続できる人員を確保できるかが選定のポイントです。

アルムニア

出典:アルムニア

サービス名アルムニア
運営会社株式会社ツナググループ・ホールディングス
主な支援範囲勤務経験者の招待制DB・短時間求人とのマッチング
料金要問い合わせ
運用支援専任スタッフの支援

アルムニアは、過去に働いた経験がある人を企業が招待し、事業所の短時間・単発の仕事を届ける仕組みです。招待したアルムナイだけに求人を配信し、応募から直接雇用につなげる設計で、店舗や拠点ごとに繁忙期・欠員時の人員を確保したい企業に向いています。一般的な正社員のカムバック採用を中心とするサービスとは、想定する雇用形態と求人の長さが異なります。

導入時は、勤務経験者の連絡先と招待への同意、拠点ごとの募集権限、労働条件の通知、給与支払いなどの実務を確認してください。既存のスポットワーク費用と比較する場合も、システム利用料だけでなく、求人作成・勤務承認を担う現場の工数を含めて評価します。

筆者・監修者のおすすめポイント

元スタッフを数時間・数日単位で再登用したい小売・サービス業などに独自の比較価値があります。長期の正社員採用ではなく、現場の短期人員確保を主目的にする企業が検討すべき候補です。

カスタメディア アルムナイ・コミュニティ

出典:カスタメディア アルムナイ・コミュニティ

サービス名アルムナイ・コミュニティ
運営会社株式会社カスタメディア
主な支援範囲退職者DB・交流・オファー機能の個別構築
料金初期構築費+月額2万円〜
運用支援構築・運用プランの相談

カスタメディアのアルムナイ・コミュニティは、既成の機能を組み合わせて自社向けの退職者ネットワークを構築するサービスです。退職者の登録・検索、企業からのオファーと退職者からの逆オファー、交流コミュニティを選べます。外部サービスとの連携や追加開発も相談できるため、既存の採用・会員システムとの連携や公開範囲に固有の要件がある企業の選択肢になります。

公式サイトは月額2万円からと案内する一方、初期開発費は仕様によって変わります。必要な機能を絞った見積もりと、個別開発、保守、運用支援を含む総費用を確認しましょう。採用機能だけでなく交流の場も作れる反面、コミュニティを日常的に運営する社内担当は必要です。

筆者・監修者のおすすめポイント

既製SaaSの仕様に合わせにくく、退職者DBやオファー機能を自社要件に沿って組み合わせたい企業に向いています。月額だけで比較せず、初期構築と将来の機能追加まで含めて判断できる点が重要です。

アルムナイ採用支援サービスの選び方

サービスを比較する際は、機能数の多さだけでなく、誰を対象に何を実現したいか、社内でどこまで運用できるかを基準にします。対象者、運用支援、料金、個人情報管理の4点をそろえて確認すると、導入後のミスマッチを抑えやすくなります。

対象者と活用目的に合う管理範囲を確認する

退職者だけを対象にするのか、内定辞退者、過去応募者、採用イベント参加者、リファラル候補まで含めるのかで、必要なデータ項目と機能は変わります。再雇用が主目的なら求人管理や転職意向の更新が重要ですが、業務委託や協業も視野に入れるなら、スキル・現在の所属・活動領域を継続的に把握できる仕組みが必要です。

対象を広げるほど母集団は増える一方、配信内容が画一的になると反応が下がります。職種、退職時期、在籍部門、関心テーマなどで分類し、目的別に連絡できるかを確認すると、サービスの管理範囲が自社に合うか判断できます。

継続運用を支える機能と伴走支援を比較する

アルムナイ施策は名簿を作るだけでは成果につながりません。会社ニュース、求人、イベント、アンケートを継続して届け、反応に応じて個別に連絡する運用が必要です。情報配信、チャット、タグ管理、スカウト、レポートなど、自社の担当者が日常的に使う機能を優先して比較します。

社内の工数が限られる場合は、導入設計だけでなく、対象者の招待、コンテンツ作成、配信、イベント、データ更新、選考フォローまで支援範囲を確認します。ツール費用が低くても運用を内製できなければ休眠しやすいため、必要な業務を現実的に補えるサービスを選ぶことが重要です。

料金体系と想定採用数の相性を確認する

料金体系には、初期費用、月額固定費、登録ID数に応じた課金、採用時の成果報酬があります。固定費型は採用人数が増えても費用を予測しやすい一方、成果が出るまで費用が続きます。成果報酬型は開始時の負担を抑えやすいものの、採用人数や年収によって総額が大きくなる場合があります。

登録予定人数、年間の想定採用数、対象職種の年収、最低契約期間、運用支援の追加料金を同じ条件で試算します。単年度の採用単価だけでなく、構築したタレントプールを翌年度以降も利用できるかまで含めて費用対効果を比較する必要があります。

個人情報とセキュリティの管理方法を確認する

アルムナイ施策では、氏名や連絡先に加え、在籍履歴、退職理由、現在の所属、転職意向など慎重に扱う情報を管理します。通信・保存時の暗号化、アクセス権限、操作ログ、バックアップ、外部認証、再委託先を確認し、自社のセキュリティ基準を満たすかを判断します。

機能面だけでなく、本人からどのように同意を得るか、利用目的を変更する場合の通知方法、退会やデータ削除の手順も重要です。既存の退職者名簿を移行できる場合でも、在籍時に取得した連絡先を新しい目的で使えるとは限らないため、法務・個人情報管理部門と運用を整理します。

アルムナイ採用支援サービスを利用するメリット

支援サービスを利用すると、担当者個人の連絡先や表計算に依存していた退職者情報を組織で管理し、継続的なコミュニケーションにつなげられます。採用だけでなく、協業や人材紹介など関係性を広げられる点も利点です。

退職者情報と接点を継続的に管理できる

退職時点の所属や職種だけでなく、退職後に得た経験、現在のスキル、転職意向、希望する関わり方を更新できれば、募集が発生した際に対象者を探しやすくなります。個人のメールや名簿で管理する状態から脱し、異動や退職で担当者が変わっても関係を引き継げることは大きな利点です。

一方、情報は登録時点から古くなるため、プロフィール更新のきっかけが必要です。定期的なアンケートやイベント案内、コンテンツ配信と組み合わせ、更新率もKPIとして追うことで、使えるタレントプールを維持しやすくなります。

再入社後のミスマッチを抑えやすい

アルムナイは企業の事業や文化を経験しており、企業側も在籍時の役割や働き方を把握しています。通常の応募者より相互理解の土台があるため、採用後の業務や組織への適応を具体的に話し合いやすい点がメリットです。社外で得た経験を新しい役割へ生かせる可能性もあります。

ただし、過去の評価だけで採用を決めると、組織や本人の状況変化を見落とします。退職理由、退職後の経験、現在の価値観、期待する役割を改めて確認し、通常採用と同様に必要な選考を行うことで、ミスマッチ低減という利点を生かせます。

採用以外の協業や紹介にも関係を広げられる

退職者の全員がすぐに再入社を希望するわけではありません。転職意思がない時期でも、業務委託、共同プロジェクト、顧客・パートナー紹介、イベント登壇など、双方に合う関わり方が見つかる場合があります。採用だけを求めないことで、アルムナイが参加し続ける理由も作りやすくなります。

こうした接点から事業上の協力や将来の再雇用につながる可能性があります。ただし、コミュニティの目的を広げすぎると参加者に意図が伝わりにくいため、募集、協業、情報交換などの利用目的と連絡方法をあらかじめ示すことが重要です。

アルムナイ採用支援サービスを導入するときの注意点

ツールや支援会社を選ぶだけでは、アルムナイ採用は定着しません。再雇用制度、個人情報の扱い、情報発信の責任者を整え、退職者が安心して参加できる運用を作る必要があります。

再雇用の対象条件と選考基準を明確にする

退職理由、在籍期間、退職後の経過年数、再応募できる時期、選考フロー、処遇の決め方を整理します。制度が曖昧なまま個別判断を続けると、担当者によって対応が変わり、アルムナイ本人や通常応募者から公平性への疑問を持たれる可能性があります。

一律に優遇または除外するのではなく、現在の募集要件と本人の経験を基準に判断できるようにします。現場責任者、人事、労務が合意したルールを作り、例外時の承認者も決めておくと、候補者への説明と選考が安定します。

退職者本人の同意を前提に情報を扱う

在籍時に保有していた個人メールアドレスや人事情報を、本人への説明なしにアルムナイ施策へ流用することは避けます。利用目的、管理する情報、配信頻度、コミュニティ内での公開範囲、第三者提供の有無、退会・削除方法を示し、本人の参加意思を確認する必要があります。

退職理由や評価など社内情報の公開範囲も最小限にします。サービス上の権限設定だけでなく、運用担当者が閲覧・利用できる情報、データを出力する場合の保管先、問い合わせ窓口を決めることで、技術面と運用面の両方からリスクを抑えられます。

求人情報以外の継続的な発信を設計する

募集が発生した時だけ連絡すると、アルムナイから採用目的だけの関係と受け取られ、配信が読まれにくくなる可能性があります。会社の近況、事業・組織の変化、社員やアルムナイの活動、キャリアに役立つ情報、交流イベントなど、参加者にも価値のある内容を年間計画に組み込みます。

配信数だけでなく、開封・閲覧率、プロフィール更新率、イベント参加率、個別相談、応募数を確認します。反応の低い対象や内容を見直し、職種・在籍部門・退職時期ごとに配信を分けることで、過度な連絡を避けながら関係を維持できます。

アルムナイ採用支援サービスの導入手順

導入は、サービス契約から始めるのではなく、目的・制度・データ・運用を準備し、限定した対象で検証する順序が適切です。小規模な開始でも、評価指標を定めて改善を続ければ対象を広げられます。

目的・対象・KPIを定める

最初に、解決したい採用課題とアルムナイに期待する関わり方を明確にします。特定職種の再雇用、採用候補者の継続確保、業務委託人材の発掘など、目的によって招待対象と必要な機能が変わります。退職年、職種、雇用区分など対象条件も定めます。

KPIは採用人数だけでなく、招待到達率、登録率、プロフィール更新率、コンテンツ閲覧率、イベント参加率、個別相談数、応募率を段階別に設定します。どの段階で接点が途切れているかを把握できるため、運用改善につながります。

制度・データ・コンテンツを準備する

再雇用制度と選考フロー、個人情報の同意文、既存名簿の状態、招待方法、問い合わせ窓口を整えます。退職者に戻ってきてほしい理由だけでなく、どのような情報や交流機会を提供するかを決め、求人がない期間も続けられる発信計画を作ります。

支援会社へ任せる場合でも、募集要件、公開できる社内情報、候補者への回答、採用判断は自社が主体となります。コンテンツ作成、配信、データ更新、イベント、スカウト、選考連絡の担当範囲と承認手順を決めておくと、運用開始後の停滞を防げます。

限定対象で開始し、反応を見ながら改善する

最初から全退職者を対象にせず、退職時期が近い層や採用ニーズの高い職種など、連絡先と目的を確認しやすい範囲で開始します。招待文、登録フォーム、初回コンテンツ、問い合わせ対応を実際に動かし、参加者の反応と社内工数を把握します。

登録から閲覧、相談、応募までの離脱箇所を確認し、配信頻度や内容、対象区分、運用フローを修正します。本人同意や削除対応に問題がないことも検証したうえで対象を広げると、個人情報リスクと運用負荷を抑えながら定着を図れます。

アルムナイ採用支援選びでお悩みならプロベルへご相談ください

アルムナイ採用支援サービスは、退職者情報の管理、継続的な情報発信、コミュニティ運営、再雇用や協業への接続など、支援範囲が異なります。まずは、再雇用・協業・人材紹介など自社が実現したい目的と、退職者との現在の接点を整理することが重要です。

例えば、退職者名簿はあるものの連絡が途絶えている企業と、すでに交流会を実施しており運用を効率化したい企業では、必要な機能や伴走支援が変わります。比較する際は、次の点を同じ条件で確認しましょう。

  • 対象とする退職者・退職時期を管理できるか
  • メール配信やイベント運営まで継続的に支援できるか
  • 再雇用・協業・紹介など目的に合う導線を設計できるか
  • 個人情報の同意取得・更新・削除を適切に管理できるか
  • 初期費用・月額費用・成果報酬を含む総額が見合うか

ツールの機能だけで決めると、登録後の接点づくりが続かず、名簿を十分に活用できない場合があります。社内の運用担当と連絡頻度を決め、必要に応じて伴走支援まで含めて選ぶことが大切です。

自社だけで要件整理や複数サービスの比較が難しい場合は、採用・人事領域の専門家を比較できるプロベルへご相談ください。自社の目的と運用体制に合う支援先探しを進められます。

プロベルへのご相談はこちら

この記事にいいねする

プロベル編集部が書いた記事

Same authors

プロベル編集部のブログ一覧はこちら

類似カテゴリーの記事

Similar categories

類似カテゴリーブログ一覧はこちら