店頭販促のアイデアを相談できるおすすめの会社10選!依頼できる業務・選び方・費用を解説
2026年10月26日
※本記事は当社独自の基準に基づき作成・編集しており、【プロベルおすすめ】と記載があるものは、プロベル有料掲載社のプロモーションが含まれます。
店頭販促のアイデアを考える際に、「どのようなPOPなら商品の特徴が伝わるか」「複数店舗で無理なく展開できるか」などと迷うことはないでしょうか。売場の課題を整理し、企画から制作・納品まで対応する会社に相談すると、実施条件に合う販促物を制作可能です。
ただし、販促物の製造に強い会社と、キャンペーンの運営や継続的な販促計画を得意とする会社では、依頼できる範囲が異なります。
本記事では、店頭販促に使えるアイデアと、企画を相談できるおすすめの会社10社を紹介します。
店頭販促に使える具体的なアイデア
・店頭販促に使える具体的なアイデア一覧表
| アイデア | 目的・実施例 |
| 商品の使い方や比較ポイントをPOPで伝える | 使い方や選び方を短い言葉と写真で説明する |
| 季節や利用シーンに合わせて商品をまとめて陳列する | 新生活や夏の外出などのテーマで関連商品を並べる |
| 試食・サンプル配布で商品を体験してもらう | 味や使用感を確かめられる機会を設ける |
制作会社へ相談する際のポイントを解説します。
商品の使い方や比較ポイントをPOPで伝える
商品の使い方や違いが伝わりにくいときは、購入前の疑問に答えるPOPが役立ちます。パッケージだけでは用途を想像しにくい商品でも、使う場面や比較の基準を示すと、来店客が自分に合うか判断しやすくなるためです。
例えば、調味料なら短時間で作れる料理の写真とレシピ、日用品なら使用場所や容量の選び方を紹介します。情報を詰め込むと伝えたい内容が埋もれるため、売場で最初に読んでもらう見出しと、補足する情報を分けましょう。
制作会社には、商品の特徴に加え、設置場所、来店客との距離、既存の棚や価格表示が分かる写真を共有します。
設置前後の販売数を比べる際は、価格や在庫、実施期間の違いも記録し、POP以外の条件が結果に影響していないかを確認してください。
季節や利用シーンに合わせて商品をまとめて陳列する
関連商品をひとつのテーマでまとめる陳列は、来店客に利用シーンを想像してもらいたい場合に向いています。商品を種類別に並べるだけでは気づきにくい組み合わせも、使う場面が同じ物を近くに置けば、まとめて検討しやすくなります。
一例を挙げると、新生活なら収納用品と掃除用品、夏の外出なら飲料と保冷用品を組み合わせ、パネルや紙什器でテーマを示すのが有効です。
制作会社へ相談する際は、什器の外寸だけでなく、置く商品の寸法・重量・数量と、補充する頻度を伝えましょう。見栄えがよくても通路を狭めたり、補充に手間がかかったりすると展開しにくいため、店舗側の設置条件も企画に含めます。
実施後は関連商品の併売状況や欠品の有無を確認し、商品の組み合わせと陳列量を見直すのが大切です。
試食・サンプル配布で商品を体験してもらう
味や使用感が購入の判断材料になる商品は、試食やサンプル配布で体験する機会を設けるのが効果的です。説明だけでは伝えにくい特徴を実際に確かめられるため、新商品や初めて使う商品の検討を後押しする施策として考えられます。
具体例としては、食品の試食場所には商品の特徴を示すPOPを置き、売場の位置も案内すると、体験から購入までの動線を整理できます。
実施前には店舗と場所・日時・運営方法を調整し、配布物、説明する内容、担当スタッフの役割をそろえましょう。制作会社へはPOPや配布物だけを依頼するのか、運営や人員の手配まで相談するのかを分けて伝える必要があります。
体験人数と販売数、来店客から出た質問を記録し、次回の商品説明や配布方法の改善に生かしてください。
店頭販促のアイデアを相談できる会社おすすめ10選
店頭販促を相談する会社は、制作物の種類に加え、企画・配送・運営のどこまで任せたいかで比較しましょう。
相談先としておすすめなのは、以下の10社です。
| 企業名 | 店頭販促の特徴 | おすすめの企業 |
| 株式会社東洋加工【プロベルおすすめ】 | 紙什器・POPの企画から加工・梱包・出荷まで対応 | 企画と制作、店舗別の納品をまとめたい企業 |
| 株式会社クロト | POPのデザインとコピーライティングを組み合わせて提案 | 売場の伝え方を見直したい企業 |
| 株式会社総合オリコミ社 | 店外のチラシと店内の販促ツールを支援 | 小売店の商戦と連動して販促したい企業 |
| 株式会社マルエムPOP | 多様な素材のPOP・什器・売場装飾を扱う | 立体物を含めて売場を演出したい企業 |
| 国際紙パルプ商事株式会社 | 素材選定から販促物の製品化・供給まで相談可能 | 素材と見せ方を一緒に検討したい企業 |
| 株式会社ビーツ | 店頭調査からツール制作、体験・イベントまで支援 | 販促物と体験施策を組み合わせたい企業 |
| 株式会社アイドマ マーケティング コミュニケーション | データ分析を起点に販促計画とツール制作を支援 | 継続的な販促体制を整えたい小売企業 |
| 株式会社パルディア | キャンペーンの企画から応募受付・景品発送まで対応 | 購入者キャンペーンの運営も任せたい企業 |
| 株式会社コースト | 小型POPから大型什器まで店頭の展示を提案 | 商品の視認性と展示方法を改善したい企業 |
| 大同至高株式会社 | 店頭POPとオリジナルグッズの企画・製作に対応 | 配布物と売場ツールをまとめて検討したい企業 |
各社の対応範囲と、相談前に確認したい条件を紹介します。
株式会社東洋加工【プロベルおすすめ】

| 所在地 | 埼玉県新座市畑中2-16-32 |
| 費用 | 形状・数量・仕様ごとに要問い合わせ。ダミー制作は有償 |
| 事業内容 | 店頭POP・ディスプレイの企画・制作・製造、カレンダーの企画・制作・製造、印刷物の加工・セット・アッセンブリ・梱包・在庫管理・仕分け・出荷 |
| 実績 | 要問い合わせ |
株式会社東洋加工は、店頭販促のアイデアを紙什器やPOPへ具体化し、店舗への納品まで相談できる会社です。企画・構造設計・デザインに加え、印刷、加工、組み立て、梱包・出荷まで対応しているため、工程ごとに依頼先を探す負担を減らせます。紙什器、チラシ、パネルなどを扱い、商品の特徴と設置場所に合う形状や見せ方を検討できます。
また、商品企画や販促施策の初期段階から相談を受け付けており、具体的な完成デザインがまだない段階でも、目的や予算を共有して提案を受けられます。
複数店舗への出荷にも対応するので、店舗別の数量や同梱物が異なる施策では、梱包と仕分けの条件も担当者へ詳しく伝えましょう。見積もりでは、事前に希望数量、素材、納期、配送先数を具体的に整理し、試作や修正に含まれる範囲を確認すると他社とも比較しやすくなります。
筆者・監修者のおすすめポイント
企画・構造設計から加工、組み立て、店舗別の梱包・出荷まで相談できるため、販促アイデアの具体化と多店舗への納品を一つの窓口で進めたい企業に向いています。
株式会社クロト

| 所在地 | 東京都港区南麻布2-8-21 SNUG MINAMI-AZABU401 |
| 費用 | 要問い合わせ |
| 事業内容 | POPのコピー・デザイン制作、Webサイト制作・運用、システム開発、広告・プロモーション、コンテンツ制作 |
| 実績 | 要問い合わせ |
株式会社クロトは、POPのデザインとコピーライティングを組み合わせ、商品の伝え方を検討できる会社です。卓上スタンド、プライスカード、大型パネル、什器、タペストリーなどを扱い、設置先の提案にも対応するため、何をどの位置で伝えるかから相談できます。
Web制作や広告も手がけているので、店内とオンラインで表現をそろえたい場合は、制作範囲と素材の共用方法を問い合わせましょう。
筆者・監修者のおすすめポイント
POPのコピーライティングとデザイン、設置先の提案まで扱うため、商品の訴求内容と売場での見せ方を一緒に見直したい企業に向いています。
株式会社総合オリコミ社

| 所在地 | 広島県廿日市市大野1876 |
| 費用 | 要問い合わせ |
| 事業内容 | 折り込み広告チラシ・カタログなど多色写真印刷、POP・包装用品・各種販促用品、webチラシ制作、デジタルサイネージコンテンツ制作・SP企画、VI企画、マーケティングリサーチ |
| 実績 | スーパーの開店施策で、掲示物・Web広告・来店者への案内等を組み合わせ、2日間で約1,000人のLINE新規友だちを獲得した事例。1975年創業 |
株式会社総合オリコミ社は、店外の告知と店内の販促ツールを組み合わせ、小売店の商戦に合わせた企画を相談できる会社です。折込チラシ、POP、ポスター、カタログなどを制作し、担当者が売場を確認して展開方法を考えるため、実際の店舗に合う提案を検討できます。
ホームセンター、ドラッグストア、スーパーマーケットなどの支援を案内しており、対象店舗数、商戦の期間、紙媒体とWebの役割を共有して見積もりを依頼するとよいでしょう。
筆者・監修者のおすすめポイント
折込チラシと店内のPOP・ポスターを売場調査に基づいて提案するため、小売店の商戦に合わせて店外の告知と店内の販促を連動させたい企業に向いています。
株式会社マルエムPOP

| 所在地 | 東京都台東区浅草橋1-22-16 ヒューリック浅草橋ビル9F |
| 費用 | 要問い合わせ |
| 事業内容 | POP用品および販促物の制作、ノベルティ・OEMの製作、物流・セット・アッセンブリ・保管、メディア事業(テレビCM、WEB広告)、イベント事業(運営、物販管理)、看板・店内内装、香りマーケティング、WEBサイト制作、デザイン制作 |
| 実績 | 第47回プレミアム・インセンティブショー 店頭POPコンテスト大賞(高輝度 無機ELポスター)、2016年度 JPM Creative Design Show 銀賞受賞(スーパープラネットデラックスアテンション什器)など多数 |
株式会社マルエムPOPは、紙のPOPに加え、立体物や装飾を組み合わせた売場づくりを相談できる会社です。POPの企画・製造・施工を扱い、エアーPOP、パネル、のぼり、床POP、金属什器、アクリル什器など、設置場所に応じた表現を検討できます。
ノベルティやグループ会社と連携する物流・セット作業も案内しているため、素材、使用期間、数量を伝え、各工程の担当範囲と費用を確認しましょう。
筆者・監修者のおすすめポイント
紙製POPからエアーPOP、金属・アクリル什器まで扱うため、素材や立体表現を組み合わせて売場全体を演出したい企業に向いています。
国際紙パルプ商事株式会社

| 所在地 | 東京都中央区明石町6番24号 |
| 費用 | 要問い合わせ |
| 事業内容 | 紙・板紙・紙加工品・パルプ・古紙・化成品・紙関連機械・包装資材・その他関連商品の売買及び輸出入ならびに不動産の保有、賃貸、倉庫業 |
| 実績 | KPPグループ連結のネットワーク:仕入先約4,000社、顧客約100,000社(2026年3月31日時点) |
国際紙パルプ商事株式会社は、法人向けサービス「SHIFT ON」で素材選びから販促物の供給まで相談できる会社です。POP、ポスター、タペストリー、のぼりなどを扱い、協力会社と連携してデザイン・印刷・組み立て・配送を進めるため、素材と製品の仕様を一緒に検討できます。
包装や環境配慮素材も扱っているので、店頭ツールとパッケージの方針をそろえたい場合は、求める素材条件や使用環境を具体的に伝えましょう。
筆者・監修者のおすすめポイント
紙・フィルム・耐水紙などの素材選びから協力会社と連携した製造・配送まで相談できるため、素材と完成品の仕様を一緒に検討したい企業に向いています。
株式会社ビーツ

| 所在地 | 大阪府大阪市中央区 北浜2丁目2番22号 北浜中央ビル |
| 費用 | 企画・POP・什器等は個別見積もり。クラモニ:STB/OS一体型タブレット1台につき月額2,000円(税抜、2026年7月版公式資料)。端末購入・初期設定・発送・必要な通信費等は別途 |
| 事業内容 | 販促ツール、プロモーション、店舗施工、ポップアップ、韓国ポップアップ、展示会、ビジネスイベント、DMマーケティング、クラモニ、OMOソリューション |
| 実績 | 世界のアワード・コンテストで通算200賞以上受賞実績、取引企業1,000社超 |
株式会社ビーツは、店頭調査を踏まえた販促物と、商品を体験する場の企画を相談できる会社です。POPや什器の設計・制作・設置に加え、ポップアップストアでは企画、デザイン、施工、運営などを扱うため、ツールと売場全体を合わせて考えられます。
キャンペーンやSNS施策、人材手配を含める場合は、制作費だけでなく会場・施工・運営費と担当範囲を分けて確認しましょう。
筆者・監修者のおすすめポイント
店頭調査に基づくPOP・什器制作とポップアップの企画・運営を扱うため、販促物と商品体験の場を組み合わせたい企業に向いています。
株式会社アイドマ マーケティング コミュニケーション

株式会社アイドマ マーケティング コミュニケーションは、データ分析を起点に小売業の販促計画とツール制作を支援する会社です。ARSS販促ソリューションでは、商品の品ぞろえや販売方針に関わる提案から折込広告・POPの制作まで関与し、ネットと店頭を組み合わせた販促も検討できます。
スタッフの常駐を含む支援や匿名のスーパー導入事例を公開しているため、自社の店舗数、商戦の頻度、社内に残す業務を共有して支援体制を確認しましょう。
筆者・監修者のおすすめポイント
データ分析を起点に、スタッフ常駐による商品構成の提案からPOP等の制作管理まで支援するため、商戦ごとに更新が必要な小売業の販促体制を整えたい企業に向いています。
株式会社パルディア

| 所在地 | 東京都中央区銀座3-15-10 JRE銀座三丁目ビル8F |
| 費用 | 要問い合わせ |
| 事業内容 | 各種キャンペーンの企画提案、キャンペーン事務局運営、キャンペーン領域の自社プロダクト/メディアの企画・開発・運営、その他プロモーションの戦略設計・企画提案・実行および運用 |
| 実績 | キャンペーン事務局運営実績累計1万5,000件、取引先企業数累計約850社、年間相談件数約2,000件・リピート率約92.2%(相談件数・リピート率は2025年の数値) |
株式会社パルディアは、店頭・Web・SNSのキャンペーン企画と、実施後の事務局業務をまとめて相談できる会社です。応募受付、問い合わせ対応、抽選、景品発送まで支援するため、告知物を作るだけでなく、購入者の応募を受け付ける体制づくりも依頼できます。
見積もりでは購買条件、応募方法、期間、想定応募数、景品の内容を共有し、企画・制作・事務局・発送の費用を分けて確かめましょう。
筆者・監修者のおすすめポイント
キャンペーンの企画に加え、応募受付・問い合わせ対応・抽選・景品発送まで支援するため、社内の事務局負担も含めて購入者キャンペーンを相談したい企業に向いています。
株式会社コースト

株式会社コーストは、小型の店頭POPから棚・壁面の展示、大型のフロア什器まで相談できる会社です。店頭SPツールの企画・設計・制作に加え、プロモーションやWebデジタルコンテンツも扱っており、紙・樹脂・金物などを組み合わせた展示を提案しています。
公式ギャラリーには提案段階のイメージも含まれるため、実際の制作事例と担当工程を区別し、自社の設置寸法や商品重量に近い対応例を確認しましょう。
筆者・監修者のおすすめポイント
小型POPから棚・壁面展示、フロア什器まで紙・樹脂・金物を使い分けるため、商品の視認性と設置場所に合う展示方法を相談したい企業に向いています。
大同至高株式会社

| 所在地 | 名古屋市守山区瀬古一丁目448番地 |
| 費用 | Do!SHOPの公開価格例:A3クリアポスター(PPツヤクリア0.2mm・片面4C+白印刷・カット)50個3万7,510円(税込)。救急車型顔出しパネル(821×880mm、5mm厚スチレン)1個2万2,000円(税込)。通常送料込み、複数拠点発送・仕様変更・データ作成、ポスターの校正・袋入れ等は別途。企画全体は個別見積もり |
| 事業内容 | UVオフセット印刷、UVシルクスクリーン印刷、商業印刷、紙工品、発泡PLAシート加工、企画制作 |
| 実績 | 取引先数7,000社以上 |
大同至高株式会社は、店頭POPとオリジナルグッズの企画・製作を相談できる会社です。形状や印刷デザインの提案から試作、印刷、加工、包装、検品、出荷まで扱い、名古屋の自社工場で制作工程をまとめているため、配布物と売場ツールを合わせて検討できます。
通常注文は原則1,000個以上、少量向けには別サービスを案内しているので、希望数量と商品を伝え、窓口や店舗別出荷の条件を確認しましょう。
筆者・監修者のおすすめポイント
形状提案から試作・印刷・加工・出荷まで扱い、数量に応じた窓口もあるため、オリジナルの配布物と店頭POPを同じ窓口で検討したい企業に向いています。
店頭販促の会社に依頼できる業務
・店頭販促の会社に依頼できる業務一覧表
| 依頼できる業務 | 主な内容 | 相談時の確認点 |
| 販促の目的とターゲットに合わせた企画 | 課題整理・訴求内容・施策の組み合わせを検討 | 調査や企画書まで依頼するか |
| POP・什器・ノベルティのデザインと制作 | 構造設計・デザイン・試作・量産 | 素材・寸法・重さ・修正範囲 |
| 複数店舗への梱包・配送と売場への展開 | 店舗別の仕分け・梱包・出荷 | 配送と設置の担当範囲 |
| キャンペーンやSNS施策の企画・運営 | 応募導線の設計・受付・問い合わせ対応・発送 | 想定件数・運営期間・報告内容 |
自社で担当する部分を決めるために、各業務の内容を解説します。
販促の目的とターゲットに合わせた企画
企画から支援する会社には、販促物の種類が決まる前の課題整理から相談できます。新商品を知ってもらう場合と、既存商品の使い方を伝える場合では、必要な情報と売場での見せ方が変わるためです。
具体的には、商品特性、客層、商戦時期、設置場所を共有し、POP、陳列、体験などをどのように組み合わせるか検討します。
問い合わせ時には、企画書、デザイン案、試作のどこまでが成果物になるかと、発注前の提案に費用がかかるかを確認しましょう。
POP・什器・ノベルティのデザインと制作
販促物の制作は、デザインに加えて素材や構造、使いやすさまで相談するのが大切です。見た目が魅力的でも、商品を支えられなかったり、店舗で組み立てにくかったりすると、企画どおりに展開できません。
紙什器は商品を置いて見せる役割、POPは情報を伝える役割、ノベルティは配布や持ち帰りを通じた接点づくりなど、用途を分けて仕様を決めましょう。
紙、金属、アクリルなどから使用場所に合う素材を選び、制作会社が扱える加工方法も確かめます。データを支給して製造のみ依頼する場合と、構造・デザインから任せる場合では、見積もりの対象も変わります。
量産前は試作品で寸法、安定性、商品の収まり、印刷の見え方を確かめ、修正回数と最終承認の方法を決めてください。
複数店舗への梱包・配送と売場への展開
多店舗で販促を実施する場合は、店舗ごとの仕分けや配送まで依頼できるかを確認しましょう。完成品を一か所へ納める場合と、店舗別に異なる数量を送る場合では、梱包・管理の作業が増えるためです。
依頼時には配送先一覧、店舗別の数量、同梱物、店着希望日、荷受け条件を整理し、発送データを確定する期限も共有します。
配送への対応と店舗内での開梱・組み立て・設置への対応は分け、どの作業を現場が担うかを明確にしましょう。破損や不足があった場合の連絡先、追加発注の方法、設置説明書の要否まで決めておくと、展開時の確認を進めやすくなります。
キャンペーンやSNS施策の企画・運営
購入者向けキャンペーンは、企画と告知物の制作に加え、応募後の運営まで相談できる会社があります。応募受付、問い合わせ対応、抽選、景品発送などは実施期間中も作業が続き、社内の人員確保が必要になるためです。
店舗のPOPとSNSで案内する場合は、購買条件、応募方法、実施期間、問い合わせ先が一致するように整理しましょう。想定応募数や対応時間、景品の調達・発送範囲によって委託する業務が変わるため、見積もりの条件に含めます。
実施後に応募件数だけを報告してもらうのか、店舗別の集計や問い合わせ内容も確認するのか、必要な報告項目を発注前に決めてください。
店頭販促のアイデアを相談する会社の選び方
・店頭販促のアイデアを相談する会社の選び方一覧表
| 比較するポイント | 確かめる内容 |
| 販促の目的に合う提案ができるか | 売場の課題と提案の理由がつながっているか |
| 同業種や似た売場での制作事例があるか | 商品・設置条件と担当工程が自社に近いか |
| 委託できる範囲と社内の作業負担が合うか | 外注先と社内・店舗の役割に抜けがないか |
候補へ相談する際に押さえたい3つの視点を解説します。
販促の目的に合う提案ができるか
販促会社は、解決したい売場の課題に対して、理由のある提案ができるかで比較しましょう。商品に気づいてもらえていない場合と手に取られても選ばれない場合では、変えるべき見せ方が異なるためです。
前者なら視認性や陳列位置、後者なら使い方や比較情報など、提案が課題に対応しているかを確認します。
店頭調査から依頼する場合は、何を調べ、どの判断に使うのかを聞くと、支援内容を把握しやすくなります。
初回は商品資料、売場写真、現状の販売数を共有し、設置ルール、予算、スタッフの負担を踏まえて実施できるかを確かめてください。社内で承認を得る際も、目立つデザインかどうかだけでなく、目的と実施条件を説明できる案を選ぶのが大切です。
同業種や似た売場での制作事例があるか
制作事例は、件数だけでなく、自社と近い条件でどの工程を担当したかを確認しましょう。同じPOPでも、食品売場の日常的な販促と、期間限定のイベントでは、素材や設置期間、必要な運営体制が異なるためです。
そのためには、公式サイトで商品、設置場所、素材を見たうえで、企画、デザイン、製造、施工のうち、当該会社が担った部分を聞きます。
効果の数値が掲載されていても、対象店舗、期間、比較条件が違えば、自社で同じ結果になるとは限りません。
また、コーストのギャラリーのように提案段階のイメージを含む場合は、完成・設置済みの事例と区別して検討してください。公開事例が少ない会社には、類似条件での進め方や試作方法を尋ね、自社の制約を理解した提案が受けられるかを判断しましょう。
委託できる範囲と社内の作業負担が合うか
委託先を決める前に、企画から運営までの作業を分け、社内と店舗に残る業務を確認しましょう。一貫対応の会社へ依頼しても、商品情報の提供、校正の承認、店舗側との調整などは発注側が担当する場合があるためです。
企画、デザイン、試作、製造、梱包、配送、設置、運営の一覧を作り、誰が実施して誰が判断するかを書き込みます。
制作・出荷を中心とする支援と、応募受付などの事務局支援では、任せられる業務が異なるため、工程ごとに対応範囲を照らし合わせるのが大切です。
複数社を使う場合は、仕様変更を伝える窓口や、データを受け渡す方法も決めておきます。担当者の対応の丁寧さに加え、確認期限、進行管理の方法、修正時の連絡経路まで確かめると、実際の負担を比較しやすくなります。
店頭販促を会社に依頼する費用と見積もりの確認方法
店頭販促の費用は、制作物の仕様と依頼する工程によって変わるため、条件をそろえた個別見積もりで確認しましょう。
| 確認方法 | 比較する内容 |
| 企画費・デザイン費と制作費を分けて確認する | 企画・設計・試作と、印刷・加工・組み立ての費用を区別 |
| 数量・素材・配送先をそろえて総額を比較する | 送料・仕分け・運営などを含む実施総額を比較 |
見積書で確認する費用の内訳と比較条件を解説します。
企画費・デザイン費と制作費を分けて確認する
見積書は、企画・デザイン・試作の費用と、製造にかかる費用を分けて確認するのが大切です。完成データを渡して印刷だけを依頼する場合と、構造設計や訴求内容から相談する場合では、含まれる業務が異なります。
例えば、紙什器なら企画、デザイン、試作、印刷、加工、組み立てなどに分け、各項目の成果物を確かめましょう。
提案するデザイン案の数、校正や試作の修正回数、最終承認後の変更で追加費用が発生する条件も確認してください。公表された商品単価があっても、企画費や送料まで含むとは限らないため、単品の価格を施策全体の相場として扱わないようにしましょう。
数量・素材・配送先をそろえて総額を比較する
複数社の見積もりは、数量、素材、サイズ、納期、配送先数をそろえて総額で比較しましょう。制作単価が安くても、試作、店舗別の仕分け、梱包、送料が別途必要であれば、実施に必要な金額は変わります。
一例として、配送先が未確定の場合は、想定する店舗数と地域を伝え、確定後にどの費用を再計算するか確認しておくとよいでしょう。
通常注文と少量向けサービスで数量条件が異なる場合は、発注数に合う窓口を選ぶことも必要です。
キャンペーン運営を含む場合は、応募件数、問い合わせ対応時間、人材手配、景品発送の条件も共通にします。税区分、見積もりの有効期限、追加制作の単価を確かめ、社内と店舗の作業負担も含めて、予算内で実施できるかを判断してください。
店頭販促の会社へ相談してから実施するまでの流れ
・店頭販促の会社へ相談してから実施するまでの流れ一覧表
| 手順 | 準備・確認すること |
| 目的・ターゲット・売場の条件を共有する | 商品資料・売場写真・寸法・予算・希望時期 |
| 提案・試作・見積もりを確認して発注する | 仕様・修正条件・承認者・最終承認日 |
| 店舗への納品・設置と効果確認を進める | 店舗別数量・荷受け・設置担当・比較指標 |
手戻りを減らすために各段階で決める内容を解説します。
目的・ターゲット・売場の条件を共有する
最初の相談では、作りたい物だけでなく、販促の目的と売場の条件を共有しましょう。「目立つPOPが欲しい」という要望でも、来店客、設置場所、実施期間によって適した形状や伝える内容は変わります。
商品資料、売場写真、設置できる寸法、既存の販促物など、店舗側のルールが分かる資料をそろえます。
予算、数量、希望納期が決まっていれば伝え、未確定の項目はその旨を示して、決める順番を相談してください。社内の承認者と店舗の確認担当を整理し、提案を判断する基準と回答期限も早い段階で合わせておくと、進行を管理しやすくなります。
提案・試作・見積もりを確認して発注する
発注前は、提案が目的に合うかに加え、制作物の仕様と見積もりの条件を一致させて確認します。立体の什器やPOPは、画面や図面だけでは商品の収まりや安定性を判断しにくいため、必要に応じて試作を依頼しましょう。
試作品では寸法、強度、組み立てやすさを確かめ、印刷データは商品名、訴求内容、文字の読みやすさ、設置方向までチェックします。
修正回数、試作費、最終承認日、納期が変わる条件をすり合わせ、決定した仕様を記録してから発注してください。
社内と店舗側の意見を集約する窓口を決めると、担当者ごとに異なる修正指示が出る事態を減らせます。量産後の変更を避けるためにも、誰の承認をもって制作開始とするかを明確にしておくのが大切です。
店舗への納品・設置と効果確認を進める
発注後は店着日と設置担当を確定し、実施後の反応まで記録しましょう。販促物が完成していても、店舗が受け取れなかったり、設置方法が伝わっていなかったりすると、開始日に展開できないためです。
そのためには、制作・検品・梱包・出荷の予定を確認し、店舗別の数量と同梱物、荷受け条件を配送先一覧へまとめます。
納品後は設置写真や店舗からの報告で展開状況を確かめ、不足や破損、組み立て時の問題があった場合の連絡先も共有してください。
効果確認は社内で行うか外注するかを決め、販売数、購入率、関連商品の併売、体験人数などから目的に合う指標を選びます。実施期間、価格、在庫などの比較条件を記録し、結果を次の企画や店舗展開に生かすことが大切です。
店頭販促の会社選びでよくある質問
店頭販促を初めて相談する際に、確認しておきたい質問とその回答を紹介します。
アイデアが決まっていなくても相談できますか?
企画から支援する会社であれば、具体的な制作物やデザインが決まっていなくても相談できます。
例えば、売場の課題と目的、予算から、必要な制作物や構造、デザインを検討してもらう進め方があります。問い合わせでは「売場で目立たない」「使い方が伝わらない」などの困りごとと、商品、設置場所、希望時期を伝えましょう。
予算や数量が未確定の場合も、分かっている条件を共有して、どの項目から決めればよいか相談できます。
ただし、発注前の提案や試作に含まれる範囲と費用は会社ごとに確認する必要があります。完成したアイデアを準備することよりも、現在の売場と課題が分かる資料をそろえることを優先してください。
複数店舗への配送も依頼できますか?
店舗別の梱包・配送を扱う会社であれば、複数店舗への納品も依頼できます。
配送先数、店舗別数量、同梱物、店着希望日、荷受け条件を伝え、仕分け費と送料が見積もりに含まれるかを確認しましょう。配送先の変更期限や追加発注の方法も決めると、店舗の増減があった場合に対応を相談しやすくなります。
店舗内での開梱、組み立て、設置まで任せられるとは限らないため、現場の作業と制作会社の担当は別に整理してください。商戦開始日に間に合うよう、制作だけでなく出荷・受け取り・設置を含む工程を共有することが大切です。
店頭販促のアイデアに困った方はプロベルにご相談ください
店頭販促は、POPで情報を伝える、関連商品をまとめて陳列する、商品を体験してもらうなど、売場の課題に合う方法を選ぶことが出発点です。相談先は、制作物の種類だけでなく、企画・製造・配送・運営のどこまで支援を受けたいかで比較しましょう。
自社に合う会社を選ぶには、以下のポイントが大切です。
- 販促の目的と、来店客に伝えたい内容を整理する
- 売場の寸法、商品の重さ、数量、設置期間を共有する
- 類似する売場の事例と、その会社が担当した工程を確認する
- 社内・店舗・制作会社の役割と承認期限を決める
- 制作費だけでなく、仕分け・送料・運営を含む総額で比較する
- 実施後に確認する指標と比較条件を決めておく
条件をそろえて相談すれば、提案の違いと必要な費用を把握しやすくなり、実施後の振り返りにもつながります。
店頭販促のアイデアや依頼先選びに迷った方は、プロベルへご相談ください。目的や予算、任せたい業務を整理し、自社に合う企業を探すところから進めましょう。