オフィス移転の費用相場はいくら? 内訳・節約方法・信頼できる業者の選び方を解説
2025年12月16日
オフィス移転は、賃貸契約や内装工事、引越し作業など、複数の工程が重なる大きなプロジェクトです。その分、費用も項目が多く、「どれくらいの予算を見込めば良いのか」「どこでコストを抑えられるのか」と悩む担当者も多いのではないでしょうか。
この記事では、オフィス移転にかかる費用の内訳と相場の目安をわかりやすく整理。さらに、費用を抑えるためのポイントや、信頼できる業者を見極めるコツも紹介します。
オフィス移転にかかる主な費用の種類と内訳
オフィス移転にかかる費用は、大きく「新オフィスの契約費用」「内装・設備の構築費用」「引越し関連費用」「旧オフィスの退去費用」の4つに分けられます。
それぞれの内容と相場を把握しておくことで、無駄のない予算計画を立てることができます。
新オフィスの契約にかかる費用
新しいオフィスを契約する際には、入居前にまとまった初期費用が発生します。主な項目は以下の通りです。
- 前家賃・敷金(保証金)・礼金
- 仲介手数料・保証会社費用・火災保険料
一般的には、賃料の6〜12か月分を初期費用として見込んでおくと安心です。
特に都心部では、敷金が高めに設定されるケースも多く、契約時の資金繰りに注意が必要です。
新オフィスの構築にかかる費用
契約後は、働く環境を整えるための内装や設備工事が必要になります。
- 内装工事費(坪あたり約10〜20万円)
- インフラ工事費(電気・電話・LAN・空調など)
- 什器・家具購入費・サイン工事費
デザイン性を重視する場合や、オリジナルの造作を加える場合は、工事単価が上がる傾向があります。一方、既存の設備を活かした居抜きオフィスを選ぶことで、大幅なコスト削減も可能です。
移転・引越しにかかる費用
荷物の運搬や廃棄処分など、実際の引越しにも費用がかかります。
- 荷物運搬費・廃棄物処分費・搬入出や養生費 など
人数や荷物量、移転距離によって大きく異なりますが、50名規模のオフィスでおよそ30〜100万円が目安です。
業者によっては土日・夜間作業の割増料金が発生するため、見積もり時に確認しておくことが大切です。
旧オフィスの退去にかかる費用
退去時には、契約に基づく原状回復工事が必要になります。
この費用は意外と高額になるケースが多く、予算に入れておくことが重要です。
- 原状回復工事費(坪あたり約3〜10万円)
- 不用品処分費・残置物撤去費・光熱費精算 など
契約書に記載された「原状回復範囲」によって工事内容が異なり、スケルトン戻しが必要な場合は数百万円規模に及ぶこともあります。退去条件は、早い段階で必ず確認しておきましょう。
必要な費用をあらかじめ整理しておくことで、「思ったより高かった」「二重コストが発生した」といったトラブルを防ぐことができます。
オフィス移転費用の総額相場
オフィス移転の費用は、規模や面積、工事内容によって大きく異なります。
以下は、人数規模別に見たおおまかな費用の目安です。
| 規模 | 面積の目安 | 費用総額の相場 | 備考 |
| 小規模(〜20名) | 20〜30坪 | 約300〜800万円 | 居抜き利用でコスト圧縮可能 |
| 中規模(〜50名) | 50〜100坪 | 約800〜2,000万円 | フル内装を想定 |
| 大規模(100名〜) | 100坪以上 | 2,000万円〜3,000万円以上 | 内装仕様・立地で大きく変動 |
坪単価で見ても、1坪あたり15〜30万円前後がひとつの目安になります。
ただし、デザイン性の高い内装や最新設備を導入する場合は、単価が上振れするケースも少なくありません。
逆に、居抜き物件やセットアップオフィスを選べば、初期費用を数百万円単位で削減することも可能です。
オフィス移転の費用を抑える方法
オフィス移転は、工夫次第で大幅なコストダウンが可能です。
ここでは代表的な4つの方法を紹介します。
居抜き・セットアップオフィスを活用する
前の入居者が使用していた内装や設備をそのまま引き継げる居抜きオフィスは、工事費を大きく節約できます。
また、初期から内装が整っているセットアップオフィスを選べば、即入居も可能。家具サブスク(例:ソーシャルインテリア)と組み合わせる企業も増えています。
フリーレント交渉で賃料負担を減らす
契約条件の交渉によって、1〜3か月分の家賃が無料(フリーレント)になる場合があります。
入居時期や契約期間の調整がカギとなるため、仲介会社と連携しながら進めましょう。
トータルで依頼できる業者を選ぶ
物件探し・内装・引越しを一括で対応できる業者を選ぶと、進行の手間や重複費用を防げます。
複数業者を個別に依頼すると、スケジュール調整のズレや追加費用が発生しやすくなるため注意が必要です。
スケジュール管理を早めに行う
オフィスの解約予告は通常6か月前が一般的です。これを逃すと旧オフィスと新オフィスの家賃が重複します。
また、回線工事や内装工事は発注が遅れると納期が伸び、結果的に余分なコストがかかる場合もあります。
オフィス移転に使える補助金・助成金
オフィス移転の費用は決して小さくありませんが、国や自治体が実施する補助金・助成金制度を上手に活用することで、経費の一部をまかなうことができます。
ここでは、特に利用しやすい代表的な制度を紹介します。
IT導入補助金
業務効率化やテレワーク推進のためのシステム導入・ネットワーク整備に活用できる補助金です。
たとえば、クラウド型勤怠管理システムやビジネスチャットツール、オンライン会議環境の整備費用などが対象になります。
オフィス移転にあわせてIT環境を刷新する企業にとって、費用を抑える有効な手段です。
詳細はこちら:https://it-shien.smrj.go.jp/
小規模事業者持続化補助金
中小企業や個人事業主が行う販路拡大や業務効率化の取り組みを支援する制度です。
オフィスの移転を通じて新しい顧客層を開拓する場合や、商談スペースの拡張などを行う場合に活用できます。
補助上限は申請枠によって異なりますが、一般的に50〜200万円程度が支給されます。
テレワーク促進助成金
在宅勤務やハイブリッドワークを導入する企業を支援する制度で、サテライトオフィス整備や通信機器導入の費用を補助します。
東京都や大阪府などの自治体独自の助成制度も多く、条件を満たせば工事費や設備費の半額程度が補助されるケースもあります。
これらの制度は年度ごとに内容が変わるため、申請を検討する際は、中小企業庁や自治体の公式サイトで最新情報を確認することが重要です。
オフィス移転を検討する際の注意点
オフィス移転は多くの工程が同時進行するため、慎重なスケジュール管理と契約内容の把握が欠かせません。
ここでは、トラブルを防ぐために押さえておきたいポイントを整理します。
スケジュールは6か月前から逆算する
オフィスの解約予告は、多くの物件で6か月前通知が必要です。
このタイミングを逃すと、旧オフィスと新オフィスの家賃が二重発生する可能性があります。
また、回線工事や内装工事は発注から完了まで時間がかかるため、遅れると開業日に間に合わないリスクも。
移転プロジェクト全体を見渡し、余裕を持ったスケジュールを組むことが重要です。
契約書の「原状回復範囲」を事前確認
退去時に行う原状回復工事は、契約内容によって範囲が大きく異なります。
「スケルトン戻し」か「一部改修」かを明確にしておかないと、想定外の数百万円単位の費用が発生することもあります。
契約時にオーナーや管理会社と詳細をすり合わせ、覚書などで工事範囲を明記しておくと安心です。
見積もり内容は「仕様・範囲・単価」を明確に比較
複数業者から見積もりを取る際は、金額だけでなく工事範囲や作業条件も確認しましょう。
「夜間・休日作業の割増」「付帯工事」「廃棄物処理」など、見落としがちな項目が後から追加費用になるケースもあります。
比較の際は、仕様書を揃えて同条件での見積もりを依頼すると、正確な判断がしやすくなります。
法令・安全面のチェックも忘れずに
内装や設備を変更する際は、消防法や建築基準法、電気容量などの法規制を確認する必要があります。
また、ビルによっては作業時間帯や騒音・粉塵対策の制限が設けられていることもあるため、工事前に必ず管理会社に確認しましょう。
社内調整と情報共有を並行して行う
レイアウトや設備の要望は、部署や担当者によって異なります。
初期段階で意見を吸い上げておくと、移転後のレイアウト変更コストや不満の発生を防げます。
また、社内で決裁者・プロジェクトマネージャー・担当者の役割を明確にしておくことで、スムーズな意思決定が可能になります。
信頼できる業者の選び方
オフィス移転は、費用規模も大きく、企業の今後の働き方や成長戦略にも関わる重要なプロジェクトです。
そのため、「安さ」だけで選ぶのではなく、実績や誠実な対応を重視することが何よりも大切です。
「安さ」より「実績と誠実さ」で選ぶ
移転費用を抑えたいあまり、見積もりの安さだけで業者を決めてしまうと、後から追加費用や施工トラブルが発生するリスクがあります。
特に、原状回復や内装工事のような専門性の高い工程では、経験豊富な業者の技術力と対応品質が最終的なコストを左右します。
プロベルでは、次の3つの基準を満たしたホンモノの企業のみを掲載しています。
- 一定以上のスキルを有している
- 第三者が確認した実績を持っている
- クライアントへの誠実な姿勢がある
これにより、表面的な価格競争ではなく、「本当に信頼できるパートナー」との出会いを実現します。
また、専任のコンサルタントや外部アンバサダー制度による人のサポートを組み合わせることで、企業同士の「本質的な相性」に基づいた商談を生み出しています。
条件整理から見積比較、最適な企業紹介までを一括でサポートします。信頼できる業者との出会いを通じて、納得のいくオフィス移転を実現しましょう。
おすすめのオフィス移転会社3選
オフィス移転を成功させるには、業者選びが最も重要なポイントです。
ここでは、実績・対応力・提案力に優れた3社を紹介します。いずれも、物件探しから内装、引越しまでをワンストップで支援できる信頼性の高い企業です。
1.株式会社ソーシャルインテリア

株式会社ソーシャルインテリアは、オフィス空間構築と家具サブスクリプション支援に強みを持つ企業です。
2016年に設立され、日本初の家具サブスクサービスから事業をスタート。現在は、オフィス構築支援、家具・家電のオンラインストア運営、業務管理クラウドの開発という3つの事業を展開しています。
同社は、国内外1,000ブランド・12万種以上の家具・家電を取り扱い、特定メーカーに依存しないマルチベンダー体制を採用。内装工事を外部化することで、第三者の立場からコストの適正化を実現しています。
設計から引越し、運用支援までを一貫して管理し、公平かつ透明性の高いプロジェクトマネジメントが評価されています。
また、家具の一括購入とサブスクを組み合わせたハイブリッドな利用モデルを提供。初期費用を抑えたい企業や、柔軟なレイアウト変更を想定する企業に最適です。
オフィスに限らず、店舗・学校など多様な空間設計にも対応しており、竣工後もPRチームやカスタマーリレーションチームによる継続的なサポートを実施。長期的な視点で顧客体験を高める姿勢が、多くの企業から信頼を集めています。
詳細はこちら:https://probel.jp/pro/p/208
▼オフィス移転・リニューアルの実績集はこちら
https://probel.jp/doc/d/1089/
2. 株式会社ビズライフエージェント

株式会社ビズライフエージェントは、東京・名古屋・大阪を中心にオフィス移転をトータルでサポートする専門企業です。東名阪で約63,000棟の物件情報を保有し、ビルオーナーとの綿密なネットワークを活かして、最新の空室・賃料情報をいち早く提供しています。
同社の最大の特徴は、オフィス移転を「ワークプレイス改革」として支援する姿勢にあります。単なる引越し支援にとどまらず、現状分析から物件選び、レイアウト設計、内装工事、オフィス家具コーディネート、セキュリティ対策、さらには引越・原状回復までをワンストップで対応。
営業担当が全工程を一元管理するため、複数業者とのやり取りにかかる手間を削減し、スムーズで安全な移転を実現しています。
また、オフィス移転の対応エリアは全国に広がっており、小規模な事務所から大規模ビルまで幅広いニーズに対応。2〜3年後を見据えた中長期的な移転計画の提案も可能です。
従業員の働きやすさと企業の成長を両立させる「理想のワークプレイス」を提案できる点が、多くの企業から信頼を集める理由です。
詳細はこちら:https://probel.jp/pro/p/183
3. 株式会社アットオフィス

株式会社アットオフィスは、1万件以上のオフィス仲介実績を誇る、挑戦する成長企業支援のプロフェッショナルです。
特に東京・神奈川エリアにおける物件情報量と情報鮮度は業界トップクラスで、自社運営の検索サイトを通じて、抜け漏れのない最適な物件提案を実現しています。
同社の大きな特徴は、オフィス仲介にとどまらず、物件選定から内装設計・施工・アフターフォローまでを一貫してサポートできる点です。
複数業者との調整にかかる手間を省き、スムーズかつ効率的な移転を支援します。
また、業界でも注目を集めるのが「居抜きオフィス仲介」。既存の内装や設備を引き継ぐことで、原状回復費や内装工事費を大幅に削減し、企業の販管費削減と成長投資の両立を実現しています。
さらに、起業家向けのインタビューメディアによるPR支援や、家賃保証サービスなど、物件以外の付加価値提供にも積極的。
オフィス移転をきっかけに、企業のブランディングや経営基盤の強化までを見据えた、総合的なサポートを行っています。
詳細はこちら:https://probel.jp/pro/p/250/
まとめ|オフィス移転の費用相場とコストを抑えるポイント
オフィス移転には、契約・内装・引越し・原状回復といった複数の工程が関わり、それぞれに費用が発生します。
相場は規模によって異なりますが、小規模で300万円前後、中規模で800万円〜2,000万円前後、大規模では3,000万円を超えるケースもあります。
費用を抑えるためには、以下のような工夫が効果的です。
- 居抜き・セットアップオフィスの活用
- フリーレント交渉による賃料負担の軽減
- ワンストップで対応できる業者の選定
- 早めのスケジュール管理で二重コストを防止
ただし、無理なコスト削減は後々のトラブルや品質低下を招く恐れがあります。
「安さ」だけでなく、実績・誠実さ・信頼性を重視し、経験豊富な業者と二人三脚で進めることが成功の鍵です。
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