LLMO対策の費用相場は?年間の目安と費用対効果、選び方も解説
2026年11月05日
※本記事は当社独自の基準に基づき作成・編集しており、【プロベルおすすめ】と記載があるものは、プロベル有料掲載社のプロモーションが含まれます。

この記事の監修者
中川 裕貴(NYマーケティング株式会社 代表取締役/株式会社プロベル SEO顧問)
※この記事には弊社サービス(プロベル)と、監修者が代表を務める会社(NYマーケティング)の紹介が含まれます。
LLMO対策の費用は何を頼むかで1回数万円から月数十万円まで大きく変わります。初年度に本格的に取り組むなら、診断・コンサル・代行・計測ツール・メディア掲載を組み合わせて年間300万〜600万円が目安です。
ただ、相場の数字を見ただけでは、手元の見積もりが妥当か、来期の予算をいくらで組めばいいかは決まりません。この記事では依頼の種類を5つに分けて相場と会社の例を示します。そのうえで、年間予算の組み方、ほかの集客施策と比べたときの費用対効果、依頼先の選び方までを解説します。
この記事の要点
- 依頼の種類は、スポット診断・コンサル・代行・計測ツール・メディア掲載の5つです。公開料金の中央値は、診断が1回15万円、月額の対策支援が月27.5万円、計測ツールが月約4万円です
- 初年度の総額は、小さく始めて年160万円前後、本格的に取り組むなら年300万〜600万円、大規模サイトで一通りやるなら年800万円を超えます(弊社試算)
- コンサルは最低6か月で考えます。良いコンサルは、過去の事例から法則を引き出し、自社に当てはまる理由まで説明できます
- 比較メディアやプレスリリースなどの外部掲載は、月数万円から始められ、弊社がもっとも効果を感じた施策です
- LLMO経由の問い合わせ1件あたりの費用はまだ比べられません。ただし商談につながる質は高く、上司への説明には競合との言及率の差が通りやすいです
LLMO対策の費用相場は依頼の種類で5つに分けて見る
LLMO対策の費用は依頼の種類ごとに見ると整理できます。同じ「LLMO対策」でも、1回の診断と毎月のコンサルでは、料金の形も受け取るものも違うからです。
| 依頼の種類 | 料金の形 | 公開料金の目安 | 何をしてもらえるか | 向いている会社 |
|---|---|---|---|---|
| スポット診断 | 1回ごと | 1万〜90万円(中央値15万円) | AIの回答での現状、競合との差、次にやることのレポート | これから着手する会社 |
| コンサル | 月額 | 月1万〜70万円(中央値27.5万円) | 戦略と優先順位、月次の測定と改善提案 | 方針を外部の知見で決めたい会社 |
| 代行 | 1本ごと・期間ごと | 記事1本1万〜8万円(中央値3.3万円)、期間を決めた実装は10万〜90万円(中央値30万円) | 既存ページのリライト、記事制作、外部サイトのプロフィール整備、実装 | 方針はあるが手が足りない会社 |
| 計測ツール | 月額 | 月5,990円〜10万円(中央値39,900円) | 決めた質問をAIに自動で聞き、自社名の出方を記録 | 社内に数字を読める人がいる会社 |
| メディア掲載 | 月額・1件ごと | 比較メディアは月数万円から、プレスリリース配信は1件3万円前後 | 比較メディアや配信先のニュースサイトに、自社の情報を載せる | AIに名前を挙げてもらいたい会社 |
診断・コンサル・代行・計測ツールの数字は、AI検索ドックが各社の公式ページで確かめた公開料金95件の集計(2026年10月6日時点)によるものです。料金を公開していない会社も多く、同じ集計では月額の対策支援38件のうち11件が非公開でした。ワクドリの75社調査でも、月額費用を公開していたのは29社でした(2026年9月時点)。
実際に払っている金額もこの幅に収まります。弊社がBtoBのマーケティング担当者659名に聞いた調査(2026年9〜10月)では、LLMO対策の外注費でもっとも多かったのは月10万〜30万円(40.6%)でした。

ここからは種類ごとに、相場と会社の例を見ていきます。組み合わせたときの年間の総額は、後半の「初年度の予算は本格的に取り組むなら年300万〜600万円」で試算しています。
スポット診断は1回15万円前後が中心
スポット診断の公開料金は1回1万〜90万円で、中央値は15万円です。AIの回答に自社がどう出ているか、競合と比べてどこが弱いか、次に何をすればいいかを、1回のレポートにまとめてもらう依頼です。
同じ「診断」でも料金に差が出るのは中身が違うから
料金の幅が広いのは、同じ「診断」という名前でも中身がまったく違うからです。サイトの作りを点検するだけのもの、AIに1回ずつ質問してみるもの、同じ質問を何回も聞いて名前が出た割合を集計するものがあります(AI検索ドック)。
AIの回答は聞くたびに変わります。そのため、1回聞いただけの結果は「たまたまそうだった」可能性が残ります。見積もりでは料金より先に、何問を、どのAIに、何回聞くのかを確かめてください。
着手すると決めたなら有料の診断を受ける
弊社ではLLMO対策に着手する気があるなら、有料の診断は受けたほうがいいと考えています。無料の診断で現状をざっと確かめ、取り組むと決めた時点で有料の診断に進む流れなら、お金が無駄になりません。
一方で、診断を受けたまま何も変わらない会社もあります。共通するのは、診断の結果を実行するリソースがないか、LLMOの価値をまだ理解しきれていないかのどちらかです。発注する前に、結果を誰が実行するのかを決めておいてください。
スポット診断の会社の例
| 会社 | サービス | 料金(入口) |
|---|---|---|
| マイクロウェーブクリエイティブ | LLMO診断プラン | 15万円〜 |
| メディアグロース | LLMO診断サービス | 30万円〜(税別) |
出典:各社の公式ページ(AI検索ドックの集計、2026年10月6日確認)
LLMOのコンサルは月30万円前後が中心で最低6か月
月額で頼むコンサル(対策支援)の公開料金は月1万〜70万円で、中央値は月27.5万円です。最低契約期間を6か月と書いている会社では入口の中央値が月30万円なので、6か月の総額は少なくとも180万円になります(AI検索ドック)。月額だけでなく、契約期間をかけた総額で比べてください。
同じ月30万円でも任せる範囲が違う
月額に何が含まれるかは、会社によって大きく違います。分析と月1回の報告会だけのもの、記事の制作まで含むもの、外部サイトでの紹介づくりまで含むものがあります。SEOのコンサルとセットで頼むと、月50万〜100万円以上になることも珍しくありません(メディアリーチ)。

見積もりを比べるときは、金額より先に「助言だけか、手も動かしてくれるか」をそろえてください。そこがそろわないまま安い順に並べると、安いほうを選んで実行の手が足りなくなります。
最低6か月の契約は妥当
弊社では最低6か月の契約は妥当だと考えています。6か月ないと効果が見えにくく、腰を据えて施策に取り組めないからです。弊社の調査でも、半年以上続けた会社の83.2%が効果を実感していました(AI検索対策実態調査)。
効果が出るまでの目安は、自社名で聞いたときに正しく説明されるまでが1〜3か月、比較の質問で名前が挙がるまでが半年〜1年です。何をいつ見ればいいかは、「LLMOの効果測定とは?専門家が最初に見る3つの数字」で解説しています。
良いコンサルは事例から法則を引いて自社に当てはめる
同じ月30万円でも、当たりと外れの差は初回の提案で質問をぶつけると見えてきます。弊社では答え方で次の3段階に分けて見ています。
- 「必ずそうなります」と言い切る。LLMOで結果を約束できる人はいないので、避けたほうが無難です
- 過去の実績や事例をもとに話す。根拠があるぶん、まだ信頼できます
- 過去の事例を抽象化して法則を見つけ、「御社の場合はこうだから当てはまります」と説明できる。もっとも頼れるコンサルです
コンサルの会社の例
NYマーケティングは、この記事の監修者の中川が代表を務める会社です。ECサイトやポータルサイトのような大規模なデータベース型サイトのSEOを得意としています。
出典:NYマーケティングは公式サイト(2026年11月2日確認)、ナイルはAI検索ドックの集計(2026年10月6日確認)
記事制作や実装の代行は記事1本3万円前後から
作業だけを頼む代行は、記事の制作が1本1万〜8万円(中央値3.3万円)、期間を決めた実装の一括支援が10万〜90万円(中央値30万円)です(AI検索ドック)。方針が社内やコンサルで決まっていて、手が足りない部分を外に出すときに使います。
お金をかける価値が高い代行は3つ
弊社が代行にお金をかける価値が高いと考えているのは、次の3つです。
- 既存ページのリライト。すでに検索で評価されているページを直すほうが、ゼロから記事を作るより早くAIに拾われます
- 外部サイトのプロフィール整備。比較サイトや業界のデータベースにある自社の情報を、正しく厚くしておく作業です
- 外部サイトへの営業。比較記事や業界メディアに、自社を取り上げてもらうよう依頼する作業です
3つとも、AIが参照する情報を増やしたり正したりする作業で、成果に直結しやすい部分です。これに加えて、毎月の計測とレポートも外に出す価値があります。
外部サイトへの営業を雑にやると逆効果
よくある失敗は外部サイトへの営業を雑に進めてしまうことです。同じ文面を1,000社、2,000社に一斉に送るような依頼は、相手にされないうえに会社の印象まで下げます。代行会社に頼むときは、どのサイトに、どんな理由で、どんな文面で依頼するのかを事前に見せてもらってください。
お金をかけなくていい作業
反対に、見積もりの大きな部分がllms.txtの設置やAI専用の構造化データで占められているなら、何のための作業かを確かめてください。Googleは、AI OverviewsやAIモードに表示されるための追加の要件や特別な最適化はないとしています(Google 検索セントラル)。
代行の会社の例
出典:各社の公式ページ(AI検索ドックの集計、2026年10月6日確認)
LLMOの計測ツールは月4万円前後が中心
日本の計測ツールの公開料金は月5,990円〜10万円で、中央値は月39,900円です。海外のツールは月29〜300ドルでした(AI検索ドック)。計測ツールは決めた質問を毎日や毎週AIに自動で聞き、自社名が出たか、どのページが引用されたかを記録してくれます。
料金を上げるのは、測る質問の数、測るAIの数、測る頻度の3つです。安いプランは質問の数や対応するAIが絞られていることが多いので、何を測りたいかを先に決めてから比べてください。
ツールは最初から入れて何を測るかを先に決める
弊社では計測ツールを最初から入れたほうがいいと考えています。AIの回答は聞くたびに変わるので、手で数回聞いただけでは変化を追えないからです。
ツールで失敗する会社は、目的が決まっていません。何のために入れたのかが分からないまま、画面の数字を眺めて終わります。最初の1〜2回は自分で質問して、自社にとって大事な質問を絞ってからツールに登録すると、設定で迷いません。質問の選び方と見るべき数字は、「LLMOの効果測定とは?専門家が最初に見る3つの数字」で解説しています。
計測ツールの例
| 会社 | ツール | 料金(入口) |
|---|---|---|
| Faber Company | ミエルカGEO | 月49,800円(税抜)+初期費用 |
| Ahrefs | Brand Radar | Ahrefsの契約に加えて、AIの回答の追跡はアドオンで1プラットフォーム月199ドル、全プラットフォーム月699ドル |
弊社では言及率と引用率の計測にAhrefsのBrand Radarを使っています。SEOの分析と同じ画面で、競合と比べたAIでの露出を見られるのが便利です。
出典:ミエルカGEOはAI検索ドックの集計(2026年10月6日確認)、Brand Radarは仁頼の解説記事(公式ヘルプで要確認)
メディア掲載は月数万円から始められる
比較メディアへの掲載やプレスリリースの配信は、月数万円、1件数万円から始められます。費用は5種類の中でも小さいほうですが、弊社や支援先でもっとも効果を感じたのが、この第三者メディアへの掲載でした。
AIは自社サイトより第三者の情報を拾う
AIは企業の公式サイトの自己紹介だけでなく、第三者のレビューや比較記事を横断して読んで回答を作ります。自社サイトをいくら整えても、外部に情報がなければ「おすすめの会社」の候補に入りにくいということです。
選ぶ側もAIに頼り始めています。弊社のBtoB発注行動調査では、パートナー選びに生成AIを使う人が66.4%いて、知名度が低くてもAIが推奨すれば検討候補に入れる人が98%でした。AIに名前が出ない会社は、比べられる前に候補から外れていることになります。仕組みは「LLMOとは?「SEOをやれば十分」が半分間違いな理由」で解説しています。

効いた実感があるのは比較メディアとプレスリリースと口コミサイト
弊社が効いた実感を持っているのは、比較・ランキングメディア、プレスリリース、口コミサイトの3つです。費用の目安は次のとおりです。
| 掲載先 | 費用の目安 | 費用の形 |
|---|---|---|
| 比較・ランキングメディア | 月数万円から。資料請求1件ごとの成果報酬型もある | 月額の掲載料、または成果報酬 |
| プレスリリース配信 | 1件2.5万〜3万円前後 | 配信1件ごと、または月額の定額 |
| 口コミサイト | 掲載は無料のことが多い。口コミを集める手間がかかる | 社内の工数 |
比較メディアの成果報酬型の例として、ITトレンドは掲載時の初期費用と、資料請求1件ごとの課金で運営されています(イノベーションのプレスリリース)。
掲載型のメディアは第三者の評価にならないという意見には
「支援会社が自社で運営する比較メディアに顧客を載せても、第三者の中立的な評価にはならない」という指摘があります(ワクドリ)。たしかに、掲載型のメディアは第三者の評価そのものにはならないかもしれません。
それでも、サイテーション(社名が外部で語られること)にはなります。信頼できるドメインの上で、自社の事実が語られていること自体に意味があります。
そして、効くかどうかを分けるのは媒体よりも中身です。読者が知りたいことに丁寧に答えているか、他社との違いや特徴を具体的に書いているかを見てください。広告であることがPR表記で示されているかも、あわせて確かめてください。
メディア掲載の会社の例
プロベルは弊社のサービスです。プロフィールページ、利用者のレビュー、比較・ランキング記事などで、AIが参照する外部の情報を積み上げます。
※弊社でおすすめしているのは、月10万円のプランです。
出典:プロベルは2026年11月時点の料金、PR TIMESは公式の料金案内
初年度の予算は本格的に取り組むなら年300万〜600万円
弊社では初年度にLLMO対策に本格的に取り組むなら、年300万〜600万円はかかると見ています。5種類のうち2〜3種類を組み合わせるのが普通で、どれを組み合わせるかで総額が決まります。
公開料金の中央値などを使って、3つのパターンを試算しました。
| 費用の内訳 | 小さく始める | 本格的に取り組む | 大規模サイトで一通りやる |
|---|---|---|---|
| スポット診断 | 15万円(1回) | 15万円(1回) | 50万円(1回) |
| コンサル | なし(社内で判断) | 180万円(月30万円×6か月) | 360万円(月30万円×12か月) |
| 代行 | 60万円(月5万円×12か月) | 60万円(月5万円×12か月) | 180万円(月15万円×12か月) |
| 計測ツール | 48万円(月4万円×12か月) | 48万円(月4万円×12か月) | 120万円(月10万円×12か月) |
| メディア掲載 | 36万円(月3万円×12か月) | 54万円(月3万円×12か月+プレスリリース6本) | 156万円(月10万円×12か月+プレスリリース12本) |
| 年間の合計 | 約160万円 | 約360万円 | 約870万円 |
金額は弊社の試算で、社内の人件費は含めていません。プレスリリースは1本3万円で計算しています。

小さく始めるなら診断のあと社内と代行で回す
予算を抑えるなら、まず診断を受け、その結果を自社か代行会社で実行します。計測ツールを入れたら、細かい直しは社内でこまめに進め、足りないところだけを代行で補う形です。慣れてきた段階で、コンサルやメディア掲載を足していけば十分です。
大規模サイトなら診断からメディア掲載まで一通りやる
ページ数が多く、やれることがたくさんある大規模サイトなら、一通りそろえる価値があります。最初にしっかり診断を入れ、その結果に合わせてコンサルを入れます。ツールで計測しながら代行で施策を回し、メディア掲載も一通りやる形です。
どのパターンでも、6か月以上は続ける前提で組んでください。3か月で止めると、診断とツールの費用だけがかかって終わりやすくなります。
費用対効果はSEOや広告と同じ物差しで比べる
LLMO経由の問い合わせ1件あたりの費用は、まだ相場と呼べる数字がありません。弊社でもほかの施策と投資対効果を横並びにはできていません。ただ、AI経由で届く問い合わせは、商談につながる質が明らかに高いと感じています。
そこで、ほかの集客施策とは「1件あたりの費用」と「商談につながる割合」の2つの物差しで比べるのが現実的です。
| 施策 | 1件あたりの費用の目安 | 商談につながる割合の目安 | 成果が出るまで | 止めたあとに残るもの |
|---|---|---|---|---|
| リスティング広告 | 1万〜5万円(高単価のBtoB商材) | 問い合わせの10〜30% | 出稿してすぐ | ほとんど残らない |
| SEO(自社の記事) | 2,000〜8,000円 | 5〜15% | 6〜12か月 | 記事 |
| 比較サイト経由 | 約1万5,000円 | 10〜25% | 掲載してすぐ | 掲載中の露出 |
| 展示会 | 有効なリード1件8,000〜2万円 | 名刺の3〜10% | 開催したとき | 名刺 |
| LLMO | まだ相場がない | 高い(弊社の実感) | 自社名で聞いたとき1〜3か月、比較の質問で半年〜1年 | 外部の記事、口コミ、整えた自社ページ |
出典:リスティング広告・展示会・比較サイトの商談化率とSEOの費用はarcx、比較サイトの1件あたりの費用はBlue Monkey、SEOの商談化率はbell、SEOの成果が出るまでの期間はgleamhub。「1件」が名刺なのか問い合わせなのかは出典ごとに違うため、幅で示しています。

広告は止めればほとんど何も残りません。LLMOで積み上げた外部の記事や口コミは、止めたあとも残ってAIに参照され続けます。年間の費用を比べるときは、この差も含めて考えてください。
上司に通りやすいのは競合と比べた言及率の差
上司や経営層に費用対効果を説明するとき、弊社でいちばん通りやすかったのは、競合との比較です。決めた質問をAIに聞いたとき、競合は名前が出るのに自社は出ません。その差が、取り逃がしている商談の大きさを示します。
たとえば「自社の業界でおすすめの会社は?」といった20の質問で、競合は半分以上の回答に名前が出ているのに、自社は1割に届きません。こうした差を示すと、「やるかどうか」ではなく「いくらかけるか」の議論に進みやすくなります。

成果が出るまで半年かかる前提で比べる
広告と同じ期間で比べると、LLMOはまず勝てません。成果が出るまでの期間が違うからです。比べるなら半年から1年の単位で、何か月でどの数字がどこまで動けば続けるのかを、始める前に決めておいてください。測り方は「LLMOの効果測定とは?専門家が最初に見る3つの数字」で解説しています。
LLMO対策会社は料金より任せる範囲と測り方で選ぶ
依頼先は料金の安さより、どこまで任せられるかと、何で効果を測るかで選んでください。LLMO対策は相場が固まっていないぶん、同じ金額でも中身の差が大きいからです。
安すぎる会社にはコストの使い方を聞く
安かろう悪かろうは、LLMOでもそのまま当てはまります。失敗しやすいのは、作業の進め方が雑で、LLMやSEOへの理解が浅く、表面的な施策しかできない会社です。被リンクの依頼を1,000社、2,000社に一斉に送る、AIで記事を雑に量産する、といったやり方がその典型です。
安い会社に頼むなら、その金額でどうやって作業を回しているのかを聞いてください。コストの使い方によほど新しい工夫がない限り、品質が落ちるのは当たり前なので、やめたほうが無難です。
高い会社に頼む必要がある場面は限られる
反対に、わざわざ料金の高い会社を選ぶ必要がある場面は多くありません。上場企業として、取引先に一定の実績や規模を求められる場合を除けば、任せる範囲と測り方が合っている会社を選べば十分です。
見積もりで確かめるチェックリスト
- 何問の質問を、どのAIに、何回聞いて効果を測るか
- 月額に含まれる作業と、別料金になる作業(記事制作、実装、外部サイトへの営業)の線引き
- 最低契約期間と、その期間の総額(税込か税別か)
- 外部サイトへの営業を、どのサイトに、どんな文面で進めるか
- 効果を何の数字で見るか(言及率、問い合わせ数など)
- Googleが不要としている作業に費用が乗っていないか
- 提案の場で質問したとき、自社に当てはまる理由まで説明できるか

LLMO対策の費用でよくある質問
LLMOの予算はSEOと分けるべき?
会社によります。SEOの予算の一部から始めても、別枠で取ってもかまいません。どちらにしても、LLMOのために何にいくら使ったかは分けて記録しておくと、半年後に続けるかどうかを判断しやすくなります。
相見積もりは何社から取ればいい?
2〜3社が目安です。1社だけでは金額が妥当か判断できず、多すぎると比べる手間が増えます。任せたい範囲と測りたい数字を同じ条件で伝えると、金額だけでなく中身まで並べて比べられます。
最低いくらから始められる?
自分で測るだけなら、AIの無料版で質問して記録すれば費用はほとんどかかりません。外部に頼むなら、診断は1万円台から、メディア掲載は月数万円からあります。弊社の試算では診断・代行・ツール・メディア掲載を小さく組み合わせて年160万円前後です。
成果報酬型のLLMO対策はある?
比較サイトには資料請求1件ごとに課金する成果報酬型の掲載があります。一方で、AIの回答に名前が出たら課金するような形は、何をもって成果とするかの定義が難しくなります。契約する前に、成果の数え方を書面で決めておいてください。
AIO対策やGEO対策とは費用が違う?
違いません。呼び名が違うだけで、頼めるもの(診断・コンサル・代行・計測ツール・メディア掲載)と費用の形は同じです(AI検索ドック)。

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この記事の監修者

中川 裕貴
株式会社プロベル SEO顧問
NYマーケティング株式会社 代表取締役
SEO実務歴16年。大規模データベース型サイト・ポータルサイトのSEOを得意とし、月間1億PV規模のポータルサイトの成長を牽引。SEO分析ツール「NYSEO」の開発や、有料SEOコミュニティ「SEO Decision」の運営も手がける。プロベルでは、サイト構造や技術的SEO、LLMO・AI検索対策の戦略立案と改善を担う。