採用コンサルティング会社おすすめ10選|支援範囲・選び方・費用を比較
2026年09月30日
採用目標を立てても応募が集まらない、選考の歩留まりが改善しない、採用担当者の経験だけに判断が偏るといった課題は、個別施策の追加だけでは解決しにくいものです。採用コンサルティングは、事業計画や組織課題から必要な人材を定義し、採用戦略・選考プロセス・実行体制を設計する支援です。
本記事では、採用戦略の設計や実行改善を相談できる10社を比較します。各社の得意領域に加え、依頼できる内容、選び方、費用の考え方、導入時の注意点まで整理するため、自社に合う相談先を絞る際の参考にしてください。
※本記事は当社独自の基準に基づき作成・編集しており、【プロベルおすすめ】と記載があるものは、プロベル有料掲載社のプロモーションが含まれます。
採用コンサルティング会社おすすめ10選
採用コンサルティング会社は、戦略設計に強い会社、求人広告やスカウトの運用まで担う会社、特定職種や地域に専門性を持つ会社などに分かれます。自社の課題に近い支援領域と、契約後に社内が担う業務を見比べることが重要です。
| 会社名 | 主な支援領域 | 向いている企業 |
|---|---|---|
| Trust Design株式会社【プロベルおすすめ】 | 求人広告・人材紹介・RPO連携・採用クリエイティブ | 求人広告を軸に手法全体を組み直したい企業 |
| 株式会社Palace Consulting【プロベルおすすめ】 | 採用戦略・評価基準・採用内製化 | 中小・地方企業で採用の判断基準を仕組み化したい企業 |
| 株式会社idea 1tasu【プロベルおすすめ】 | 採用コンサルティング・求人情報・人材紹介 | 複数の採用手法を横断して相談したい企業 |
| 株式会社HRdev【プロベルおすすめ】 | エンジニア採用・要件定義・スカウト・データ改善 | 技術職採用の再現性を高めたい成長企業 |
| 株式会社SkillRing【プロベルおすすめ】 | Wantedly採用伴走・記事・スカウト・組織開発 | 採用発信を強化しながら内製化したい企業 |
| HeaR株式会社 | 採用ブランディング・採用CX・組織開発 | 候補者体験から入社後まで一貫して改善したい企業 |
| 株式会社bサーチ | 採用戦略・媒体選定・広告・HR Tech | 予算に応じて複数施策を組み合わせたい企業 |
| 株式会社R4 | 採用戦略・広告・採用代行・定着支援 | 採用戦略と実務を一体で伴走してほしい企業 |
| 株式会社ネオキャリア | 新卒・中途採用・RPO・求人広告 | 複数職種や採用区分を横断して支援を受けたい企業 |
| 株式会社Legaseed | 新卒採用戦略・選考設計・担当者育成 | 新卒採用の人物像・訴求・選考を一から設計したい企業 |
Trust Design株式会社【プロベルおすすめ】
| 会社名 | Trust Design株式会社 |
| 本社所在地 | 東京都豊島区 |
| 設立 | 2021年2月 |
| 料金 | 要問い合わせ |
Trust Design株式会社は、求人広告代理店事業と人材紹介事業を展開し、採用に関する幅広い課題へ対応する会社です。doda、マイナビ、エン転職などの求人媒体に加え、パートナー企業と連携したRPO、採用写真、採用サイト制作まで組み合わせ、母集団形成から採用活動の改善を支援します。
求人媒体を販売するだけでなく、採用要件と市場環境を踏まえて広告設計や訴求内容を検討し、掲載後の運用まで伴走する点が特徴です。採用担当者が少なく、媒体選定・原稿・クリエイティブ・運用改善を個別の会社へ分けにくい場合に相談しやすいでしょう。
一方、支援内容は採用課題に応じて組み合わせるため、戦略設計のみを求めるのか、求人広告運用や制作まで依頼するのかを初回相談で明確にする必要があります。自社が面接や候補者対応へ割ける工数も伝えると、役割分担を決めやすくなります。
筆者・監修者のおすすめポイント
求人媒体の運用に加え、採用写真・サイト・RPO連携までまとめて相談できるため、施策が分散している企業に適しています。自社が担う候補者対応との役割分担を先に決めると比較しやすくなります。
株式会社Palace Consulting【プロベルおすすめ】
| 会社名 | 株式会社Palace Consulting |
| 本社所在地 | 東京都品川区 |
| 設立 | 2023年5月 |
| 料金 | 要問い合わせ |
株式会社Palace Consultingは、中堅・中小企業や地方企業を主な対象として、経営戦略・組織戦略から逆算した採用戦略を設計する会社です。独自メソッド「モノサシ採用」を軸に、採用要件、求人票、スカウト文面、効果測定の基準を整えます。
求人票やスカウト文面を作って終わるのではなく、媒体・職種ごとの送信数、開封数、応募数を比較し、次の改善へつなげる仕組みづくりを重視しています。担当者の経験や感覚に依存した採用から脱し、社内に判断基準とデータを残したい企業に適しています。
採用戦略だけでなく、人事制度構築や組織開発、管理職研修も扱うため、採用後の評価やマネジメントまで含めて課題を整理できます。依頼時は、採用数の達成と内製化のどちらを優先するかを伝え、成果物と運用移管の範囲を確認するとよいでしょう。
筆者・監修者のおすすめポイント
経営・組織戦略と採用をつなぎ、評価基準や改善データを社内へ残したい企業に向いています。採用活動を属人化から仕組みへ変えたい場合に比較候補となります。
株式会社Palace Consultingの詳細ページを見る
株式会社idea 1tasu【プロベルおすすめ】
| 会社名 | 株式会社idea 1tasu |
| 本社所在地 | 東京都渋谷区 |
| 設立 | 2014年4月 |
| 料金 | 要問い合わせ |
株式会社idea 1tasuは、採用コンサルティング事業、求人情報サービス、人材紹介を展開する会社です。採用計画・採用戦略の設計に加え、求人広告の作成・運用やIndeed運用、中途採用支援など、母集団形成と実行を横断して相談できます。
採用手法を一つに固定せず、求人広告、運用型媒体、人材紹介などから、自社の採用目標や予算に合う組み合わせを検討したい企業に向いています。採用戦略と実際の集客施策が分断している場合にも、同じ窓口で課題を共有しやすい点が利点です。
見積もりでは、コンサルティング費、広告費、運用業務、人材紹介の成功報酬など、手法ごとに費用の発生条件が異なる可能性があります。支援範囲と料金区分を分けて確認し、応募数だけでなく採用数や採用単価まで成果指標を合わせることが重要です。
筆者・監修者のおすすめポイント
採用戦略、求人広告運用、人材紹介を横断して相談できるため、手法を一つに決め切れていない企業に適しています。費用体系は施策別に確認すると判断しやすくなります。
株式会社HRdev【プロベルおすすめ】
出典:株式会社HRdev
| 会社名 | 株式会社HRdev |
| 本社所在地 | 東京都渋谷区 |
| 設立 | 2021年12月 |
| 料金 | 要問い合わせ |
株式会社HRdevは、エンジニア・プロダクト組織の採用に特化した採用支援会社です。技術職の採用要件を定義し、スカウトの設計・運用、候補者対応、エージェントコントロール、週次のデータ分析まで、採用実務の一部または全体を支援します。
エンジニア採用では、職種名が同じでも必要な技術スタックや開発組織の役割が異なります。同社は技術領域と開発組織の文脈を踏まえ、事業戦略に必要な人材像と候補者への訴求を設計するため、採用担当者だけでは求人要件を整理しにくい企業に適しています。
支援ではデータを基に仮説と改善を繰り返しつつ、企業側は採用方針の意思決定や候補者へ魅力を伝えるコミュニケーションを担います。技術部門の協力時間を確保し、経営・現場・採用担当の意思決定者を明確にしておくと、支援を進めやすくなります。
筆者・監修者のおすすめポイント
エンジニア採用の要件定義からスカウト・改善まで専門チームが支援するため、技術職の採用を再現可能な運用へ変えたい企業に向いています。
株式会社SkillRing【プロベルおすすめ】
| 会社名 | 株式会社SkillRing |
| 本社所在地 | 東京都港区 |
| 設立 | 2023年9月 |
| 料金 | Wantedly採用伴走支援ライトプラン15万円/月〜、初期費用30万円 |
株式会社SkillRingは、Wantedlyを活用した採用伴走支援と組織開発を扱う会社です。採用戦略の整理に加え、求人記事の制作、スカウト、研修、チャット相談を組み合わせ、自社が採用活動を運用できる状態を目指します。
ライトプランでは月2時間以内の個別チャット相談と研修、スタンダードプランでは記事制作やスカウト支援も提供しています。採用広報の発信量を増やしたいものの、記事の企画やスカウト文面を社内だけで継続するのが難しい企業に向いています。
採用支援に加えてマネージャー育成研修も扱うため、採用した人材が活躍する組織づくりまで相談できます。Wantedlyを主軸にする場合は、募集職種の候補者層が媒体にいるかを確認し、記事本数やスカウト数だけでなく応募・面談・採用までの指標を設定するとよいでしょう。
筆者・監修者のおすすめポイント
Wantedlyの記事・スカウト支援と研修を組み合わせ、最終的な自社運用を目指せます。採用広報を強化しながらノウハウも残したい企業に適しています。
HeaR株式会社
出典:HeaR株式会社
| 会社名 | HeaR株式会社 |
| 本社所在地 | 東京都品川区 |
| 設立 | 2018年 |
| 料金 | 要問い合わせ |
HeaR株式会社は、採用ブランディング、候補者体験(採用CX)、採用オペレーション、組織開発を一気通貫で設計する会社です。累計250社以上の採用支援実績を基に、事業戦略から採用戦略を組み立て、自社独自の魅力を言語化し、認知から入社後の定着までを支援します。
候補者との接点ごとに体験を設計し、選考フローや日程調整、候補者対応などの運用も仕組み化できる点が特徴です。応募数だけでなく、候補者に選ばれる理由や内定承諾率まで見直したい企業、将来の内製化を見据えて採用体制を整えたい企業に向いています。
筆者・監修者のおすすめポイント
採用ブランディングから候補者体験、組織定着までを連続して設計できるため、応募後の歩留まりや内定承諾にも課題がある企業に向いています。
株式会社bサーチ
出典:株式会社bサーチ
| 会社名 | 株式会社bサーチ |
| 本社所在地 | 東京都新宿区 |
| 設立 | 2013年2月 |
| 料金 | 要問い合わせ |
株式会社bサーチは、100種類以上の求人媒体に対応し、求人広告、運用型広告、採用サイト、HR Tech、採用代行(RPO)などから採用プランを設計する会社です。求める人材を明確にし、媒体・予算・スケジュール・KPIを決めたうえで、原稿やコンテンツの制作、広告運用、改善まで支援します。
特定の求人媒体ありきではなく、採用目標や予算に応じて複数の施策を組み合わせられる点が特徴です。採用戦略から実務運用まで一つの窓口で進めたい企業に向いています。対応媒体と運用範囲が広いため、依頼時は自社が担う業務と委託する業務を整理して相談しましょう。
筆者・監修者のおすすめポイント
多数の採用手法から予算と目標に合う組み合わせを設計できるため、媒体選定から運用改善まで一つの窓口で進めたい企業に適しています。
株式会社R4
出典:株式会社R4
| 会社名 | 株式会社R4 |
| 本社所在地 | 愛知県名古屋市 |
| 設立 | 2003年12月 |
| 料金 | 要問い合わせ |
株式会社R4は、採用代行、求人広告、採用ツール制作、教育・研修などを提供する採用支援会社です。応募者対応や書類選考、面接日程の調整といった実務に加え、スカウト送信による母集団形成や、応募者データに基づく採用戦略の提案にも対応します。
愛知県名古屋市を拠点に企業理解を深めながら伴走し、採用サイトや入社案内などの制作、入社後の組織課題に応じた研修まで相談できる点が特徴です。採用業務を部分的に任せたい企業だけでなく、求人広告や選考運用、社員の定着を一体で見直したい企業にも向いています。
筆者・監修者のおすすめポイント
採用戦略と実務代行、求人広告、定着支援をまとめて相談できます。応募者対応だけでなく、採用データに基づく改善や組織課題への支援まで求める企業に向いています。
株式会社ネオキャリア
出典:株式会社ネオキャリア
| 会社名 | 株式会社ネオキャリア |
| 本社所在地 | 東京都新宿区 |
| 設立 | 2000年11月 |
| 料金 | 要問い合わせ |
株式会社ネオキャリアは、新卒・中途・アルバイト採用に関する求人広告、採用代行、人材紹介、採用ツールなど、幅広い採用支援を展開しています。採用区分ごとに、求人媒体やダイレクトリクルーティング、採用管理システム、適性検査などを組み合わせて提案できる点が特徴です。
複数の採用区分や職種で異なる母集団形成・選考手法をまとめて見直したい企業、採用実務まで含めて委託したい企業に向いています。相談時は、採用区分ごとに利用するサービス、委託する業務範囲、料金と担当体制を確認すると比較しやすくなります。
筆者・監修者のおすすめポイント
新卒・中途・アルバイト採用に対応する幅広いサービスがあるため、複数職種や採用区分を横断して見直したい企業に適しています。採用代行まで委託する場合は、対象業務を区分ごとに確認しましょう。
株式会社Legaseed
出典:株式会社Legaseed
| 会社名 | 株式会社Legaseed |
| 本社所在地 | 東京都港区 |
| 設立 | 2013年11月 |
| 料金 | 要問い合わせ |
株式会社Legaseedは、新卒採用に重点を置く採用コンサルティング会社です。採用戦略立案サービス「BUILD」では、新卒採用市場と自社の現状を確認し、事業方針から必要な人材像、訴求の方向性、選考フローまで設計します。初めて新卒採用に取り組む企業や、媒体・イベントなどの施策が分断している企業に向く支援です。
特徴は、採用の基盤となる戦略を2日間で設計するメニューがあることです。継続的な広告運用や応募者対応を外部に任せる前に、どの学生に何を伝え、どの段階で見極めるかを整理したい場合に比較できます。母集団形成や採用担当者向け研修も提供していますが、BUILDの費用と、その後の実行支援を同じ契約で受けられるかは見積時に確認してください。
筆者・監修者のおすすめポイント
新卒採用の人物像・訴求・選考フローを短期間で設計したい企業に適しています。採用担当者の実務代行より先に戦略を固めたい場合の比較候補です。
採用コンサルティングとは
採用コンサルティングとは、企業の採用課題を分析し、事業計画や組織計画に合う採用戦略と改善策を設計するサービスです。求人媒体の選定だけでなく、採用数と期限から必要な母集団を逆算し、人材要件、訴求内容、選考基準、面接、内定フォロー、KPIまで整えます。
採用コンサルティングで依頼できる内容
依頼できる範囲は会社によって異なります。代表的な支援内容は次のとおりです。
- 経営・事業計画に基づく採用計画と採用KPIの設計
- 職務内容、必要スキル、価値観を踏まえた人材要件の定義
- 求人媒体、スカウト、人材紹介、採用広報などチャネル設計
- 求人票、採用サイト、説明会、面接で伝える訴求内容の整理
- 選考フロー、評価基準、面接質問、候補者フォローの改善
- 採用データの分析、定例レビュー、マニュアル整備と内製化支援
戦略設計だけを提供する会社もあれば、求人原稿やスカウト、日程調整などの実務まで担う会社もあります。相談前に、社内で続ける業務と外部へ任せたい業務を切り分けておくと、提案内容を比較しやすくなります。
採用代行・人材紹介との違い
採用コンサルティングは、課題分析と採用戦略・プロセスの設計が中心です。採用代行(RPO)は、スカウト送信、応募者対応、日程調整など採用実務の代行が中心で、人材紹介は要件に合う候補者を紹介し、採用が決まったときに成功報酬が発生する形が一般的です。
近年は一社が複数の支援を提供することも多いため、名称だけで判断せず、契約に含まれる作業と成果物を確認する必要があります。課題の原因が不明な段階ならコンサルティング、工数不足が明確ならRPO、特定職種の候補者紹介を求めるなら人材紹介が比較の起点です。
採用コンサルティング会社を選ぶ5つのポイント
採用コンサルティング会社は、知名度ではなく、自社の課題に対する専門性と実行条件で比較します。次の5点を同じ条件で確認すると、提案の違いを判断しやすくなります。
自社の採用課題と依頼範囲を整理する
採用課題は「応募が少ない」といった現象だけで捉えず、認知・応募・書類選考・面接・内定承諾の各工程で、目標値と実績値の差を確認して特定します。たとえば応募数が十分でも面接設定率が低ければ、媒体の追加より候補者対応や選考日程の見直しが優先です。課題と社内の人員・知識を整理したうえで、戦略設計、実務代行、内製化支援のどこまでを依頼するか決めると、提案内容を同じ基準で比較できます。
対象職種・業界・企業規模の支援実績を確認する
採用市場の競争環境や有効なチャネルは、職種・業界・企業規模、採用地域によって異なります。実績を見る際は、支援社数や採用人数だけでなく、対象職種、採用目標、支援期間、実施施策、顧客側の体制まで自社と近いかを確認しましょう。同じ成果でも、知名度の高い大企業と地方の中小企業では再現条件が異なります。課題と施策、成果に至った条件を具体的に説明できる会社であれば、自社向けの提案に根拠があるか判断しやすくなります。
戦略だけか実行支援までかを確認する
採用戦略や改善案が妥当でも、実行する担当者と工数がなければ成果にはつながりません。求人票の作成、媒体運用、スカウト送信、候補者対応、面接調整、データ集計のうち、支援会社と自社がどこまで担うかを確認しましょう。あわせて、成果物、承認者、定例会の頻度、改善提案後の実行担当まで契約前に決めておくと、「戦略は納品されたが施策が動かない」という事態を避けやすくなります。
費用と成果指標を同じ条件で比較する
月額料金だけを比べると、初期設計、広告費、制作費、成功報酬、追加作業の扱いが異なり、実際の総額を判断できません。各社へ同じ採用人数・期間・依頼範囲を伝え、費用に含まれる業務、担当者の稼働、修正回数、追加料金の条件を分けて確認します。成果指標も、応募数だけでなく有効応募率、面接設定率、内定承諾率、採用単価など課題に対応する指標をそろえると、価格と期待できる効果を結び付けて比較できます。
契約後にノウハウが残るかを確認する
外部支援の終了後も採用活動を改善するには、施策の結果だけでなく、判断基準と運用方法が社内に残ることが重要です。求人票やスカウト文面の編集権限、媒体・ATSのデータ、改善履歴、面接評価基準、運用マニュアルを自社で引き継げるか確認しましょう。担当者研修や実案件を使った引き継ぎ、契約終了前の並走期間まで含まれていれば、支援会社が離れた後の停滞や再外注を防ぎやすくなります。
採用コンサルティングの費用相場と料金体系
採用コンサルティングの料金は、依頼する工程、採用職種、採用人数、支援期間、実務代行の有無で変わります。dodaの法人向け情報では、人材像の設計と採用戦略の策定は各30万〜50万円、選考プロセス設計は50万〜100万円、面接支援は30万〜50万円が一般的な目安として紹介されています(いずれも税込)。実際の見積もりでは、広告費や制作費、RPOの稼働費が別途になるかを確認してください。
プロジェクト型・月額型・スポット型の違い
プロジェクト型は、採用戦略や選考プロセスなど成果物と期間を決めて進める方式です。月額型は、定例会やデータ分析、媒体運用などを継続して改善する場合に向きます。スポット型は、面接官研修や求人票改善など、課題が限定されている場合に使いやすい方式です。
料金を比較するときは、同じ期間と依頼範囲で見積もりを取り、定例会の回数、担当者数、修正回数、追加費用の条件を揃えます。採用数だけでなく、改善後の運用を社内で続けられるかも費用対効果に含めることが大切です。
採用コンサルティングを活用するメリット
採用コンサルティングは、課題を客観視し、施策の優先順位と社内の判断基準を整えるうえで役立ちます。ここでは、代表的なメリットを3つに分けて解説します。
採用課題を客観的に整理できる
採用活動に長く関わるほど、従来の媒体や過去の評価基準を前提にし、表面化した問題へ施策を追加しがちです。外部の専門家が採用市場や競合の状況と、自社の応募経路、選考通過率、辞退理由、現場へのヒアリングを横断して確認することで、応募不足なのか、要件や訴求のずれなのか、選考対応に原因があるのかを切り分けやすくなります。原因に合う施策へ優先順位を付けられるため、媒体追加などの場当たり的な投資を減らせます。
採用担当者が重要業務に集中しやすくなる
市場調査、求人原稿の改善、スカウト送信、進捗集計、レポート作成などを支援会社と分担すれば、社内担当者は候補者との対話、現場との要件調整、採用判断など、自社理解が欠かせない業務へ時間を配分できます。ただし、外部へ任せる範囲を広げても、承認や情報提供が社内で滞れば効果は限定的です。定型業務と判断業務を分け、社内担当者が集中すべき仕事まで明確にすることで、工数削減と候補者対応の質向上を両立しやすくなります。
採用活動の改善サイクルを作りやすい
採用目標から工程別のKPIを逆算し、定例レビューを設けることで、応募数だけでなく書類通過率、面接設定率、内定承諾率、採用単価などの変化を追えます。数値が悪化した工程に対して、求人票、チャネル、スカウト文面、面接運用などの仮説を立て、実行後の変化を確認する流れを作ることが重要です。指標の定義、更新担当、見直しの頻度まで決めれば、個人の感覚に依存した判断を減らし、改善履歴を組織の知見として蓄積できます。
採用コンサルティングを導入するときの注意点
採用コンサルティングは、外部へ任せるだけで成果が保証されるサービスではありません。自社の事業計画、採用条件、候補者へ伝えられる魅力、現場の評価を共有し、社内でも意思決定を続ける必要があります。
依頼範囲と役割分担を曖昧にしない
成果物、作業担当、承認者、期限、定例会、連絡手段を契約前に具体化する必要があります。たとえば求人票の作成を依頼しても、現場への確認や公開承認を誰が行うか決まっていなければ、支援会社の作業が止まり、募集開始が遅れます。業務ごとに実行者と最終判断者を分け、回答期限や緊急時の連絡方法まで共有しましょう。契約対象外の業務も明らかにしておくと、開始後の追加費用や対応漏れを防ぎやすくなります。
短期成果だけで判断しない
求人広告のクリック率やスカウト返信率は比較的早く変化を確認できますが、採用要件や選考プロセスの見直しは、応募から内定承諾まで一連の採用サイクルを経なければ評価できません。短期間の応募数だけで良否を決めると、ターゲット外の応募増加や選考品質の低下を見逃すおそれがあります。工程ごとに返信率・面接設定率などの先行指標と、採用数・内定承諾率・採用単価などの最終指標を設定し、評価時期を分けて判断しましょう。
外部依存を防ぐ仕組みを作る
支援会社だけが媒体データや施策の判断理由を把握している状態では、契約終了や担当変更のたびに改善が止まります。定例会の議事録、チャネル別の実績、求人票・スカウト文面の変更履歴、面接評価基準、運用マニュアルを、自社が閲覧・更新できる場所へ蓄積しましょう。社内担当者が数値の見方と改善理由を説明し、実際の運用を一部担える段階まで移管計画を設けることで、外部の専門性を活用しながら依存度を下げられます。
採用コンサルティング会社選びでお悩みならプロベルへご相談ください
採用コンサルティング会社には、採用戦略や人物像の設計、求人媒体・スカウトの改善、選考プロセスの見直し、採用担当者の育成など、対応範囲に違いがあります。重要なのは、自社の採用課題と、外部へ任せたい範囲に合う会社を選ぶことです。
例えば、応募数が不足している企業と、応募は集まっても面接・内定承諾へ進まない企業では、必要な調査や改善策が異なります。
比較する際は、以下の点を確認してください。
- 自社と近い業界・職種・採用規模での支援実績があるか
- 戦略設計だけでなく必要な実行支援まで依頼できるか
- 採用数以外のKPIと改善方法が明確か
- 担当体制と自社側の役割分担が具体的か
- 契約終了後にデータやノウハウが社内へ残るか
また、コンサルティングを依頼するだけで採用成果が保証されるわけではありません。社内で意思決定を行う担当者を決め、採用データや候補者への訴求材料を共有できる体制を整えることも必要です。
どの会社が自社の課題に合うか判断できない場合は、支援範囲や進め方、費用、内製化の方針まで比較したうえで検討することが大切です。
採用コンサルティング会社選びでお悩みの際は、プロベルへご相談ください。