UI/UXデザイン会社おすすめ6社|支援範囲・選び方・費用の比較ポイント
2026年10月22日
※本記事は当社独自の基準に基づき作成・編集しており、【プロベルおすすめ】と記載があるものは、プロベル有料掲載社のプロモーションが含まれます。
UI/UXデザインを外注したくても、画面を作ってほしいのか、利用者の課題を調べたいのか、開発まで任せたいのかで、選ぶ相手は変わります。見た目の好みや実績の数だけでは、自社に必要な支援を受けられるか判断しにくいものです。
本記事では、UI/UXデザインや調査を相談できる6社を、依頼場面と確認したい範囲から比較します。成果物、自社に残る仕事、見積もりの揃え方も整理し、候補を絞って相談するまでの進め方を解説します。
UI/UXデザイン会社おすすめ6社を比較
まずは、自社の課題に近い相談場面から候補を見てみましょう。調査や設計を部分的に頼む相手も含めて紹介します。表は各社の対応範囲を限定するものではなく、相談の入口となる違いをまとめたものです。
| 会社名 | 相談しやすい課題 | 確認したい依頼範囲 |
| 株式会社Engineerforce【プロベルおすすめ】 | 業務システム・SaaSの画面設計と開発連携 | 情報設計、試作・検証、内製チームとの分担 |
| 株式会社グッドパッチ | 事業の方向性とユーザー体験を結び付けたい | 顧客理解、戦略・体験設計、開発や成長支援 |
| 株式会社ニジボックス | 調査結果をUIと運用ルールへ反映したい | 定量・定性調査、画面設計、ガイドライン |
| フェンリル株式会社 | アプリの操作感と実装を合わせて考えたい | UX/UI設計、インタラクション、開発との連携 |
| 株式会社コンセント | 部署やサービスをまたぐ体験・運用を整えたい | 接点や業務の整理、デザインシステム、体制 |
| 株式会社メンバーズ ポップインサイトカンパニー | 利用者が迷う原因を調査で確かめたい | 調査設計・募集・実施、分析レポートと動画 |
株式会社Engineerforce【プロベルおすすめ】

| 会社名 | 株式会社Engineerforce |
| 主な支援範囲 | 情報・画面設計、UI、プロトタイプ、操作検証、改善・運用支援 |
| 対象サービス・相談場面 | 業務システム、管理画面、SaaS、Web・モバイルアプリ等 |
| 納品・連携の確認点 | 設計データ、調査の分担、開発連携、レビュー・研修の範囲 |
| 料金 | 要問い合わせ(依頼範囲に応じて個別見積もり) |
株式会社Engineerforceは、構想の整理から情報設計、画面遷移、UIデザイン、プロトタイプによる操作検証までを支援しています。業務システムや管理画面、SaaSも対象にしており、複数の役割や作業手順が関わる画面を整理したい場合の候補です。
エンジニアと技術的な制約を確認しながら設計するため、デザインが完成してから実装方法を考えるのではなく、開発とのすり合わせを含めて進め方を相談できます。UI/UXデザインだけの依頼にも対応しています。
内製のデザイナーやエンジニアと並走し、デザインレビュー、ルール整備、研修や知識共有も行います。納品後も社内で画面を追加・改善する予定なら、編集データだけでなく、判断ルールをどう引き継ぐかまで相談するとよいでしょう。
ユーザー理解の工程では、Clarityによる導線確認や、依頼側が実施したアンケート・インタビュー結果の活用も案内しています。対象者の募集や調査実施を外注したい場合は、その分担と費用を確認してください。料金は個別対応であり、必要な調査、設計、開発支援の範囲を揃えて見積もりを依頼します。
筆者・監修者のおすすめポイント
複雑な業務画面を整理し、試作で使い方を確かめながら開発につなげたい企業に向いています。内製チームと並走し、画面を増やす際のルールも整えたい場合に検討できます。
株式会社グッドパッチ

出典:株式会社グッドパッチ
| 会社名 | 株式会社グッドパッチ |
| 主な支援範囲 | ユーザーリサーチを踏まえたUI/UX、事業戦略、プロダクト成長支援 |
| 対象サービス・相談場面 | 新規構想の価値整理や、事業と体験の方向性を揃えたい場面 |
| 納品・連携の確認点 | 担当専門職、戦略・設計の成果物、開発・運用への関与 |
| 料金 | 要問い合わせ(依頼範囲に応じて個別見積もり) |
株式会社グッドパッチは、ユーザーリサーチに基づくUI/UXと、事業戦略やプロダクトの成長を結び付けて支援しています。顧客や市場の理解と自社の強みを踏まえ、提供する価値や進む方向を整理するところから相談できる会社です。
画面の作り直しに着手する前に、誰のどの課題に答えるサービスなのかを見直したい場合に検討しやすいでしょう。体験設計と事業の判断を並行して進めるなら、社内の意思決定者も議論に参加できる体制が必要です。
相談時は、戦略整理から試作、開発や継続的な改善まで、今回どこを任せるかを確認します。参加する専門職と成果物、費用は提案内容に合わせて比較してください。
筆者・監修者のおすすめポイント
画面制作の前に、届ける価値や事業の方向性から体験を考えたい企業の候補です。顧客理解と事業上の判断をつなぐ支援を相談できます。
株式会社ニジボックス

出典:株式会社ニジボックス
| 会社名 | 株式会社ニジボックス |
| 主な支援範囲 | 定量・定性調査、体験設計、UI制作、ガイドライン整備等 |
| 対象サービス・相談場面 | 新規・既存サービスで、調査から画面・運用までつなげたい場面 |
| 納品・連携の確認点 | 調査対象・手法、UI部品とガイドライン、開発への引き継ぎ |
| 料金 | 要問い合わせ(依頼範囲に応じて個別見積もり) |
株式会社ニジボックスは、現状や競合の分析、定量・定性のユーザー調査、ペルソナやカスタマージャーニーの整理、コンセプト設計、ユーザビリティ評価を提供しています。利用者への理解を深めたうえで、必要な機能や体験を具体化したい場合に相談できます。
UIデザインでは、表現の方向性、ビジュアル、コンポーネントの整理に加え、制作ルールを言語化したガイドラインも扱います。制作後に社内でページや画面を増やすなら、見た目だけでなく、追加時に守るルールまで揃えられるかが比較材料です。
依頼する調査・UI制作・開発連携の工程を区切り、どの成果物を誰が引き継ぐかを確認しましょう。料金は対象と作業範囲に応じて問い合わせます。
筆者・監修者のおすすめポイント
調査で得たユーザー理解を画面へ反映し、制作後の運用指針まで整えたい企業に向いています。調査結果とUIの判断がどうつながるかを相談しやすい会社です。
フェンリル株式会社

出典:フェンリル株式会社
| 会社名 | フェンリル株式会社 |
| 主な支援範囲 | ユーザー調査、UX/UI、操作時の表現、プロダクト開発との連携 |
| 対象サービス・相談場面 | スマートフォンアプリやWebサービスの体験と実装を整えたい場面 |
| 納品・連携の確認点 | OS別の設計、動きや文言、開発・テスト・公開の契約範囲 |
| 料金 | 要問い合わせ(依頼範囲に応じて個別見積もり) |
フェンリル株式会社は、ユーザー調査や要求の整理、専門家・利用者による評価に加え、OSのガイドラインを踏まえたUIデザインを提供しています。操作を助ける文言や動き、視覚的な反応も扱うため、アプリの一連の操作感を詰めたい場合の候補です。
別のプロダクト開発サービスでは、要件定義から実装、テスト、ストア公開、運用保守まで案内しています。デザインと技術の両方を相談できますが、UI/UXの契約に開発費や公開作業が自動的に含まれるわけではありません。
自社で開発する範囲と外部に任せる範囲を示し、設計レビューや実装後の確認を誰が行うかまで含めて提案・見積もりを比較しましょう。
筆者・監修者のおすすめポイント
スマートフォンアプリで、OSに合う操作感や動きと実装を合わせて検討したい企業に向いています。設計からテスト・公開への連携範囲を具体化して相談できます。
株式会社コンセント

出典:株式会社コンセント
| 会社名 | 株式会社コンセント |
| 主な支援範囲 | サービスデザイン、UX/UIの相談・実装、デザイン運用・組織支援 |
| 対象サービス・相談場面 | 複数サービスや部署の接点・業務・デザインがばらつく場面 |
| 納品・連携の確認点 | デザインシステム、ガイドライン、更新体制と研修・OJT |
| 料金 | 要問い合わせ(依頼範囲に応じて個別見積もり) |
株式会社コンセントは、顧客の体験を起点に、事業、社内業務、顧客接点を包括的に考えるサービスデザインを用いて支援しています。画面の見た目だけでなく、前後の業務や複数の接点も含めて課題を整理したい場合に検討できます。
UX/UIのコンサルティングと実装に加え、デザインシステムやガイドラインの整備、研修・OJTによる組織づくりも案内しています。複数の担当者が制作するサービスでは、共通部品だけでなく、誰がルールを更新し品質を確認するかを整える依頼も考えられます。
対象となるサービスや部署を明らかにし、設計・実装・体制づくりのどこまでを今回含めるか、段階ごとの成果物と費用を確認しましょう。
筆者・監修者のおすすめポイント
複数のサービスや部署で体験やデザインの品質を揃え、運用体制まで整えたい企業の候補です。顧客接点と社内業務の両方から相談できます。
株式会社メンバーズ ポップインサイトカンパニー

| 会社名 | 株式会社メンバーズ ポップインサイトカンパニー |
| 主な支援範囲 | ユーザビリティテストの設計、対象者募集、実施、分析・報告 |
| 対象サービス・相談場面 | 制作・開発体制はあるが、利用者の行動を調べる力が不足する場面 |
| 納品・連携の確認点 | 分析レポート、操作動画、発見点と改善方針、調査後の反映担当 |
| 料金 | 要問い合わせ(依頼範囲に応じて個別見積もり) |
ポップインサイトカンパニーは、株式会社メンバーズの社内カンパニーです。ここでは、ユーザビリティテストを部分的に依頼する先として紹介します。対象に近い利用者にWebサイトやアプリを使ってもらい、その様子から迷いの原因や改善点を調べるサービスです。
調査設計、対象者の募集、実施から分析レポートまでを支援し、操作動画も納品します。依頼側が用意した対象者への調査も相談できるため、既存顧客の行動を確かめたい場合にも検討できます。
費用は目的、規模、調査人数によって変わります。調査結果を受けて画面を直す担当は自社か別の会社かを決め、知りたい疑問と対象者の条件を共有して見積もりを依頼しましょう。
筆者・監修者のおすすめポイント
デザインや開発の担当者はいるものの、利用者が迷う原因を調べる工程を補いたい企業に向いています。レポートと操作動画を、改修の優先順位を決める材料にできます。
UI/UXデザイン会社に依頼できる業務と成果物
UIは、利用者が触れる画面やボタン、表示などの接点です。UXは、利用の前後も含めて得られる体験を指します。たとえば入力画面が見やすくても、申請後の状況が分からず何度も問い合わせるなら、体験には改善の余地があります。
依頼時は「UI/UX一式」ではなく、どの疑問を解き、何を受け取るかまで整理しましょう。すべての会社が全工程を一つの契約で担うわけではありません。
| 依頼業務 | 成果物の例 | 自社に必要な協力 |
| 調査・課題整理・体験設計 | 発見事項と根拠、優先課題、体験シナリオ | 業務知識、既存データ、利用者へ接触する手段の共有 |
| 情報・画面設計・試作 | 画面遷移、編集可能な設計データ、動く試作 | 業務ルール、権限、技術的な制約の説明 |
| 開発への引き継ぎ・運用支援 | 部品と使用ルール、実装仕様、レビュー記録 | 開発担当との協議、更新・承認担当の決定 |
ユーザー調査・課題整理・体験設計
調査では、アクセス解析や問い合わせの確認、インタビュー、利用場面の観察、ユーザーテストなどを通じて課題を調べます。成果物は調査結果の一覧だけでなく、何を根拠に、どの課題から解くと考えたかが分かる資料です。
同じ「ユーザー調査」でも、自社で集めた結果を分析してもらう依頼と、対象者を募集して調査を実施してもらう依頼では仕事量が変わります。専門家が画面を点検する方法と、実際の利用者に使ってもらう方法も分けて相談しましょう。
発注側は、想定する利用者、業務の流れ、既存データ、顧客に調査協力をお願いできるかを共有します。利用者へ接触する手段がない場合は、募集方法と必要な費用を提案に含めてもらうと、開始後の行き違いを防げます。
情報設計・画面設計・プロトタイプ制作
情報設計では、必要な情報の優先順位と、利用者が目的を達成するまでの流れを整理します。その内容を画面の骨組みやUIへ落とし込み、動く試作で操作を確かめます。
受発注システムなら、一覧画面が一枚あれば十分とは限りません。担当者と承認者の権限、未登録の状態、入力エラーなどで表示や操作が変わるため、どの状態まで設計するかが成果物の範囲になります。
納品物は、画像だけでよいのか、Figmaなどの編集可能な設計データと操作仕様まで必要かを決めましょう。自社で改修を続けるなら、部品や画面の関係が分かる状態で引き継げるかも大切です。
開発への引き継ぎ・デザインシステム・運用支援
設計データの納品、開発担当への仕様説明、実装そのもの、公開後の改善は、それぞれ異なる仕事です。社内で開発するなら、技術的な制約を共有する場と、実装後に設計意図を確認する場を設けると、認識のずれを見つけやすくなります。
画面追加が続くサービスでは、再利用する部品と使用ルールをまとめたデザインシステムも検討できます。見た目を揃えるだけでなく、新しい部品を誰が承認し、既存画面へどう反映するかまで決めておけば、担当者が増えても判断を共有できます。
外部へ継続支援を頼む場合も、レビュー、ルールの更新、研修、実際の画面制作のうち、何を含む契約かを確かめてください。運用担当を自社に置けるかによって、必要な支援は変わります。
自社に合うUI/UXデザイン会社の選び方
候補を絞る際は、実績の多さや「一気通貫」という言葉だけで決めず、自社の課題に近い経験と進め方を確かめます。紹介された完成画面と、提案された作業の範囲を結び付けて質問すると、比較しやすくなります。
似た利用者・業務・サービス段階の実績を見る
同じ業種でも、新規サービスの構想と、日々使う業務システムの刷新では必要な経験が異なります。一般消費者が短時間使うアプリと、複数の役職が承認する画面でも、調べるべき行動や設計上の制約は変わります。
事例を見る際は、業種に加え、利用者、作業内容、端末、開発段階が近いかを確かめましょう。そのうえで「どの課題をどう調べ、何を設計し、どこまで担当したか」を聞くと、完成画面の印象だけでは分からない経験を判断できます。
守秘義務で詳しい画面を見られない場合は、匿名の事例や工程の説明でも比較できます。公開できる情報が少ないことだけで除外せず、自社の依頼にどう応用できるかを確認してください。
調査・検証の方法が自社の疑問に合うかを確かめる
新しいサービスに需要があるかを知りたい場合と、既存画面で利用者が迷う理由を知りたい場合では、必要な調査が変わります。後者なら実際の操作を観察する方法が役立ちますが、その結果だけで市場全体の需要まで判断することはできません。
提案では、誰を対象に、どの仮説を、どんな場面で確かめ、その結果を何の判断に使うのかを見ます。人数の多さだけで選ばず、自社が解きたい疑問と調査方法が対応しているかを比較しましょう。
専門家による点検で候補を絞り、その後に利用者で検証する組み合わせもあります。自社の利用者へ接触できるかを伝えると、実行可能な調査計画かどうかも確かめられます。
担当体制とエンジニアとの連携方法を比べる
提案窓口の説明だけでなく、実際に担当するリサーチャー、デザイナー、進行管理者の役割と関与する時間を確認します。誰が調査結果から設計を判断し、誰が自社の質問に答えるかが分かれば、確認待ちが発生する場面も想像しやすくなります。
社内に開発担当がいるなら、既存システムの制約をいつ共有し、実装の相談や完成後のレビューをどう行うかを比べましょう。別会社へ開発を渡す場合は、仕様説明と質問対応の期間も必要です。連携の方法まで合意することで、設計後に大きな作り直しが起きるリスクを抑えられます。
納品後に使い続けられる成果物と支援があるかを見る
納品後に自社で変更する予定があるなら、編集可能なデータ、再利用する部品、操作仕様、利用・編集の権限を受け取れるか確認しましょう。画面画像だけの納品では、追加制作のたびに設計意図を読み解き直すことになります。
継続的に機能を増やす場合は、ルールの更新担当やレビューの方法も比較材料です。自社に担当者がいるなら研修や初期のレビュー、いないなら継続的な設計支援など、納品後の体制に合わせて必要な支援を選びます。
UI/UXデザインの費用を比較するときのポイント
UI/UXデザインの費用は、調査だけを頼むのか、画面設計や開発まで含むのかで変わります。金額の幅だけを相場として比べるより、同じ仕事を依頼した場合の総額と、自社に残る作業を確認する方が判断しやすいでしょう。
調査人数・画面の種類・検証回数で工数が変わる
主な見積項目は、調査設計、対象者の募集・謝礼、調査の実施・分析、情報・画面設計、試作・検証、進行管理、引き継ぎ、開発・運用です。工程ごとの範囲が違えば、同じ画面数でも必要な工数は変わります。
たとえば、架空の受発注サービスで「主要画面10枚のデザイン」を頼む場合と、「担当者・承認者それぞれの操作を調査し、エラー時の表示も試作して再検証する」場合では、作業量が異なります。枚数と金額だけで後者を割高と判断せず、何を確かめて何を納品するかまで比較しましょう。
募集しにくい業務利用者を調べる場合や、複数端末に対応する場合も、準備や設計が増えることがあります。対象者の条件、画面の状態、検証回数を見積書へ具体化してもらうと、費用が変わる理由を確認できます。
同じ成果物・契約期間・変更条件で見積もりを揃える
複数社には、対象工程、利用者、主要画面と状態、修正・検証回数、編集データ、引き継ぎ、納品後支援を同じ条件で伝えます。開発費や調査の実費、税、追加依頼の費用を含むかも揃えて確認してください。
一括の納品価格と、一定期間の稼働を提供する契約では比較方法も異なります。後者は担当者の稼働量と期間内に進める仕事を確かめ、延長や作業の追加が必要になった場合の扱いを相談しましょう。
まだ課題や対象画面を決められない段階なら、最初の調査・要件整理を区切って依頼する方法もあります。その結果を使って次の設計範囲を決める方が、曖昧な条件で全工程の見積もりを比べるより進めやすい場合があります。
UI/UXデザイン会社へ依頼するまでの流れ
依頼前に、すべての要件や解決策を決め切る必要はありません。困っていることと未確定の点、自社で判断できる人を明らかにして、相談を始めましょう。
目的・対象ユーザー・制約を整理する
まず、どんな状況を変えたいか、誰が使うサービスか、現状を示す資料は何かを一枚のメモにまとめます。予算の幅、希望時期、動かせない条件、社内の開発体制、利用者に調査を頼めるかも記載します。
たとえば、架空の受発注SaaSで新規管理者の初回設定が進まない場合なら、既存画面、設定完了までの集計条件、サポートへの問い合わせを共有し、主要導線の検証から相談する方法があります。最初からボタンの変更を指定するより、原因を確かめる余地を残せます。
候補へ相談し、課題の捉え方と進め方を確認する
同じ依頼メモで候補へ相談し、最初に何を調べ、どの成果物を使って次の判断をするかを聞きます。自社が提供する情報や調査協力、途中の確認機会が工程に組み込まれているかも比べましょう。
提案された画面の好みだけで決めると、課題と施策のつながりを見落としがちです。「なぜその調査から始めるのか」「結果が想定と違えばどうするか」を聞くと、進め方が自社の状況に合うか判断しやすくなります。
範囲・成果物・判断の担当を合意して契約する
契約前に、対象と対象外、納品・検収条件、修正回数、追加作業を承認する方法、設計データの受け渡し、調査データや秘密情報の扱いを合意します。成果物の名称だけでなく、どの状態で受け取れば次の作業へ進めるかまで揃えましょう。
社内の決裁者と実務担当者が異なる場合は、中間レビューに参加する人を決めます。完成後に初めて決裁者が見る進め方より、調査結果や主要な設計方針を途中で判断できる方が、大きな手戻りを防ぎやすくなります。
調査で新しい課題が見つかった際に、当初の対象を変更するか、次の契約へ分けるかも確認してください。発見に応じて判断できる進め方と、費用・納期への影響を共有してから着手します。
支援範囲と自社体制を揃えて、UI/UXデザイン会社を選ぼう
UI/UXデザイン会社を選ぶ際は、必要な調査、設計、開発連携、運用を整理し、自社と相手でどう分担するかを比べることが大切です。課題が曖昧なら調査から、開発体制があるなら設計や検証の部分依頼から検討するなど、自社の状況に合わせて候補を絞りましょう。
相談前は、目的と対象ユーザー、困っている場面、任せたい範囲、予算・時期、自社の担当体制をまとめておくと、提案を比較しやすくなります。受け取る成果物と、その後に誰が何をするかまで合意すれば、制作後の活用にもつなげられます。
必要な支援や候補の違いを整理しにくい場合は、プロベルへご相談ください。自社の課題と用意できる体制を基に、調査・設計・開発連携のどこを任せるかから相談先を検討できます。